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復活のルルーシュ興行収入十億円突破おめでとうございます!!!!
まさか十億円突破を祝した舞台挨拶を開催して下さるなんて思ってもみませんでしたが、ぴあ一般チケット戦争になんとか勝利できたので参加してきました!
上映後かつ公開から大分経っているからか、いつもより色々なお話を聞けてとても楽しかったです!
以下、▽からレポです。
※※スザルル腐女子が書いているレポです※※
※※スザルル腐女子が書いているレポです※※
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司会はいつも通りコウジロウさんでした。
福山さんは縦縞のセットアップを着ていらして、ゆかなさんは黄緑の花柄のワンピース、小清水さんは前とは別の赤い花柄のワンピースだ~と思っていたらこれについては後程触れていました。
並びの順は、コウジロウさんが司会の位置で、福山さん、ゆかなさん、小清水さん、谷口監督の順でした。
コウジロウさん「まずは自己紹介からお願いします」
福山さん「はい、ルルーシュ・ランペルージ役の福山です。今回谷口さんに呼ばれて……あっ、あっち(コウジロウさんを指しながら)の谷口さんです。谷口に挟まれてる!」
ゆかなさん「オセロだったらみんな谷口になっちゃう!」
福山さん「谷口です! 十億円突破ということであっちの谷口さんに呼ばれまして、数字にすると生々しくてどういう反応をすればいいかわかりませんが、ありがとうございます。本日は宜しくお願いします」
ゆかなさん「C.C.役の谷口です。嘘ですゆかなです。舞台挨拶を三回もできて、あ、私は二回だけなんですけど、二回も皆さんの前にこうやって立たせて頂いて、嬉しいです。ここにいられるのも、皆さんのお陰です。本当にありがとうございます。今日はよろしくお願いします」
小清水さん「紅月カレン役の谷口です。前回も赤いドレスを着ていったんですけど、 今回また舞台挨拶のお声を貰った時に、もう赤いワンピースないよーなんて言っていたら、『亜美、赤いドレスあるよー』って隣の谷口さん(ゆかなさんのこと)からプレゼントして頂きました。今日はよろしくお願いします」
谷口監督「この流れ自己紹介がネタになっちゃうでしょ。えー監督の谷口です。皆さん応援本当にありがとうございます。本日はよろしくお願いします」
コウジロウさん「改めてご紹介しますが、左から福山さん、ゆかなさん、小清水さんです。
谷口監督「大事なところだからね」
コウジロウさん「小清水さん自分の名前言ってなかったでしょ(笑)」
小清水さん「あれ、そうでしたっけ?」
福山さん「言ってなかった(笑)」
という感じで最初から笑い溢れる自己紹介でした。
谷口です、って名乗った瞬間に\ドッ/て笑いが溢れてました\(^o^)/
そしてまず最初は今日の本題。
コウジロウさん「コードギアス~復活のルルーシュ~が3月24日時点で興行収入10億円を突破しました。 監督、率直に今のお気持ちはどうですか?」
谷口監督「数字を出すと生々しいお話になっちゃいますが、正直に言いますと、コードギアスは十年前に終わった作品です。そして漫画や小説など原作があるわけでもない、オリジナル作品です。更にロボが出て来る作品なので、ファミリー向けでもキッズ向けでもないですし客層を選ぶ作品だと思います。なので、どうなるかは全くわからなかった中で、それでも目標値としてあったものを達成できたというのは、凄いことだと思います。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました」
やっぱり目標値あったのか……!! そして目標値は達成できたのか……!!
良かった……良かった……本当に良かった……そこを達成できたかできてないかで今後のことが全然違う……本当に良かった……。
つい会社員目線で見てしまう大人になってしまった\(^o^)/
コウジロウさん「福山さんはどうですか? あ、なんか今日お客さんに聞きたいことがあったんですよね?」
福山さん「あ、そうです。今日この舞台挨拶でコードギアスに初めて触れた人?」
(数人くらい挙手)
コウジロウさん「ああやっぱりいらっしゃるんですねー」
福山さん「ようこそー! じゃあ今日復活のルルーシュを初めて見たという方は?」
(さっきより少し多いくらいの挙手)
福山さん「あ、いらっしゃいますねー。僕は興行収入より、皆さんが見てくれた回数の方が大事かなと思っています。沢山見てくれた方、今回で初めてコードギアスを見た方、その積み重ねの数字なのかなと。コードギアスは色々ありましたがルルーシュの物語で言うと十年くらいやっていないわけで、そこからの新しい話をファンの方がどう思われるのかは本当にわからなかったのですが、こうして皆様に受け入れて頂けてそれが数字として出てきて、なんかもう谷口さんと同じことを言うのは嫌なんですが、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました」
ゆかなさん「もう感謝しかないです。今日はありがとう以外言えないです。皆さん何回も通って下さって、ほぼお話も覚えていて私達より詳しいんじゃないかなって思っています。こんなに見て下さってありがとうございます」
コウジロウさん「小清水さん、トリですが」
小清水さん「何でここでトリ?(笑) 十億って聞いて、宝くじみたいだなーって思いました。ぶっちゃけピンと来てません。でも、リアルタイム時代十代だった私が、時を超えてもう三十代になりました。当時のファンの方とは、一緒に年を重ねてきたんだなーと思います。そういう意味でも、もう友達?みたいに思っています」
いやほんともうマジで一緒に年を重ねてきてるんですよね……\(^o^)/
当たり前のことなんだけどなんか勝手に声優さんは年をとらない風に見てしまっているから、声優さん側からそう言われると、え、マジですか??って度々なってしまう\(^o^)/
続いては、復活のキャラクターの関係性の話に。
コウジロウさん「復活はR2の後の話なので、反逆の頃とは色々関係性が変わっています。そこら辺の違いについてもお話うかがっていきたいと思います。福山さん、どうでしたか?」
福山さん「復活が発表されたのってキセキのアニバーサリーの壇上でだったので、その時にも言ったんですけど、どのツラ下げてナナリーに会えばいいんだと。実際復活したら、皆にどのツラ下げてって感じだったんですけど。でも、反逆では少年の等身大の感情をどこか偽っていたんですけど、復活では気まずいだとか自分を遠ざけるだとか、意外と素直な人間性を見せていて、プレーンな状態のルルーシュを演じられたのかなと思います」
コウジロウさん「監督、プレーンなルルーシュというのは意識していたんでしょうか?」
谷口監督「復活ではかなりそういうシーンを入れたつもりです。例えば、カレンが復活したルルーシュに抱き着くシーン。あそこは、実はルルーシュ君はすごく動揺していたんですが、咲世子が話し掛けてくれたから助かった、とばかりに咲世子と話し始めたんです」
なななななんやてーーーー!?!?可愛いかよ……私あのシーン、えっもっとカレンにレスしてあげて!?って思ったら動揺してた\(^o^)/可愛いかよ!!
まあカレンには殴られても仕方ないと思ってたやろから抱き着かれて泣かれたらびっくりもするか!!
動揺してる割に「あんたなんか変わった?」って言われて滅茶苦茶普通に「ん?どうかな」みたいな反応できるルルーシュ君イケメンが過ぎる 好き
(でも動揺を隠してるんだからカッコつけのペルソナを被っていたのでは…???『素』や『プレーン』という言葉の定義から始めたい文系オタク)
(でも今福山さんが例に挙げられたプレーンさって360度タコ殴りシーン(気まずい)と星空のシーン(遠ざける)では……?????? スザクの前のルルーシュ君がプレーンってことでいいですか???????)
(でも今福山さんが例に挙げられたプレーンさって360度タコ殴りシーン(気まずい)と星空のシーン(遠ざける)では……?????? スザクの前のルルーシュ君がプレーンってことでいいですか???????)
コウジロウさん「やっぱりそこら辺はテレビシリーズとは違った部分ですか?」
谷口監督「違うというより隠れてた部分でしょうね。ナナリーのことを背負っていたし、C.C.のことも警戒していたのであまり出せなかった。テレビシリーズだとそういうカットすら作らなかったので」
福山さん「それでいくとC.C.はもう大分変りましたよね」
ゆかなさん「(福山さんに向かって)言っていい? 言っていい? この人ね、三部作の劇場版の脚本を読んで、すっごい悪い顔で『割食いましたね』って言ったんですよ」
\ドッ/
福山さん「(笑) いや、三部作で大分描き方が変わったじゃないですか? で、ルルーシュは主軸に置いて貰っているからそんなに大きくはブレないんですけど、C.C.は変わった部分を受け止めなきゃいけなかったので、僕なりの表現でそう言いました。 そこが復活につながる部分でもあったと思うんですけど、ストーリーは同じなのに新たな面を見せなきゃいけないんで、割食ったねって」
ゆかなさん「私は、『うん、まあね』って言いました。でも、先に繋がる部分なので、誰にも言えないねって二人で話してたんですけど、このタイミングなので言いました」
コウジロウさん「監督、この辺りはどうでしょう?」
谷口監督「復活のC.C.に関しては、ピザを食べさせるかどうかというところで凄く悩みました。C.C.にとってのピザっていうのは自由奔放さや我が侭を表現するためのものなので、今回のC.C.にそれはちょっと入れられないなあーと。入れられるとすると、エンディングロールが終わった後で、ルルーシュとC.C.が二人でずっとピザを食べ続ける、くらいだろうなーと思ったんですけど、最後の最後でそれを持ってくるのも怒られるかと思ってやめました」
福山さん「確かにテレビシリーズの時は人のカードでピザ食ったりミョーンってチーズ伸ばしたり散々でしたもんね」
なんかもうなんか、こんだけ変わりましたよって言われたら、もうそっか! そっか変わったんですね! としか言いようがないというか。
逆にテレビシリーズからずっとああでしたよって言われるよりとても良かったというか、自分の中のイメージと違和感あってもしゃーなしだなって思えて、ここら辺のお話聞けてすごく良かったです。
虚ろのルルーシュ君とのご飯のシーンでナンがあったのに気付いた時、ナンまでいったならピザ食べようよ!!!!!あとピザソースつけてチーズ乗っけて焼くだけ!!!って思ってたんですけど、それがいつものC.C.さんじゃないことを表現してるなら納得だなと思いました。
ゆかなさん「やっぱり復活では関係性も違いましたからね」
福山さん「甲斐甲斐しかったですもんねー」
ゆかなさん「復活ではルルーシュ君が素だったので、素の人には素であたるんだと思います。テレビシリーズのルルーシュはペルソナ君だったけど、今回はあまりに素だったから、C.C.の前で。C.C.発信では素は出せないかなーと。あってますか、監督?」
谷口監督「あってます。ていうか、このタイミングで違いますとも言えないです(笑)」
福山さん「復活した瞬間とか、文字情報のモノローグにしたら一冊分の本になりますよね。俺の完璧な作戦が、とか醜態を晒した、とか(笑)」
ルルーシュ君の文字情報モノローグ新刊下さい!!!!!!
あと、ここら辺の『醜態晒した』辺りの発言で、あれ、復活した後のルルーシュって虚ろの頃の記憶全部あるのかな?と感じたんですが、ここら辺メモが曖昧で、他に何か決定的なこと言ってたら是非とも教えて頂きたいです!!
