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ルルーシュ君お誕生日おめでとうございます!!!!!
明日はルルーシュ君のお誕生日を祝うくじを引くために早起きする予定なんですけどルルーシュ君が毎晩0時に録り下ろしボイスでプレミアムの方のくじの告知をしてくれるので寝かせてくれません!!ありがとうございます!!
もうあれ告知っていうかルルーシュ君の一言日記みたいで、カワイイ~~~~!!!!って叫びながらベッドに潜る日々です。

以下▼から『キングスレイ卿と枢木卿が恋人ごっこする話』です。
久しぶりに会話文のみの文章を書きました……このくらいしかできず歯痒い……
その分くじとお祝いは頑張ろうと思います!!
ルルーシュ君ハッピーーーバーーースデーーー!!!!好きだーーーーーー!!!!!!





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「枢木スザク! 今日は私の誕生日だ」
「……はぁ。(誕生日の設定は変えてないんだ……)」
「当然私にプレゼントを用意しているのだろうな?」
「いえ。今初めて知りましたので、しておりません」
「では体で払って貰おうか」
「……どういう意味でしょうか」
「プレゼントの代わりに、私の望みを叶えてもらう!」
「キングスレイ卿の望み?」
「ジュリアス・キングスレイが皇帝陛下の名のもとに命じる! 枢木スザクは、今日一日私の恋人となれ!」
「お断りします」
「回答が早い!! もっと驚くなり赤くなるなり理由を問い質すなりしろ!」
「……何故突然そんなことを?」
「恋人とはどういうものか知りたくなった」
「そうですか。お断りします」
「このインペリアルセプターが目に入らないのか! お前に拒否する権利はない!」
「ナイトオブラウンズが従うのは皇帝陛下のお言葉のみ。インペリアルセプターを持つキングスレイ卿でも例外ではありません」
「……今日は私の誕生日なんだぞ」
「それが?」
「…………貴様、そんなに私の恋人になるのが嫌か?」
「お戯れに付き合うのは仕事に含まれておりませんので」
「なら、プレゼントにお前の専用機を貰ってやる」
「は?」
「ランスロットだ。あれを私のものにする」
「キングスレイ卿に扱える機体ではありません」
「部屋にでも飾っておくさ」
「いくらキングスレイ卿でもそこまでの権限は……」
「どうかな? 戦功を片手に頼めば、皇帝陛下は私の我が侭を叶えて下さるだろう」
(……皇帝陛下、結構親馬鹿なんだよな……)
「さぁ選べ枢木スザク。私の恋人になるか、それとも愛機を差し出すか!」
「……わかりました。では、三十分後の会議までの間だけなら、お相手しましょう」
「三十分だけ?」
「ご不満なら下がりますが」
「……いいだろう。譲歩してやる」
(譲歩してるのはこっちなんだけど)
「では始めるぞ。そんなところに突っ立ってないで、私の隣に座れ」
「はぁ」
「……て、」
「て?」
「手を……握る。直接だ。グローブは外せ」
(そんなのでいいんだ……)
「心の準備はいいか」
「はぁ」
「では……」ぎゅ
「……………………」
「……………………」
(なんだこれ……?)
「……やはり、武人の手は違うな……私の手よりかたい。それに、とても温かい」
「……」
「大きさも……私より少し大きいか? 背丈は同じくらいなのにな」
(本当になんなんだ……)
「……よし。次はハグだ」
「まだやるんですか」
「まだ時間はあるだろう」
「こんなことがしたかったんですか?」
「いや。会議の後にお前と街に出掛けデートとやらをすることが目的だった。だが三十分という制約がついてしまったからな」
(そっちの方がまだ良かったかな……単なる荷物持ちだろうし……でも今更後にも引けない)
「準備はいいか」
「はぁ。いつでもどうぞ」
「……い、いくぞ」
「どうぞ」
「…………」
「…………」
「…………」
「…………しないんですか?」
「い、今やろうとしていたところだ!」
「気が進まないならやめておいては?」
「き、気恥ずかしいだけだ! 少し黙れ!」
「…………」
「…………」ぎゅう
(……相変わらず、頼りない腕だなぁ)
「……っ、……」
(耳、真っ赤だ。なんか震えてるし)
「……はぁ……」
(……こんなことされると……)ぎゅっ
「えっ」
(腰も、細いな……)
「く、枢木っ!?」
(このくらいで驚いてる……恋人になれとか言っておいて……)ぐいっどさっ
「ほぁっ!? お、おいっ…! いきなり押し倒すやつがあるか……!」
(うわ。その変な驚き方……ルルーシュと一緒)
「え、ぁ、枢木? ……顔が、近……」
(キスするつもりもなかったのかな? 子供の方がまだませてるよ)
「…あ、……待っ…」
「……キングスレイ卿。時間です」
「え」
「手早くご準備を。自分は部屋の外で待機しています」
「ま、待て枢木! さっきのは……!」
「……続きをお望みであれば、来年の誕生日にでも同じご命令を」
「な……!」
(……その頃には、もう『ジュリアス・キングスレイ』はいないだろうけど)
バタンッ


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