コウジロウさん「カレンは、R2ではルルーシュと喧嘩別れした形になりましたがどうですか? 小清水さん?」
小清水さん「あっはい! えーっと、ピザのシーン、ワンチャンあるとしたらカレンとの別れのシーンかなーとか考えてました」
\ドッ/
小清水さん「モコチーの代わりにはい、ピザ好きでしょって」
谷口監督「あーそこもあったか」
ゆかなさん「え、消え物? しかもピザ冷めちゃうし、食べながら行くことになっちゃう」
福山さん「しかもジルクスタンの小麦あまりよくなさそう」
ゆかなさん「全粒粉みたいな。歩きながら食べたら手も油でベタベタになっちゃう(笑)」
小清水さん「じゃあ食べさせてあげようか? あーんって(小清水さんがゆかなさんにピザ食べさせるフリ)」
\ドドドッ/
小清水さん「で、何の話でしたっけ?(コウジロウさんに向かって)」
コウジロウさん「そろそろフォトセッションの時間なのでもういいでーす」
という流れでフォトセッションに入ったのですが、立ち位置移動している間も「いつも話してる感じで話しちゃいましたねー」「いつも他の展開控えてたから全オープンで話せるのって初めてですよねー」とか和やかにお話ししてました。
フォトセッションも終わり、立ち位置も戻った辺りで台本をしきりに確認してるコウジロウさん。
なんかいつもと違うな?と思ったら……
コウジロウさん「今日来れなかったスザク役の櫻井孝宏さんから、お手紙を預かっているので読ませて頂きます。
『興行収入十億円突破ということで、皆さん、本当に応援ありがとうございます。これだけのヒットとなれば、次の展開をもう考えているでしょ? 谷口さん! 福山君、ゆかなさん、小清水さん、特に言うことはありませんが、長い付き合いになってますね。これからもよろしく。いつになるかはわかりませんが、またこのプロジェクトが動く日は来るでしょう。そしてそれを始動させたのは他でもない皆さんです。本当にありがとうございます。いつか、飲みながら喋るみたいな、ゆるいイベントとかやりたいですね。以上、感謝のギアスでした』
(清々しい顔で)いやー新しいイベントの企画まで出して頂いて……」
福山さん「緊張から解き放たれてんじゃねえよ!」(今日一のキレのあるツッコミ)
\ドドドドドドッ/(今日一の大うけ)
コウジロウさん「これだけの面々を前に櫻井さんの手紙の代読なんて緊張しないわけないでしょ! もう今日これのためにどんだけ緊張してたか!」
これだけの声優さんがいる中で声優さんの手紙を代読させられる会社員コウジロウさん\(^o^)/
そして今日一のキレのあるツッコミを受けて笑いにまで繋げるコウジロウさん本当にボーナスを沢山上げて欲しい!!\(^o^)/
櫻井さんご提案の飲みながら喋るトークイベント行きたーーーい!!!すっごい行きたい!!
どうか宜しくご検討のほどお願いいたします!!
こんな流れで、最後に一言ずつという流れになりました。
谷口監督「普段喋ってる感じのゆるい話になりました。ゆかなさんも言っていましたが、ありがとうございますとしか言えないです。人間これだけの気持ちが重なると言葉しか出ないんだなと思いました。本当に、ありがとうございました」
小清水さん「カレンは、過去のテレビシリーズでは色々あって、自分で決めた道だけど、それはお兄ちゃんの代わりの人生だったり、お母さんのための人生だったりしたのかなと思っていて、復活では自分で選んだ道を歩んでいくんだな、と一つの自立を感じました。これまでコードギアスに色々学ばせて頂いたので、この先の声優人生にも活かしていきたいと思います。ありがとうございました」
ゆかなさん「皆さん、本当に、ありがとうございます。実は、私は人前に出るのって本当に緊張する性質なんですけど、今日は嬉しい、ありがとうという気持ち自分の個人の気持ちより勝っていました。これからどれだけ続くかはわからないですけど、この先も見てみたいと思っています。ありがとうございました」
福山さん「実は、僕は、人前に立つのは緊張しない性質でして……」
\ドッ/
福山さん「テレビシリーズから始まって、皆さんにどういう風に受け入れられるんだろうと思うことの連続でした。ルルーシュは明日のために明日のためにってずっと言っているけれど、明日や未来はどうなるかわかりません。でも谷口さんが時折鬼になって僕らを引っ張って覚悟をもって新しいものを作っていきました。ゼロレクイエムの中で明日明日と言っていましたが、復活は本当に僕らの、そして皆さんの明日になったなと思います。そしてこれからは、また新たな明日を求めていきたいなと思います。本日はありがとうございました」
という感じで舞台挨拶は終了し、ゲストの方々は降壇していかれました。
そして恒例の、一人になったコウジロウさんの最後の一言。
コウジロウさん「後程オフィシャルレポートも上げますが、是非ツイッターやレポ等アップして貰えればと思います。現在、劇場版三部作の原画集が予約受付中です。これが好評だったら復活の原画集も考えています! またイベントもやりたいと思っていますので、今後とも応援よろしくお願いします!!」
一冊予約済みだけど追い原画集しよっかなーーー!!!!
復活の原画集本当に本当に欲しいですどうか宜しくお願いしますどうか!!
直接聞けて良かったと思う話題ばかりで、参加できて本当に良かったです!
いつもよりややリラックスしたゲストの方々のお話が聞けたのも、とても貴重だったなあと思います。
二月から途切れることのなかったコードギアスの公式関連の予定がなくなってしまって寂しいので、是非違うイベントも宜しくお願いします!
復活の生コメ聞きたいなーーーー!!(大声)
以下、蛇足です。
私、ルルーシュとシュナイゼルのやり取りの「明日は今日より悪くなるかもしれない」「いいや良くなる」っていうやりとりがとっても好きで、割とあのやり取りを心に刻んで生きてきたんですよね。
(だから今日、福山さんが話題に上げてくれて嬉しかったです\(^o^)/)
(だから今日、福山さんが話題に上げてくれて嬉しかったです\(^o^)/)
私が落ち込んで「今日こんなに最悪だったんだから明日はもっと悪いかもしれない……」ってネガティブ思考になると、脳内でルルーシュ君がすかさず「いいや良くなる」って力強くきっぱり言ってくれるんですよ。
そうだよな良くなるよな……ルルーシュ君が言ってるもんな……なんて思って踏ん張った時もあれば、人生の大事な選択をする時にこの台詞のお陰で一歩踏み出す決断をできたこともありました。
この台詞に限らず、今まで十年以上、ギアスに支えられて生きてきたので、やっぱり、これからもずっとコードギアスを応援していきたいし、新しい明日を求めていきたいなと思っています。
この台詞に限らず、今まで十年以上、ギアスに支えられて生きてきたので、やっぱり、これからもずっとコードギアスを応援していきたいし、新しい明日を求めていきたいなと思っています。
そんなわけで、色々あってご心配をおかけしたこともあったかと思いますが、今後ともどうか宜しくお願いします。
復活のルルーシュスタッフトークショーに行ってきました!!
この年度末の平日十八時半から開演でもね、神々が降臨されると聞いて全力で方々に頭を下げて参加しました。
本当に楽しかったし幸せな空間でした……!!
以下、レポです!
時間が経っていていつも以上に記憶に自信がないので、雰囲気だけでも感じ取って貰えると嬉しいです。
復活上映終了後、すっと出て来る司会のコウジロウさん。
コウジロウさん「皆さんこんばんはー」
\こんばんはー!/
コウジロウさん「私が今ニヤニヤしてるのは理由があって、実は木村さんがちょっと遅れてるんですけど、後で理由を説明しますね。とりあえず場を繋ぎます。皆さん結構慣れてると思うんでいつものやつです、今ツイッター駄目ですとか録音禁止とか。でも終わったらいっぱい呟いて下さい。あっ、OK出たみたいです。」
と言った感じで一瞬だけコウジロウさんの独壇場がありつつも、今回のゲストの木村さん、千羽さん、中田さんがご登壇。
まずは一言ずつ簡単な挨拶があって、トークショーが始まりました。
コウジロウさん「今日初めて見たって人?」
(私の見た限りでは前の方に一人くらい?)
コウジロウさん「あっ、ありがとうございます。どうでした? あっ丸貰いました! じゃあ七回以上見てる人?」
滅茶苦茶挙手率高いwww
勿論、私も挙げました。
コウジロウさん「めっちゃいる、うわっこえええ」
木村さん「来場者特典とかある内は来て貰えるかなって思ってたけど、そんなに……。すごいいい数字が出てるんだよね?」
コウジロウさん「詳しい数字は言えないんですけど、またどこかで発表しますね。でも大ヒットですよ」
木村さん「想定外だよね。まさかこんなに見て貰えるなんて……」
いい数字気になるーー!!!何のどんな数字が出たんや……!!
と思っていたら今日、興行収入十億円突破とのツイートが出ましたね!!わあああああああこれやったんやー!!
おめでとうございます!!おめでとうございます!!
と思っていたら今日、興行収入十億円突破とのツイートが出ましたね!!わあああああああこれやったんやー!!
おめでとうございます!!おめでとうございます!!
制作側からすると本当にここまでのヒットは想定外なんだなということがひしひしと伝わってくるやりとりでした。
コウジロウさん「ここで、知らない方もいると思うんで、皆さんの復活のルルーシュでの役割をお願いします」
木村さん「私はクランプさんから頂いたジルクスタン側の面々と、ルルーシュ達の新しい衣装などのデザインと、あと一部のシーンの総作監です」
千羽さん「デザインは基本的に木村さんなので、モブのデザインなどをしました。あとパートで総作監や作監。村で後から来た人達が着てる服なんかは私のデザインで、あと木村さんのラフをブラッシュアップしたりしました」
中田さん「僕はナイトメアフレームのデザインですね。テレビシリーズや亡国ではあきまんさんの原案があったんですが、今回はノー原案で一からのデザインです」
コウジロウさん「いつ頃から発注されてました?」
中田さん「僕今日ちょっと紙持ってきたんですよね、ちょっと見ていいですか? 2016年9月29日って書いてある」
コウジロウさん「あっそれ僕が書いた発注書ですね。大体のイメージで書いたやつ」
木村さん「キセキのアニバーサリーのPVと同じくらい?」
コウジロウさん「あれのもうちょっと前ですね。あの仮面が波に呑まれてるやつ。復活本編では全然出なかったですけど」
\ドッ/
コウジロウさん「正にプロモーションビデオですよねあれ」
木村さん「あれ、みかん畑で暴れるスザクとかあったよね」
コウジロウさん「あったー!何故かラウンズ服でね」
千羽さん「あれ、描く人が勝手に描いたくらいのこと言われましたけどコンテありましたからね!」
コウジロウさん「シナリオ自体はあの時点で結構あったんで、あれ?これ……そうなの?ってなりませんでした?」
中田さん「まああそこで出る衣装でっち上げですしね」
コウジロウさん「もうちょっといい言葉ありませんでした?」
\ドッ/
中田さん「コーネリアが着てる服とか、木村さんが描かなくていいのかな?って話してましたよね」
千羽さん「あーその話しちゃう?」
もうこういう話、延々と二時間くらい聞いていたいwww
ほんとみかん畑で暴れるスザクほんともうマジほんとに見たかったーーーっっっ!!!
コウジロウさん「復活のシナリオを読んだ時の、最初のイメージってどうでした?」
木村さん「とうとうここに手をつけるのかと思いました。アキトの頃に劇場版をやるとは聞いていたものの、やっぱり続きとなるとここを描くしかないんだなと」
千羽さん「私がどう思うかっていうよりは、当時テレビを見たファンの人達はどう思うんだろう?って思いました。私はキセキのアニバーサリーの会場にいたのですが、発表される内容は知ってたのにドキドキしてたんです。そしたら谷口さんと大河内さんが真ん中からせり上がってきて」
\ドドドドッ/
コウジロウさん「あのシーン、円盤になってるから僕よく見るんですよね。心が疲れた時に。あれ見ると頑張ろうって思えるんです」
\ドッ/
千羽さん「話を戻すんですけど、発表があった時に後ろの女の子が泣いてたんですよね。『もうルルーシュに会えないと思ってた』って。それを聞いてなんか、嬉しいと同時にすっごくプレッシャーを感じて、頑張らないとと思いました」
中田さん「大体千羽さんに言われてしまったんですけど……僕も千羽さんと一緒にあの場にいたので、これはちょっとただ事じゃないなと思いました」
コウジロウさん「あとはこんだけの数のナイトメアフレーム描くんだって思ったでしょ?」
中田さん「それも思った(笑) 監督、嘘つきじゃないですか。R2の時も今回はそんなに出ないよって言ってたのに滅茶苦茶描きましたからね。復活も、最初のシーン、真母衣波じゃなくてヴィンセントだったし。なんだっけ、ヴィンセント・セレモニー?」
コウジロウさん「ヴィンセント・セレモニア」
中田さん「そうそう、最初のシーンもヴィンセント・セレモニアで戦う予定だったんだけど、やっぱりゼロを象徴する機体だから蜃気楼型の方がいいでしょってことになったんですよね。で、蜃気楼みたいな機体でスザクの動きしたら面白くね?って話になって、作打ちでここでくるくるキックやらせて下さいって無理くり言って、その時の原画は中谷さんだったんで、えーーとか言われながらあのシーンができたんですよ」
あのシーン、最初はヴィンセントだったのかー!!
え??もしかしたら皇帝編漫画の槍術もできちゃうスザク君が動画で見られた可能性があった……???
ウッでも真母衣波でサンドボードもなしに敵ガンガンやっつけてくスザク君も超絶カッコよかったから……っっあれでええんや……!!!(でも皇帝編アニメ化も諦めてないんで宜しくお願いします)
ていうか儀式用のKMFでも自分の動きさせられちゃうスザク君なwww
コウジロウさん「ちなみにシャムナの前垂れがシースルーなのは木村さんの趣味ですか?」
木村さん「ええ、皆さんお察しの通り私です」
コウジロウさん「僕、前の舞台挨拶の時に福山さんと櫻井さんに質問受けてて、まだ答えてないんですけど、シャムナって下着つけてるんですか?」
木村さん「ああ……ジルクスタンは下着をつけない文化らしいですよ」
千羽さん「誰に聞いたんですか!?それ」
木村さん「今降りてきました」
\ドッ/
木村さん「逆に下着見える方が嫌じゃないですか?」
中田さん「確かに、神秘さがなくなりますね」
ジルクスタンは下着つけない文化だったーーー\(^o^)/
あっだから囚われたナナリーもノー下着だったのかーーーー!!
えっ????じゃあ囚人服のルルーシュ君達はまさか…………???
郷に入っては郷に従えということわざもあるしまさか……???
などとざわざわしていたら、いつもの「もっとお話ししたいのですがー」の時間に。
えっ嘘、早くない!?!?!と思っていると…………
コウジロウさん「ここで、今日木村さんが遅れた理由をお話します。皆さん、この五週目特典のコースター、覚えてます?今日はこれに、お一人ずつサインとイラストを描いて貰いました」
\エェェエエエエーーーーッ/
コウジロウさん「千羽さんと中田さんは先に到着されていて、木村さんはインタビューがあったんで後から入られたんですね。そしたらお二人がサインと一緒にイラストを描いて下さっていたという……。サインだけでって言ったんですけど」
木村さん「いやいやそこは、描かないわけにはいかないので」
コウジロウさん「そうそう、千羽さんのやつには一枚当たりがあって、描く向きが逆なんです」
千羽さん「本当にごめんなさい!!!」
コウジロウさん「笑 それぞれ四枚あります。じゃあまずは中田さん、描いてくれたのはナイトメアフレームですよね」
中田さん「はい、全部違う種類で、ランスロット、紅蓮と真母衣波と……」
コウジロウさん「千羽さんは誰を描いて下さったんでしたっけ」
千羽さん「四枚ともルルーシュです」
コウジロウさん「木村さんは?」
木村さん「俺は三枚ルルーシュで一枚スザクです。スザクを最初に描いたんですけど、うわっ難しいって思って……。あとの三枚はルルーシュにしました」
中田さん「わかります!僕もランスロット描いてて難しいなって思いました」
という感じで突然の描き下ろしコースター抽選会が始まりました。
ヒェェエエエもう、ヒェエエエ、自分のアルファベットが読まれるだけでビクゥッてしました!!
まあ全然当たらなかったんですけど、このヒェエエエ感とドキドキ感とサプライズを味わえて本当に楽しかったです……!!!!!
あと、映画の座席番号が呼ばれる感じだったので、アルファベットを言う度にコウジロウさんが「N!ナナリーのN!」とか頑張ってコードギアスに関わるアルファベット考えていて、ほんとどこまでもエンターテイナーだなーーーーと思いました!!
そんなこんなで、最後の挨拶となりました。
中田さん「これだけのファンに応援して貰えて、復活は次の十年にいい滑り出しになれたのかなと思いました。ルルーシュの物語は一度締められたのかもしれませんが、また違うコードギアスでお会いできると嬉しいです。ありがとうございました。これからもコードギアスを宜しくお願い致します」
千羽さん「十年前にコードギアスが終わってしまって、ルルーシュが死んでしまって、お客さん達にはそのシーン泣いて頂いて、あ、あのシーン作ってる人も泣いちゃうんですけど、その人達に今回の復活はどう届いたのかなと思ったりしました。ファンの方々から頂いたお手紙はスタジオに貼ってあったりするんですけど、いつもすごく元気を頂いてます。皆さんとルルーシュのお陰で幸せです。ありがとうございました」
木村さん「自分の仕事に対してこんなことを言うのはよくないかもしれないんですけど、もう半分ファンなんですよね、この作品の。だからまだまだ見たいし、彼等の人生に関わっていきたいなと思っています。ありがとうございました。これからも宜しくお願いします」
もうなんか、この最後のお言葉で泣きそうになってしまいました……!!ううっ(´;ω;`)
神々は盛大な拍手の中で壇上を降り、最後出口で深々と礼をして去って行かれました……。
そして最後にコウジロウさんから一言。
コウジロウさん「最後に、谷口さんに言って欲しいと言われたことがあります。頂いた感想やお手紙は、全て読んでいますし、スタッフも見れるようにしています。なので、是非、じゃんじゃん送って頂けると嬉しいです。サンライズのメールフォームからも送れるので。これで上映会終わらないんで、また宜しくお願いします!」
って言った二日後に興行収入十億円突破御礼舞台挨拶が決まるなんてなーーー!?!?!?
次は生コメかなー!?なんて能天気なことを思っていたらまさかの……!!
チケット戦争滅茶苦茶頑張らねば……!!最近インタビューとかを読んでいるとこう、蛍の光が流れ始めているというか、前のお台場の時もそうでしたけど、卒業感がビシビシ漂っている気がしていたのですが、とても大好きなアニメーターさん達がこれからのコードギアスを語ってくれてすっごく嬉しかったし救われたような気持ちになりました。
本当に楽しくて幸せなひと時でした。企画して下さってありがとうございました!!
御礼舞台挨拶も是非ともどうにか参加したいです。
まずはチケット戦争に勝利して、無事参加できたらまたレポ書きたいと思います!
ここまで読んで下さってありがとうございました。
皇道オーディオコメンタリー上映に行ってきました!
これで生コメ系は三道全部参加させて貰ったと思うのですが、今回コメンタリー初参加の富川さんというテレビシリーズ当時に制作デスクをやっていた方がいらしていたので、今まで聞けていなかった話を沢山聞けて、すっっごく楽しかったです!
約二時間半のコメンタリーなのでやや掻い摘んでのレポになりますが、本当に楽しかったので雰囲気だけでもお裾分けできればと思います。
以下コメンタリーのレポです。
登壇者はコウジロウさんと富川さんのお二人でした!
コウジロウさんは「先週も舞台挨拶に行ってめっちゃ噛んでしまったんですけどあの時寝れてなかったんですよねー」と最初から先週の反省に入ってました。
コウジロウさん……寝てくれ……!!イノチダイジニ……!!!
富川さんは前述の通りリアタイ当時、無印の24、25話くらいから制作デスクとしてコードギアスに参加されていて、亡国のアキトまではやっていたものの三道、復活はあまり関わっておられないとのこと。
というので、十二年前の、裏の裏の話がメインの話題になったようです。
とは言え劇場では皇道の映像が流れているので、そのシーンに沿った話題も。
まずは冒頭の、「コードギアス~反逆のルルーシュ~Ⅲ皇道」という手書きのタイトルについて。
コウジロウさん「この手書きのタイトル、テレビシリーズの頃からずっと同じ人が書いてるんですよ。その人は三道には関わってないんですけど、このタイトルのためだけに呼ばれて三枚描かされてました。田畑さんっていう人なんですけど、他の人にはエロたんって呼ばれていて、あの木村さんに股を閉じさせて下さいって言わせた凄い人です」
こんな感じでたまに画面にも触れつつ、基本は十二年前の話に。
コウジロウさん「十二年前十二年前って言ってますけど、僕らコードギアスの初っ端は関わってないんですよね。コードギアスって最初からピンチで、もう大分ピンチの中で僕らが呼ばれたって感じで。富川さんの方が僕より後だったんでしたっけ?」
富川さん「そうですね、当時はケロロ軍曹やってました」
コウジロウさん「僕はZガンダムのリーンの翼やってました。社長に呼ばれていけーって言われたんですよね。2006年の11月頃です」
富川さん「僕は無印の23話終わった頃だったかな」
コウジロウさん「僕は13話くらいですね。当時セブンイレブンの跡地で、三段のカラーボックスをこれがデスクだからって渡されて、設定資料まとめるところからやって。その後、松屋の本社が移転するとかでビルが空くから、そっちに移れるんだーと思ったらまさかのビルじゃなくて倉庫でしたよね」
富川さん「ネズミとか出たよね」
なんて話辺りで、画面が土の味のシーンに。
コウジロウさん「あ、ここは触れときましょうか。土の味ねー、皆さん何回見ました?」
\ドッ/
富川さん「ていうか土の味、再現されてましたよね、展示で。ファンの方々が本当に土の味やってるの見ました」
ルルーシュ展の話ですね!富川さんもいらしてたのか~!!
コウジロウさん「あれ、すごい大変だったんですよ。業者さんが『この玉砂利は玉砂利の絵のシートを貼るだけでいいですよね?』って言ったんですけど、『いやすいません、ここは本物の玉砂利敷いて下さい』ってお願いして。しかもなんか、玉砂利が段々減っていくんですよね。皆さんもしかして持って帰りました? 何か『段々減ってるんです』って業者さんに言われて、僕『すいません足して下さい』って言いましたからね」
富川さん「僕も記念に持って帰ればよかった」
コウジロウさん「いやただの玉砂利ですからね、持って帰ってもしょうがないでしょ」
富川さん「いやルルーシュの汗とかついてたかもしれないし」
コウジロウさん「笑 ここの話は制作当時も大変で、なんか谷口さんがいきなり『どうしよう!』って入ってきて、『ルルーシュの顔がついてるところが土じゃなくて玉砂利なんだ!』って上がってきた原稿見て慌てていて。でも描き直して貰う時間はないし、タイトル『玉砂利の味』にする?って話にもなったんですけど、玉砂利って土より美味しそうな感じじゃないですか。しかも当時アニメ誌でタイトルがもう先に出てたから変更なんてできないし」
マジで土の味で良かったwwwwwww玉砂利の味とかギャグじゃねえかwww
玉砂利チョコとか商品化されてしまうところだったでしょうがwww
変わらなくて良かったです\(^o^)/
変わらなくて良かったです\(^o^)/
そして画面はルルーシュ君がスザクに高い角度で謝ってるシーンに。
コウジロウさん「頭の位置高いですねー。でも谷口監督曰くルルーシュはこれで最大限謝ってるんですって。プライド高いから……」
(スザクに頭を踏みつけられる瞬間のシーン)
コウジロウさん「あっプライドがへし折られた瞬間ですね」
\ドッ/
\ドッ/
富川さん「作画さん達、ここのシーンポーズを再現して描かれてましたねー」
コウジロウさん「このシーン、ゲームで再現するために何回も見直したんですけど、ほんと凄いですよね。こんなん普通誰かが止めるでしょ」
富川さん「いやこの話はギアススタッフだから出来る話しですよね」
コウジロウさん「ルルーシュはここから持ってたものを一個一個失っていくんですよね。まあシャーリーはテレビ版だけですけど」
富川さん「ルルーシュは悪い奴っていうイメージが強いですけど、可哀想な奴でもありますよね」
(手をとろうとした二人の間に銃弾が撃ち込まれるシーン)
コウジロウさん「これスザクの手に当たりそうですよね。誰が撃ったんか知らないですけど」
富川さん「そう言えば、興道始まる前に作画さん達で枢木神社に似た神社に行ったんですよね」
コウジロウさん「そうそう、興道の冒頭を描く時に必要で。枢木神社って鳥居二つあるんですよ。っていうのも、僕が入る前にテレビシリーズでワンカットだけ枢木神社の描写あって、そこで既に鳥居が描かれてたんで、そっから僕の枢木神社を作る旅が始まったんですよね」
コウジロウさんあっての枢木神社だったのか\(^o^)/
設定制作って大変なお仕事だな……途中から入ると特に……。
ここで、富川さんのお仕事のお話をもう少し詳しく掘り下げる流れに。
富川さん「入ったのは24、25話なんですけど、その頃はまだ僕の前任者がいたので、最初に関わったのはゲームでしたね。LOST COLORSっていう、R2の前に発売されたやつ。その後から亡国のアキトまでやってました」
コウジロウさん「富川さんは当時は制作デスクというお仕事で、上司は河口プロデューサーでしたよね。その下に制作進行の人達がいて」
富川さん「そうです。コードギアスは、当時の社長にとことんやれって言われていて、まずはクオリティ。次に、放送局さんも関わってくるスケジュール。最後に予算だったので、僕はクオリティとスケジュールのことだけして、もう予算のことは全部河口さんに謝って貰えばいいかーって思ってましたね」
コウジロウさん「僕は設定デスクという役割で、主に谷口監督のマネジメントをしてましたね。ここでフレイヤの発射装置作ってくれ、とかKMFの腕が吹っ飛んだ時の中の部分を作ってくれ、とか言われていました」
富川さん「制作デスクはあるけど、設定デスクってあんまり聞かないですよね」
コウジロウさん「色々設定ありましたからね。電磁バリアはビームは弾くけど実弾は弱いとか、ギアスの効果のこととか」
富川さん「コードギアスはとにかく作画に指示書が多かったですよね。作画注意事項も分厚くて」
コウジロウさん「こうやって見てると十二年前の辛かったところと楽しかったところを思い出しますね」
(いつの間にか画面は第二次東京決戦のKMF戦に)
コウジロウさん「富川さん、作監さんや演出さんに依頼するときにKMFが出て来る回だとやっぱり大変ですか?」
富川さん「どの話数にどのスタッフを回すかは苦労しますね。この辺りの18話と20話は一番苦労しました」
(政庁でナナリーが輸送機に乗るシーン)
コウジロウさん「ここ、ナナリーが死んだように見せないといけないんで、わからないように二機目がおいてあるんですよね。ルルーシュも騙されてるけど視聴者も騙さなきゃいけないんで」
富川さん「そう言えば当時、滅茶苦茶ネタバレされてましたよね?」
(画面がブラッドリー卿VSルルーシュ戦に。ルルーシュ君が親衛隊に捕まったとこ)
コウジロウさん「あ、ちょっとここ挟みます、女ばっかりのヴァルキュリア隊から男ばっかりのエイブラハム隊に変わってるんですよね。谷口監督に『何で変えたんですか?』って聞いたら『キューエルに決着をつけないといけない』って言ってました。マリィーカ無事で良かったですよね」
あそこ、いっつも何隊って言ってるのかちゃんと聞き取れなかったんだけど、エイブラハム隊って言ってたのか!!
そしてやっぱりキューエルの死に場所のための変更だったんだな~。
コウジロウさん「で、ネタバレの話でしたっけ。あの頃は2chで滅茶苦茶ネタバレ書かれてましたよね」
富川さん「そうそう。R2の頃は、日本だけじゃなくて海外スタッフも入って来てたからアジア関係で情報漏れてたみたいですよね」
コウジロウさん「僕、ネタバレしてる人を特定しようと思って、ここで扇が死ぬとか別々の嘘のネタバレを流したりしてたんですよ。で、それが本当に2chに書かれて、犯人わかったんですよね。そういうことしてたお陰か、復活は全然ネタバレなくて良かったです。まあ僕も色々学んで、資料を外に渡さなくなったっていうのもあるかもですけど」
コウジロウさんクレバーーーー!!!
ノーマンかな!?!?!?(ノーマンを知らない人はジャンプコミックスの『約束のネバーランド』を読もう!)
いやなんかもう、設定デスクってそこまでする人なの……?多分違うよな……コウジロウさんが個人的にネタバレ野郎犯人捕まえたるって気持ちでやったんだよな……。
コードギアスへの思い入れに感嘆したエピソードでした……。
そして画面は聖天八極式大活躍のシーンに。
コウジロウさん「聖天八極式見て思い出したんですけど、R2のオレンジレンジよくあの状況で映像作りましたね」
富川さん「ああ、あれね」
コウジロウさん「無印は基本既存絵の組み合わせのオープニングだったんですよね」
富川さん「本編のカットも結構ありましたっけ」
コウジロウさん「ありました。でもR2は夕方枠になったから、谷口監督が全部新規カットにこだわったんですよね」
富川さん「ルルーシュが馬乗ってるところ苦労してましたね~。皆で牧場まで行って馬乗ったんですけど、やっぱりあのスピードでは乗れないですから。当時馬描ける人少なくて。R2の2クール目のオープニングは別のスタジオに手伝って貰ったんですよね」
コウジロウさん「結構、空いてるスタジオが忙しいスタジオ手伝うことあるんですよ」
富川さん「R2が始まる時、最初の予定より後になったんですよね。僕らは助かりましたけど……。24、25話って先行上映やったじゃないですか。あの時僕も行ったんですけど、お客さんからえ~~~~~~!!って声が上がったのが面白かったです。あれがあったからR2頑張ろうって思いましたね」
コウジロウさん「お客さんからしたらあんなところで終わるなよって感じだと思いますけどね笑 でも、R2で一回リセットされたのは良かったですよね。元々のブルーレイにつけてた幻の26話だと、完全に24、25話のテンションで描いちゃうから力入り過ぎちゃって途中で力尽きてたかもしれないですし」
富川さん「R2の一話でも怖い表情のルルーシュが原画で上がってきてましたよ。やっぱりなかなか戻せないみたいで、作監さん達が修正してくれてました」
コウジロウさん「一期と二期の一話で全然違いますもんね。ルルーシュもだけどスザクも別人」
(画面はルルーシュがロロに携帯投げつけるシーンに)
コウジロウさん「ここのルルーシュ滅茶苦茶ひどくないですか? 何日か前に自分で渡しておいて!」
\ドッ/
コウジロウさん「DV夫みたいですからね。細かいところを切ってるとルルーシュが大分ひどいやつに見えてくるんですよね。ここら辺、谷口監督にも聞いたんですけど、三部作を作るにあたって、お客さんの気持ちがジェットコースターにならないように大分調整したらしいです。まあ十分気持ち上がり下がりしますけどね」
富川さん「叛道、僕も見ましたけど、大分アクロバティックなカットしてましたよね。劇場版って亡国のアキトやってた頃から言ってましたけど、全然違う話もありましたよね?」
コウジロウさん「あ、それ言っちゃうます? 劇場版は一応アキトと並行して、コードギアスの今後をどうするかっていう話し合いが2012年の頃にあったんですよ。三部作+復活をしようかという話もあったんですけど、コードギアスという作品はサンライズではかなり浮き沈みの激しい作品で……」
そそそそそんな前からあったのかーーーーー(予感はしてた)
まあでも十年かけてでも見せて貰えて良かったなあ!!
全然違う話って言うのはインタビューに載ってた幻の26話ルートでやろうかっていう話かな?強欲なのでそっちもみたいなーーーーーー
そして画面はどこだったか忘れたのですが、玉城が喋っているシーンになりました。
コウジロウさん「ああ、そうだ……僕と富川さんが二本目に一緒にやらせて貰ったのはプラネテスでしたよね。その時も当時の玉城役の田中さんが一緒で」
富川さん「そうですね、制作してると声優さんとの距離ってあんまり近くないんですけど、田中さんは自分からこっちに絡んできてくれて。旅行とかも企画してくれてましたよね」
コウジロウさん「劇場版三部作を作るにあたって、谷口監督は玉城を全部削ろうかと思っていたそうなんです。でも、キャストさん達にも相談して、『監督、それは違うかもしれないですよ』って言われて、田中さんとも仲が良かった檜山さんがやってくれるのであれば、ということで、劇場版の玉城は少し違う玉城になってるんです。例えば、黒の騎士団がルルーシュに銃を向けるシーン、扇と玉城は銃を向けてないんですね」
(ルルーシュが騎士団の前で仮面をとるシーン)
コウジロウさん「まあここでは向けてるんですけど……」
\ドッ/
コウジロウさん「いやこの後で下ろしてるんですよ! なかなか下ろしてくれないですね」
う、うーーーーん結局どこのシーンで明確に下ろしてるのかはよくわかんなかったけど、カノンの「構え、撃て」のところでは銃を向けてなかった?かな??
私は玉城についてあまりキャラが変わったとは思ってなかったんですけど、それはポジション的なもので玉城を見てたからかもなあ。
今度三道を見る時はもうちょっと玉城に注目しようと思いました。
そして画面はロロ、最大の見せ場に……。
富川さん「ここのシーンは副監督の村田さんがコンテされたんですけど、かなり分厚かったです。細かい表情も指示が入ってて」
(『お前の兄は、嘘つきなんだ』のシーン)
コウジロウさん「ルルーシュはここで吹っ切ったんですよね。ここで親父を殺してやろうって決意ができた」
富川さん「ロロがここで死ぬのも、最初から決まってたわけじゃなかったですよね」
コウジロウさん「ロロは、R2になってルルーシュとスザクのそれそれにパートナーを作りたいって監督が言ってできたキャラなんですよね。ルルーシュとスザクが袂を分かったから、他にパートナーになるキャラが欲しいってことで、スザクにはジノ、ルルーシュにはロロを作ったんです」
あ~~~だから当時ジノがスザクの笑顔の鍵になる的なことをアニメ誌が言ってたのかー!
結果鍵にはなってないけども、まあジノとアーニャとスザクってなんか三人並ぶとバランス良かったよな。
ジノが年下だったのは相当びっくりしたけどwww
富川さん「ロロ、まさか亡国にまで出るとは思わなかったですよね」
コウジロウさん「僕は、二人を迎えに来るならロロしかいないって思ってましたよー。赤根さんにも、『二人を誰に迎えに来させたらいい?』って相談受けてて、ロロしかいないでしょう!って答えました」
富川さん「あのシーン、本当はもっと長くて、ロロが守衛殺す予定だったんですよね」
コウジロウさん「そうそう、ロロが来るなら誰か殺しとかないとでしょってことでね。亡国ではかなり尺の制限受けましたからね。シンとレイラとアキトが実は繋がってたとかも、結局出せなかったし。コードギアスって表に出てない細かい設定がいっぱいあるんですよね。藤堂の厳島の奇跡とかもしっかり作ってますし。そういう情報はどこまでが公式とは言えないんですけど……。ピクドラの設定だとシュナイゼルが学生時代プリフェクトで、カノンとめっちゃ仲悪かったとか、ジェレミアとロイドが学友だったとか。文字だけの設定もかなりあって、シャルルは108人嫁いるけど好きだったのはマリアンヌだけ、とか」
富川さん「108人もいるんでしたっけ。ルルーシュは何番目ですっけ?」
コウジロウさん「第十一皇子で第十七王位継承者ですね」
富川さん「こんな感じで、谷口(コウジロウ)さんは今はご意見番になってるんですよ。谷口さんに聞けば何でもわかる、みたいな」
いやほんと生き字引だよな……ルルーシュの皇位継承権めっちゃするっと出てきた……。
こういう数字系の設定って結構あやふやになりがちなのにマジで凄い……!
コウジロウさん「こういう設定が色々増えていくのは、谷口監督が設定を増やすのをよしとしてくれたからなんですよね。例えばEUの今のトップってマーガレット・ウォールポードっていう女の子なんですけど、これって初出はキセキのバースデーっていうイベントなんですよね。何か当時、谷口さんがこの世界は幼女三人に治められているのかもしれないって急に言い出して。日本は神楽耶だし、中華連邦は天子、ブリタニアはまあナナリーが代表だったし。じゃあEUもと。EUは基本皆の人気でトップが選ばれるんで、スマイラスの後窯がマーガレットさんなんですね。そういう設定で木村さんにデザインしてもらいました。復活にもちょっと出てるんですよ」
あの子マーガレットちゃんっていうのかー!
名前はここで初出な気がする。キセ誕の時のエンドカードで、この世界は幼女に治められているのか?って思ってたらまさか公式もそういうつもりだったとはwww
まあ少年は世界を変えるもんだから平和は守るのは幼女なのかもしれない。
どういう話の流れだったか覚えてないのですが、ここでアニメーションの制作についてのお話に。
富川さん「いわゆる商業アニメって、まずはお金を集めてきて、プロデューサー、制作デスク、制作進行がいる中で、進行は各話数を担当するんですけど、デスクは全部の話数を見ないといけなくて、予算やスケジュールまで全部を把握しないといけないのがプロデューサーです。普通のアニメは大体制作進行が10人くらいなんですけど、ギアスは最大20人くらいいましたね。皆途中で辞めずに、最後までできたし、自分の話数は絶対面白くしてやろうと思ってたみたいですね。それがギアスのいいとこだと思います。当時は村田副監督が凄く協力してくれて、細かい作業拾って、それをフローチャート化してくれてたんです。あれはかなり助かりましたね」
コウジロウさん「村田さんはその後、ガルガンティアや正解するカドをやってらっしゃいましたね」
富川さん「村田さんは細かい打ち合わせにも色々出てて、その打ち合わせでビデオ回してくれてたんですよね。それを打ち合わせ出てなかった人が確認して、内容把握したりして。当時はこんなこと他ではやってなかったと思いますね」
コウジロウさん「ギアスチームはなんとなく黒の騎士団に似てますよね。最初はコアメンバーしかいなかったのが、段々と大きくなっていて。そこはなんとなく投影してたんじゃないかなーと思います」
富川さん「やっぱり、やってるアニメが面白くないとスタッフも乗らないですからね。早く先の話を知りたくて頑張ってる人もいましたよ。まあ逆に、コードギアスは先の話を知りたくないから受けないって人もいましたけど。うまいアニメーターさんなのに、コンテみたくないからやりたくないって言われたりして」
コウジロウさん「コードギアスそのパターン多いんですよね。コードギアス好きなんですー!って言われて、じゃあ一緒にやりましょうって言ったらファンでいたいんでって断られたりして」
富川さん「あるある笑」
コウジロウさん「コードギアスはオリジナル作品ということもあって、懐が深い作品なんですよね。いちスタッフの意見を採用してくれることもあるし。シナリオライターって、他の現場では結構遠い存在で、週一で打ち合わせには来るけど普段は家でやることが多いのに、大河内さんはスタジオに入ってずっとやってましたもんね」
富川さん「僕も、『ロボットの操縦の仕方ってどういうのが新しいと思う?』って聞かれたことあります。あと、旅行に一緒に行ってくれたりとかね」
(画面はシャルルとルルーシュが対峙するシーン)
コウジロウさん「この20話も、シナリオから絵コンテが大分変りましたよね。シナリオではシャルルとマリアンヌは本当にルルーシュとナナリーを愛していて、ルルーシュもそれに絆されかけてたんですけど、監督が大河内さんに『これはルルーシュが乗り越えなきゃいけない壁なんだ』っていうことを説明されて、絵コンテではこんなクズ親俺の方が切ってやる!っていう感じになったんですよ」
富川さん「こういうライヴ感がいいですよね。シナリオだけで表現できないところを絵コンテで表現して、更に原画で表現して……。その時その時のライヴ感で作業するんですよね。コードギアスは皆で作ってる作品なので」
コウジロウさん「そうそう、皆で作ってるから、こういう生コメンタリーのゲストとかも、一人のスタッフを依怙贔屓するのはやめて欲しいって言われて、そこが悩ましいんですよね」
富川さん「作品によってはコンテ通りにやってって言われるところもある中で、ギアスは違いましたね。工程毎に変わっていきました。皆で作っていく中でも変わりますけど、キャストさんに声をあててもらうと更に変わるんですよね。あと、ダビング。僕、一番感動するのはダビングです」
コウジロウさん「あ、ダビングっていうのは、アフレコが終わった後にBGMをつける作業です」
富川さん「アフレコでは泣かなかったのにダビング泣くこととかありましたね」
(画面はCの世界で「俺はゼロ、奇跡を起こす男だ!」とルルーシュがコンタクトを外すシーンに)
富川さん「そういえばコンタクトケースとかも設定作ってましよね」
コウジロウさん「あれ折角作ったのに一回しか使わなかったんですよ……。あと、コンタクトは目に合せるのか指にあわせるのかで話し合いになりましたね。目に合わせるとコンタクトめっちゃでっかくなるんですよ。あとコンタクト、たまに手袋つけたままつけたり外したりするから心配になります」
富川さん「似たようなので、コードギアスのキャラクター椅子に座りにくいとかありましたよね」
コウジロウさん「足が長いから、折角デザインしてもらった椅子もこれじゃ足の長さが足りないってなるんですよね」
(皇帝とマリアンヌがが消えるシーン)
富川さん「皇帝とかラスボスだと思ってたのにまさかこんな早く消えるとは……」
コウジロウさん「この後この人達この止まった世界で滅茶苦茶話し合ったんですよね。これ、後で一か月後っていうテロップ出るんですけど、当時一ヶ月と二か月で迷ったんですよねー」
我々の業界では通称空白の一ヶ月と呼ばれている時期が空白の二か月だったかもしれないのかー!!
全然二か月でも良かったですね……あの時期長ければ長いほど嬉しいですね私は……。
そして画面は騎士皇帝就任シーンに。
コウジロウさん「こっからがやっぱり制作的にも大変なんですか?」
富川さん「いや、ここまで来るとローテしなくていいから最終回までの担当を決めちゃえばそんなに」
コウジロウさん「なるほどー。設定はこっからがめっちゃ大変でした。最終章の設定一から作らなきゃいけなかったんで。この就任式が学生服だったのも、実は僕がお願いして学生服にしてもらったんです。谷口さんには『やっぱり学生服で皇帝になるのが熱いですよ』って言って」
(スザクがくるくるキックで落ちてくるシーン)
コウジロウさん「こいつどっから来たんだ?」
富川さん「天井に穴とかないですよね?」
コウジロウさん「捕まるとこもないです。でも、『スザクは上から降ってくるだろ』って言われて、そうッスよねって。因みにこの皇帝になってからの話が今漫画化してまして、今日発売日なんで皆さんよろしくお願いします。あっルルーシュが表紙のニュータイプも今日発売です」
突然の宣伝wwwこの会の後、特典付きの書店三軒回ってめっちゃ買いました\(^o^)/
ニュータイプも勿論買いました!!ルルーシュがアニメ誌の表紙飾ると嬉しい!!
コウジロウさん「ここで設定の苦労話していいですか? C.C.もルルーシュやスザクと同じ目玉のデザインの服、実はあったんですよ。でもC.C.ずっと拘束服じゃないですか。谷口監督に聞いたら『C.C.はゼロレクイエムに賛成してないので着ない』って言われたんですよね。じゃあ発注しないで欲しいなあって思って。描いて貰ったCLAMPさんに何て言おうってなりますからね」
富川さん「でもあれ採用されてたら現場更に大変だったなあ……皇帝の衣装本当に大変ですからね」
コウジロウさん「スザクもマントありだとフードとかついてますもんね……」
(スザクVSナイトオブラウンズの戦闘シーン)
コウジロウさん「ノネットさん、本来はここで死ぬはずだったんですよ。でも何かいきなり谷口監督が『大変だーっ、ナイトオブラウンズをもう一人作ってくれー!』って言いだして。何事かと思ったら、ノネットの声やってくれてた新井さんがこんなあっさりノネットが死ぬのを悲しんでる、と。でも声を録り直す時間はないから、女性のラウンズをと。え? それ、死ぬためにキャラ作るの?って思いながらドロテアさんを作ったんですね。皆さん、ドロテアさんだけパイロットスーツしかないのおかしいと思いませんでした? まあそれじゃああんまりにもあんまりってことで、劇場版でラウンズの服も出したんですよね」
そうだったのかーーー!!!
ドロテアさんは普通に出番がないからパイスーしか設定画ないのかと思ってたわ! 確かに唐突な新キャラ感あったっちゃあった。
ノネットさん、ロスカラではノネットさんルートがあるくらいめっちゃ喋ってたもんな、新井さんも思い入れあったんだろうな。
そして画面はシャーリーがキャリーを引くシーンに。
富川さん「これは……シャーリーはどこに行こうとしてたんですか?」
コウジロウさん「シャーリーはこれ、普通に避難しようとしてましたね。まあここら辺は復活のオーコメでやりましょう」
ルルーシュのところに行こうとしてるのかと思ってたーwwwwww
避難……まあ……そっか避難か……まあ避難した方がいいよな一般家庭の子は……。
そしてシーンはカレンとルルーシュが学園で最後に話すシーンに。
コウジロウさん「これ、わざとゆっくり歩いてますよね」
\ドッ/
コウジロウさん「この時のカレンは、本当はルルーシュに誘って欲しかったんですよね。でもルルーシュはガン無視するんです」
富川さん「そう思うと酷い男ですよね」
コウジロウさん「まあこの後のこともあるから大勢側にいて欲しかったんですよね。カレンはこっから完全に割り切って、C.C.とルルーシュの間に割って入ったりスザクとジノの戦いに入ったりいいとことる女に変わっていきますからね!」
いいとこかな!?!?ここはカレンさんしかいねえ!ってシーンばっかりだと思うけども!!
ここから話はガラッと変わって、劇場版三部作と復活の話に。
コウジロウさん「富川さんはあんまり劇場版からは関わってませんけど、外から見て劇場版三部作と復活どうでした?」
富川さん「そうですね、劇場版からは敢えてストーリー部分触れずに行きましたね。スタジオとか遊びにいくとやっぱりちょっと情報入っちゃうんですけど、極力聞かないようにして。劇場版三本見て、やっぱりコードギアスはロボットアニメだったんだって思いました。ただ、学園のところがほとんどカットされてるので、お遊びシーンがなかったところは勿体ないなと思いました。まあなので、テレビ版も見て欲しいなーって思いますね。テレビはやっぱり一本一本に起承転結ありますし、話の間に息つけますけど、劇場版は覚悟して見ないと結構疲れちゃいますね。あと復活を見て、やっぱり劇場版は復活のために作られてるなーと思いました。復活、大人気ですよね。こないだ木村さんのポスカの特典は欲しくて行ったら貰えなかったんですよ」
コウジロウさん「それは制作委員会を代表して謝ります」
富川さん「パンフレットも豪華版を買おうと思ったのに買えなかった……」
コウジロウさん「それも制作委員会とサンライズを代表して謝ります。受注生産まで持っていたんで許して貰えませんか」
富川さん「笑 あと、僕は当時カレンが一番好きだったので、第一印象ではカレンが号泣するシーンで一番泣きましたね。ゼロレクイエムの真相知ってたのは、ルルーシュ、C.C.、スザクと+αくらいだったんで、他の人はちゃんとルルーシュとお別れできてませんからね。復活のルルーシュはお客さんが見たかったシーンを見せてくれたのかなと。十年経った今だからこそあのストーリーで良かったのかなと思いました。最終回から大分経って、今公開して大ヒットって、素晴らしいことだと思いますね」
コウジロウさん「うーん、僕はやっぱり、復活のルルーシュは賛否両論あると思っていて、何で賛否両論あったのかなーってここ最近ずっと考えてたんですけど、テレビシリーズの最後は明確に答えを出さず、お客さんに委ねたんですよね。最後にシーンで明かしてない設定とかあるけど、そこは監督も大河内さんも僕も墓場まで持って行こうと思ってますし、受け取る側に委ねてるんですよね。ただ、時間が経つにつれて何故か一定の方向にいっちゃってたなーって思ってて。やはりルルーシュは死ぬべきだっていう風潮になってた気がするんですね。そこに関して答えはあるけど……うーん……話すの難しいですね。なんかもう絶対無理だってわかってますけど、誰かオフ会とか呼んで貰えないですかね?」
よ、呼ぶ呼ぶ~~~!!え?君どこ住み?メアド教えて?LINEやってる?って一瞬にして謎のナンパ男が私の頭の中にログインしましたwww
ていうかやっぱりコウジロウさんはツイッターとかネットとかの反応きっちり見てらっしゃいますよね……。
私も色々書いた!すいません!でもコードギアスに関しては正直でいたい!!
なんやかんや言ってても私金払いはいいしこれからも滅茶苦茶応援してるから許して欲しい!!
富川さん「そう言えば、C.C.の本名も出るかと思ったら出なかったですね。恐らくもう出ないですかね~」
コウジロウさん「いやわかんないですよ。谷愚監督が急に実はC.C.の本名これだよって言うかもしれない」
(ダモクレス戦の序盤辺りのシーン)
コウジロウさん「あーこの辺で完成したテープを持って大阪に行ったりしてましたね」
富川さん「ありましたね、MBSが局だったので、字幕を打つのに一週間必要で、間に合わなかったらペナルティとして自分で持って来なきゃいけなかったんですよ」
コウジロウさん「未だに舞台挨拶とかで大阪行くと苦い思い出が込み上げてくるんですよね」
(富士山が爆発するシーン)
富川さん「富士山まさか爆発するとは……。ここ、シナリオだと富士山がサクラダイトで爆発って書いてあるけどどうやって描くんだろう?って思ってました」
(ランスロットフロンティアが出て来るシーン)
富川さん「まさかC.C.の乗るランスロットがピンクになるとは」
コウジロウさん「そう言えば、放送当時のエンドカードってあったじゃないですか。あれで僕セシルがランスロットをピンクに塗ってる絵描いたんですよね」
富川さん「あーあれ、作画以外の人にも結構色んな人に描いてもらいましたよね。当時コミカライズやってた人とか。そう言えば、最終回の原画に櫻井孝宏さんがいらっしゃるの皆さん知ってます? 最後のカレンの部屋の、スザクの写真、櫻井さんが描いてくれたんです」
コウジロウさん「そうそう、名前出してくれーって言われましたね」
知ってます!!!ここで初出し的なこと言ってましたけど何か結構昔から知ってるな?何でだっけ?
なんか名前出てるのは普通に話題になったしどのシーン描いたかもリアタイくらいから知ってるな……どこから知ったんだっけか。昔過ぎて忘れてしまった。
コウジロウさん「C.C.の機体、大河内さんには白いガウェインって言われてたんですけど、ガウェインに一人で乗るのキツいなーと思って。あと白だとアルビオンと色が混ざるからピンクにしたんですよね。黒の騎士団で乗ってた暁もピンクだったし」
(ランスロットが星刻→藤堂→千葉→玉城と連戦するシーン)
コウジロウさん「ここの、スザクとの戦い、最後に玉城の一手で黒の騎士団が間に合うってところ、谷口さんがこだわってたんですよね」
(ルルーシュとニーナの会話のシーン)
コウジロウさん「そういえば、復活でニーナとルルーシュは全然喋らせてないんですけど、このシーンがあるから、もうこの二人には決着ついてるってことで敢て喋らせてないそうです。当時、ニーナ滅茶苦茶嫌われてましたよね」
富川さん「あー、ありましたね」
コウジロウさん「そういうのって商品化で顕著で、リヴァルやニーナを入れようとすると、いやリヴァルとニーナはちょっとって言われるんですよ。でも谷口さんはリヴァル好きで、ルルーシュを普通の男として引っ張ってこられるのはリヴァルだけって言ってました」
すっげーーーここ、わかるよーーー!!って言いたかった。
そうなんだよなリヴァルの重要性ってほんとな、リヴァルさんいつもお世話になっております、菓子折り渡したいって感じなんだよな。
あとニーナのアンチがいたのは知ってたけどリヴァルは単純にグッズ人気がないだけじゃ……ないかな多分……。
そして画面はフレイヤ弾頭が発射されるシーンに。
コウジロウさん「シュナイゼル、ずるいですよねー。最初にペンドラゴンに撃った以外は全部ナナリーに撃たせてるんですよ。この時くらいになるともうシナリオにも迷いなかったんでスイスイ進んでいきましたね」
富川さん「逆に現場はプレッシャーめっちゃかかってましたね」
コウジロウさん「一期は総集編二回あったから、僕らの間では総集編をやったら負けだっていう認識ありましたよね。R2は8.5話はあったけど、あれは編成の都合だからしょうがない。僕ら勝ちましたよ!」
(ルルーシュとスザクがダモクレスに突入するシーン)
コウジロウさん「あっそうだここ、皆さんここよく見て下さい。蜃気楼はよくケツ刺されて死んだって言われるんですけど、ケツじゃなくて胴体を刺されてるんです。よく見てください」
(蜃気楼がトリスタンのエクスカリバーに後ろから刺されるシーン、確かに胴体の部分に刺さってる)
コウジロウさん「ね!ケツじゃないんです、腰なんです」
\ドッ/
コウジロウさん「いやー蜃気楼の名誉のために言いたかったんですよね。蜃気楼って一応主人公機ですからね。谷口監督曰く世界一かたい亀だそうです。何故ならルルーシュ君だから。なるほどって言っておきました」
富川さん「贅沢に作るのは作りますよね、やられるけど」
何故ならルルーシュ君だから、に制作スタッフ一同からの愛を感じて大変笑いました。
やられたっていいじゃない、ルルーシュ君だもの。わかを
そして画面は逃げようとしたシュナイゼルがルルーシュの映像を見るシーンに。
コウジロウさん「ここ、多分もう後ろくらいに来てますね。そーっと近づいてますよ」
\ドッ/
(ルルーシュ君がシュナイゼルに肩ポンするシーン)
コウジロウさん「ほら、やった!って思ってる。コンタクト外して準備ばっちりですよ」
富川さん「シュナイゼル、最後の囚われ方の設定見て笑っちゃった。古代ギリシャみたいな」
コウジロウさん「あそこ、出来るだけみすぼらしくしてくれてって監督に言われてたんです。ルルーシュに敵対するとどうなるかっていう圧政を象徴するシーンだから。とは言え妹にあの恰好はどうかと思いますけどね。復活でもそうですけど、ナナリーは攫われると下着をつけさせて貰えないっていう不遇な子です」
えっ待って??ゼロレクイエムのシーンのナナリー、下着履いてないの???
は???初耳なんですけど……???????え、マジの話????????
復活の囚われのナナリーが下着履いてないのは見たらわかるけど、え???あの赤いワンピース???は???なぜ?????
聞き間違えか???一緒に行った方なんか間違えてたらご連絡ください!!!
画面はランスロットVS紅蓮のシーンに。
コウジロウさん「ここのシーン、強い武器からなくなっていくんですよね」
富川さん「やっぱり最後は地上戦も見たいですしね」
コウジロウさん「そう、だからエナジーウィングはどっちも早々にへし折りました」
(ナナリーの目が開いて、『螺旋のピース』がかかるあたり)
富川さん「今回音楽多いですよね。いいシーンでかかるし」
コウジロウさん「谷口監督ができるだけ歌唱曲を使いたいと言っていて、色々用意しましたね」
富川さん「この辺もう最終回ですよね。ここまで来ると、もう自分の話数全部終わった人でも、ほとんどの人が何でもいいからやらせてって言ってくれましたね。普段やらないカットとか、リテイクとかでも。この辺はもう挿し入れするユンケルも一番高いやつにしてました。二千円くらいの」
コウジロウさん「作監は基本千羽さんだったんですか?」
富川さん「木村さんは設定も忙しかったから。でも、千羽さんも大変でした。コードギアスはとにかく版権が多かったから、週五日で本編やって、土日で版権とかやってましたね。週休0日!」
コウジロウさん「そろそろ、終盤ですね。今日どうでした?」
富川さん「ああ、僕これだけは言いたかったんですけど、最終回、ゼロレクイエムの時にスザクがゼロになって皇帝を刺しに行くところあるじゃないですか。あれ、血が思い切り出るんですけど、その作画をするためにどうにか血を使いたいって話になって。最初はケチャップでっていう話も出たんですけど、それじゃあちょっとってことで魚を捌いた時の血を使うかとか言ってたんですけど、村田さんがぼそっと血のりって普通に売ってるよって言って。でもその血のりもメーカーによってかなり粘度が違うんです。そこも吟味して本当に買って、作画担当の石田可奈さんが空いてる会議室に白い作画用紙を貼って、血の飛び散り方とかすごく研究して作画されてたんですね。オモチャのゼロ仮面を持ってきて、手で触って血の付き方とかをビデオでとって再現したり。そこまでこだわって描かれているということをお伝えしたかったです」
あそこもう……圧巻だもんな……血の描写も本当にリアルで心臓抉られる……
ちなみにこの会話はゼロレクイエムのシーンより前に話されて、ゼロレクイエムのシーン自体は観客の心にそうようにお二人とも一言も喋らず見守って下さっていました。
神対応が過ぎる。
そしてここまで振り返って、という話に。
富川さん「僕はプラネテスで谷口さんと大河内さんとやってた時からまたやりたいなと思ってたんですけど、タイミング的にコードギアスは縁がないかなと思ってたんです。でもやることになって、人気作だからかなりプレッシャーもありました。この作品は本当にファンの人達に愛されていて、ゼロレクイエムの放映日がルルーシュの命日みたいになっててスタジオに品物が届いたりとか、ルルーシュの誕生日に花束が届いたりしていました。十年経ってまさか復活するとは思いませんでしたが、本当に関われて良かったなと思っています。コードギアスは、子供が大きくなったらお父さんこんなアニメ作ってたんだよって自慢できるようなアニメだと思います」
コウジロウさん「まあ思春期までは見せない方がいいと思いますね」
富川さん「どれくらいから見せていいんでしょうね?」
コウジロウさん「うーん十五歳過ぎてからとか? 小学生の時見てたって人たまに聞きますけど心配になりますからね」
富川さん「でも意外と兄弟思いの子に育つかも」
コウジロウさん「僕的には、谷口さんとアニメ作ることもうないだろうなって思ってたんですよ。こんなアニメ作るんだよーってコードギアスの一話持って来られてもうーんって言ってたタイプ。それがまさか十二年も関わることになるとは思ってなかったですし、今や僕毎年ルルーシュの誕生日祝ってますからね。自分の誕生日以上に祝ってる笑 僕、彼等をあんまりキャラクターだと思ってなくて、十二年間一緒に生きてるつもりで、ルルーシュやスザクやC.C.がこいつらならどう考えるかなーって、お客さんのイメージを壊さないように毎日考えてたんですよね……」
コウジロウさんの……コードギアスへの愛が深い……すごい……!!
だから黒ウィズの時とか、あんな異世界行っても全然違和感ないルルーシュ達が描けたんだなあ……!!
もうここら辺ジーンと来すぎて、しかもその後すぐくらいにゼロレクイエムのシーン来たし、なんかもう胸いっぱいになったわ……。
そしてゼロレクイエムのシーンが終わり、カレンの部屋の写真のシーンに。
コウジロウさん「あ、櫻井さんが描いたのこれですね。普通に原画さんみたい」
富川さん「うまいですよね。まあ作監は入ってるんですけどね」
コウジロウさん「もう終わっちゃいますけど、どうでした?」
富川さん「あっという間っちゃあっという間でしたね。あっこのダモクレスが太陽に突っ込むシーン、当時演出希望だった子が最後だからっていうので演出やらせてもらってたんですよ。その子も今は監督ですからね」
コウジロウさん「もう皆さんかなりのキャリアの方々ばっかりですからね。千羽さんもあんまり皇道には関われませんでしたし。でもこのエンディングのイラストだけはお願いしたんですよ。これと、舞台挨拶時の木村さんのイラストもそうなんですけど、僕、ルルーシュにどっかで卒業式をやってあげたいなと思ってて。ルルーシュ、学生を途中でやめちゃったから、卒業式したいなーって思って、でもそれ、今回はちょっとだけ違うなと思って結局木漏れ日の中にいるルルーシュを描いて貰ったんですよね」
(最後、Next Stage 復活のルルーシュという波打ち際のゼロ仮面が出たシーン)
コウジロウさん「皆さん、ネクストステージあるんですってよ!」
\ドッ/
コウジロウさん「この映画館でもやってますし、今日から来場者特典ランダムコースターに変わるんで宜しくお願いします」
ということで本編が終わって、本当に最後の挨拶となりました。
コウジロウさん「素人二人の拙い会話だったんですけど、どうだったでしょうか。ゼロレクエイムを見て頂いてから十年、皆さんずっと答えを探して下さっていたのかなと思います。復活まで終わって皆さん色んな思いがあると思うんですけど、これからもコードギアスは続いていくと思います。というか、僕らがやんなきゃいけないと思ってます。なので、これからもコードギアスという作品を宜しくお願い致します」
富川さん「事前に何喋ろうか色々考えてカンペとか作ってたんですけど、暗くてほとんど見えなかったです。でも、当時の現場の雰囲気とか伝わっていたら嬉しいです。コードギアスの作品に関わった人達は本当にまるでギアスにかかったみたいに全員が全力を出してやっていました。なのでもし、テレビシリーズを見てない人がいたらそちらも見て頂けると嬉しいです」
大変貴重なお話が聞けた、とっても楽しいひと時でした……!!
私は最終回以降そこそこ色んなイベントに足を運んだ方だと思ってるんですけど、制作デスクだった富川さんという方のお話は今回初めて聞けました。
やっぱり、役割が違う方の、その役割独特の視点からのお話ってすごく貴重で面白かったです。
今回改めて、テレビシリーズは本当に色んな人の思いが重なり合って産まれた総合芸術だったんだな、と思いました。
あと、コウジロウさん……コウジロウさんが本当にコードギアスに生きる人達のことを滅茶苦茶思っていることが伝わってきて、ファンはとても嬉しかったです……。
あと、コウジロウさん……コウジロウさんが本当にコードギアスに生きる人達のことを滅茶苦茶思っていることが伝わってきて、ファンはとても嬉しかったです……。
復活ではポジティブではない意見も色々言ってしまいましたが、というか多分これからも好きなところは好き、嫌なところは嫌と言ってしまうと思いますが、ここまでルルーシュ達のことを思っているコウジロウさんがそう言ってくれるなら、私はこれからの新しいコードギアスも応援したいなと今回心から思いました。
心からそう思えるようになって良かった……。
本当に参加できて良かったです!!開催して下さってありがとうございました!
本当に参加できて良かったです!!開催して下さってありがとうございました!
そして、長いレポを書いてしまいましたがここまでお付き合いして下さった方もありがとうございました!!
「今の正直な気持ち」や「良かった感想」について、沢山の拍手コメントを頂きました、長らく返信できておらず申し訳ありませんでした。
今私は、凹んでいた気持ちはかなり落ち着いていて、復活を周回し続け、何度も咀嚼した結果、呑み込めるところは呑み込み、呑み込めないところは未だに口の中で噛み続けているという状況です。
日々、咀嚼という名の自分との戦いを続けています。
日々、咀嚼という名の自分との戦いを続けています。
今回、返信不要のお言葉を頂いた方からはお気持ちに甘えさせて頂いています。
ただ、コメントはしっかりと拝読させて頂きました。
こちらでまとめてで申し訳ありませんが、ありがとうございました。
ただ、コメントはしっかりと拝読させて頂きました。
こちらでまとめてで申し訳ありませんが、ありがとうございました。
では、お心当たりのある方は▽からどうぞ。
[ブログ拍手返信]
>>伊藤桃子様
ブログ読んで下さりありがとうございます。
まだ二回しか見ていない状態で書いたものでしたが、少しでもお気持ち救えたなら良かったと思っています。
私はその後、復活を周回して咀嚼し直すことでもやもやが晴れた部分もありますが、伊藤様はいかがでしょうか。
スザクとルルーシュの関係性においては復活で素晴らしく描かれているので、お気持ちが少しでも晴れていることを祈っています。
コメントありがとうございました!
>>2/10の深夜2時頃に今の正直な気持ちの記事に名前覧空欄で拍手コメント下さった方へ
レポや小説を予てから読んで下さっていたとのこと、本当にありがとうございます!
私の感想で、少しでも復活へのお気持ちを言語化できたのなら、書いて良かったなと思います。
私は未だにテレビシリーズと劇場版をきっちり線引きできていないというか、ロジカルに区別することが難しいと思っているのですが、これからも復活を咀嚼し続けて、自分の中に落とし込みたいと思っています。
というのもやっぱり私はどうしたってルルーシュが好きだしスザクが好きだしコードギアスの世界が好きなので、これからもスザルルを書き続けたいという気持ちが強いためです。
まだまだこれからな部分もありますが、今後ともスザルルは書き続けたいと思っていますのでどうか宜しくお願い致します。
>>2/10の朝10時頃に今の正直な気持ちの記事に「匿名」のお名前で拍手コメント下さった方へ
いつもレポや感想を読んで下さってありがとうございます。
ひとつひとつ共感して下さったとのこと、恐縮です。
その後の鑑賞でお気持ちは整理できましたでしょうか、私は大分整理がつきました。
まだできていない部分もありますが、今後も咀嚼し続けたいと思っています。
お言葉ありがとうございました!
>>りお様
拍手コメントありがとうございました。
嬉しいシーンも沢山ありましたよね。
ゼロの衣装を渡すシーンは、私は雑と感じてしまいましたがスザクはそんな風に感じてはいないかもしれないなと今は思っています。
りお様のもやもやした半分の悲しさも少しでも晴れることを祈っています。
>>うえはら様
優しいお言葉の数々本当にありがとうございました。
あの時期は本当に葛藤していたので頂いたお言葉がとても胸に沁みました。
あれから、私は大分もやもやに整理がついたので、うえはら様にとっても少しでも区切りがついていることをお祈りしております。
>>2/10の朝17時半頃に今の正直な気持ちの記事にお名前空欄で拍手コメント下さった方へ
拍手コメントありがとうございました。
私の感想で少しでもお気持ちの整理の手助けになれていたのなら嬉しいです。
>>You様
私はパンフを読んだ当初は『プロポーズ』という言葉に衝撃を受けてしまったのですが、他のインタビュー等の演出指示を読むに言葉通りに受け取るべきではないなと思い直せたことが気持ちの整理ができた大きな切っ掛けだと思っています。
私も、「君のいない世界は思っていたよりずっと孤独だったからね」と言ったスザクは、逆に言うとルルーシュがこの世界で生きているとわかっていればそれだけで孤独感が薄れるのだと感じました。
前向きなお気持ちを沢山聞かせて下さって本当にありがとうございました!
>>おかき様
予てからレポや感想、小説を読んで下さっているとのこと、ありがとうございます!
スザルル腐女子という立場から見れば、とんでもない景色を見せて貰ったなと改めて思います。
色々なゼロレク後の同人誌を読んできたけど、やはり公式は全てを超えていくんだなと……!
パンフの件は私も、別のインタビューの他の役者さんへの演技指示を見て、ただの演技指導の可能性や私たちが認識している言葉の通りの意味でない可能性が高いなと思えて、今は落ち着いています。
これからもオタク部屋とオタク部屋の住人の子達とは長い付き合いになりそうです!
>>やまの様
こちらこそ、読んで下さってありがとうございました。
良かった感想は私も書いていて大分元気になったので、言語化は大事だなと思っています。
>>ki様
良かった感想、読んで下ってありがとうございました。
読み応えを感じて頂けて嬉しいです!
>>梨々花様
返信が大分遅くなってしまい申し訳ありません。
私の返信が滞っている間に復活をご覧になられたとのこと、本当に良かったです。
そうですね、復活はパンフレットのインタビューでもC.C.を幸せにしたいと書かれていたので、C.C.を話しの主軸としていたと思います。
あと、ご質問頂いたR2のお話の、「もっと以前にV.Vにコードを渡して死ぬことも出来たのでは?」という点ですが、言われてみれば確かにその通りですね。
私が知る限り、当時のインタビューなどではこの件には触れていないと思います。
ここからは私の推測になります。マリアンヌが「ラグナレクの接続にコードが二つ必要であることがわかった」と言っていましたが、無印ラストからC.C.に対して網を張っているのでそのあたりのタイミングで判明したのではないでしょうか。
つまり、コードに関してはC.C.がシャルルらの元にいた時期はまだわかっていないことが多く、コード保持者であればコード保持者を殺せることはわかっていなかったのかな?と思いました。
だから何度も達成人を作ろうとしては失敗し、ルルーシュに出会った……という流れかな、と思っています。
コード関連、Cの世界関連のことは未だに疑問が尽きませんね。
ただ、復活に関してはC.C.はもう死ぬことを目標としていないと思っています。
>>みえ様
御礼舞台挨拶のレポ、読んで下さってありがとうございました。
他のレポも読んで頂けたようで、とても嬉しいです!
ありがとうございます!
[感想フォーム返信]
>>縁石みどり様
HighVolume!へのご感想、ありがとうございました!!
とても沢山のお言葉を頂き、本当に感無量です。
私も楽しんで書いたお話ではありますが、何より読んで下さった方に楽しんで頂けたことが嬉しいです。
描写力には全然自信がなかったのですが、お言葉頂いてこれからも頑張っていこう、と気力が湧きました。
本当に本当にありがとうございました!
またスザルル本を書いて行きたいと思いますので、これからも読んで頂けると嬉しいです。
ありがとうございました!
復活の大ヒット御礼舞台挨拶、9:30からの上映後舞台挨拶に行って参りました!
前回のレポで『これが最後になるのかなと思っています』とかしんみりしていた私wwwwww元気ですかwww(元気です)
いやーまさかこんな一ヶ月もしない内にまた舞台挨拶してくれるなんて本当に思ってもみなかったです。
ありがたい……嬉しい……そしてチケット戦争勝てて良かった……。
ということで▽から、9:30の上映後舞台挨拶レポです。
復活のルルーシュ系のイベントで登壇するコウジロウさんをまだ見ていなかったので、司会コウジロウさんだといいな~~~と思いながら行った舞台挨拶。
映画終了後、スッと出てきたコウジロウさんを見てキターーーー!!!!と思いました\(^o^)/
そしてコウジロウさんの開催宣言に、全力で拍手する会場。
コウジロウさん「すげー拍手でかいですね。ありがとうございます」
なんて挟みながら、登壇者の方々が登場。
(この間、何故か色んなところで噛むコウジロウさん。珍しいな!)
並びは、福山さん、櫻井さん、ゆかなさん、小清水さん、谷口監督という順でした。
小清水さん、赤いドレスだーーーー!!カレーーーン!!!!
人数が多いからか、最初挨拶はほとんど自己紹介と「よろしくお願いします」だけだったんですけど、櫻井さんは「皆さん素敵な朝活ですね」とか村瀬さんは「ナムジャララタック」とか、ちょっと挟んでくれました。
コウジロウさん「今回は御礼舞台挨拶なんですが、何の御礼かと言うと、復活のルルーシュ、動員五十万人突破、そして三週間連続トップテンランクインを果たしました。ありがとうございます!」
(盛大な拍手)
コウジロウさん「監督、今のお気持ちはどうですか?」
谷口監督「いや、嬉しいです。嬉しいですし、ありがたいです」
コウジロウさん「じゃあ福山さんから順に」
福山さん「そうですね、公開される前は受け入れて頂けるか少し不安でした。それは公開のタイミングでしかわからないことだと思っています。が、五十万人、それだけの方が見て下さっている、ということが答えなんだなと思っています」
櫻井さん「五十万人突破……まだまだ行けそうですね。公開初日に、福山君と村瀬君となんとか信長君と一緒に舞台挨拶して、何度も見ると違うことが見えてくると思います、なんて言ったんですけど、実践して下さってるのかなーなんて思っています」
ゆかなさん「とても嬉しいです。ご覧頂けた皆さんにこうしてお目にかかれることも、このメンバーで揃えたことも、皆さんの応援のお陰だなと思っています。ありがとうございます」
小清水さん「テレビシリーズ当時から好きだったお客様も、最近三部作もお客様も一緒に、満員御礼の中でお会いできてとても嬉しいです。あと、劇場版三部作の時に何がしかで着ることがあるかもしれないと思って買っておいたこの赤いドレス、着ることが出来て本当に良かったです!」
村瀬さん「当時夢中になっていたアニメに新しいキャラとして関わらせて頂いて、受け入れて貰えるかどうか不安だったのですが50万人突破と聞いてシャリオごと受け入れて貰えた気がして嬉しいです」
小清水さんの赤いドレス、ギアスの舞台挨拶用に用意して下さっていたー!!
今日という日があって良かったーー!!!赤いドレス本当にめっちゃ似合ってました……。
小清水さんギアス関係のイベントいつも赤い服着てくれるの本当にカレンやギアスへの気持ちが伝わってきて、ファンはとても嬉しい。
コウジロウさん「今回は上映後舞台挨拶なので、ネタバレなしで喋って頂きます!」
(え?という顔をする声優陣)
コウジロウさん「あっ間違えた!ネタバレありで喋って頂きます!」
櫻井さん「ルルーシュが出て来るかどうかわからない!」
福山さん「俺なんでここにいるのかわからない!!」
コウジロウさん「ちょっと、もう!こんな面子で緊張しないわけないでしょ!」
仲良しかよwwwからかわれるコウジロウさん珍しい気がするwww
ここなんか凄いツボに入って滅茶苦茶笑ってしまったwww
ここなんか凄いツボに入って滅茶苦茶笑ってしまったwww
コウジロウさん「じゃあ一番印象に残っているシーンを、村瀬さんから」
村瀬さん「そうですね、スザクと戦ったシーンも勿論印象深いんですけど……僕の中では最後にシャリオが死んでシャムナがCの世界で怨念みたいになってしまったところで、あれだけ超然としていて、Cの世界の先に行こうとした人で、シャリオのことで心を残すなという話もあったのに、やっぱりあんな風になっちゃうんだな、と。人間って難しいなと思って、凄く自分の心に刺さっています」
小清水さん「最後のC.C.との会話のシーンですね。なんかもう演じていて、やっぱ好きやねんって感じになっちゃって。もうちょっと一緒にいたかったなって」
ゆかなさん「あのシーンは、本当は別々の収録の予定だったんですけど、どうしてもって言って二人で一緒に録ったんです。劇中では勿論カレンなんですけどちょっと、小清水亜美、みたいな。いつもこんな感じで私が行こうとすると後ろから追いかけてくるんですよ」
小清水さん「ゆかにゃん、行っちゃうの? 私も行こうか? って」
ゆかなさん「あのシーンは、カレンが初めて、ルルーシュのおまけじゃなくてC.C.自身を見てくれたシーンだったんですよね」
小清水さん「今までは『戦いもしねーでよぉ!』って感じだったけど、色々あって、別れる時になって自分にとって大事な人は……C.C.……?みたいになっちゃった。あと、関係ないけど、ゆかなさんはアフレコ終わって当分の間ずっとナムジャララタック(顔を隠す振りつき)って言ってました」
ゆかなさん「なんか、気に入っちゃって。ナムジャララタック」
櫻井さん「ギャグじゃないよ!ナムジャララタックはギャグじゃない!」
コウジロウさん「お二人とも仕上がってますね」(めっちゃ時間気にするポーズ)
ゆかなさん「すいませんこれ何の時間でしたっけ!亜美ちゃんの番だったよね!」
コウジロウさん「ゆかなさんも大丈夫ですか?」
ゆかなさん「あっ大丈夫です、ルルーシュさんのことはルルーシュさんが言ってくれると思うので。ねっ」
福山さん「(笑)」
コウジロウさん「じゃあ櫻井さん」
櫻井さん「僕はやっぱり咲世子と玉城の作品内の立ち位置ですね」
福山さん「今回咲世子がいなかったらそもそも無理ゲーでしたからね」
櫻井さん「玉城も、敵の無線で連絡してきて『その手があったか!』とか言われていて」
福山さん「馬鹿は常人の三倍行動力がありますからね!」
\ドッ/
櫻井さん「はいじゃあ次、元ルルーシュさん」
福山さん「あ、どうも、元ルルーシュです。(お辞儀)復活ではテレビシリーズを踏襲したシーンがいっぱいあったので、最後にC.C.に向かって走って行ったところは、最初ずっと(息切れして)はぁはぁ言ってて、C.C.が喋っている間もはぁはぁ言ってたので、流石にやめろと怒られました」
\ドッ/
福山さん「今まではあんまり言ってなかったものの、今回ゆかなさんもいらっしゃるのであのシーンに触れるんですが、C.C.とルルーシュの関係が一歩先に進んだシーンだったなと思っています。感慨深いです」
コウジロウさん「ありがとうございました。ここでちょっと皆さんに聞きたいんですけど、今日が初回だった方ー?」
(何人か挙手)
コウジロウさん「じゃあ二回目以降という方ー?」
(圧倒的挙手率)
コウジロウさん「ありがとうございます。沢山のリピーターの方がいてくれる中で、監督、次見る時のポイントなどありますでしょうか?」
櫻井さん「また見ろって言ってますよー」
谷口監督「エンディングテロップ流れているのでご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、今回原画に私の監督としての師匠である高橋良輔さんにご参加頂いています。二か所担当して頂いていて、一か所目は前半の玉城のパーティーのところで、『こいつは小物だからー』と言っているシーンで玉城が持っている酒瓶の、ラベルです」
\ドッ/
谷口監督「二か所目は、最後の方の扇と玉城が難民を見送るシーンで、玉城が持っている酒瓶のラベルです」
福山さん「もう売りましょう、その酒!」
谷口監督「このような感じで、小物にも色々表現を入れています。盛り込めなかったものとして、冒頭の家入さんのOPでC.C.が壊れた車の修理のために業者にお金を渡して直して貰おうとしているところ、あれは昔の神聖ブリタニア帝国の紙幣でして、あの時代では価値が下がっているのでこんなものでは直せないよという意味のシーンでした。実はあのお札の裏側には第一皇子が描かれています」
福山さん「オデュッセウスさんが!」
えーーーっっ!?!?あのシーンそんな意味だったのーーー!?!?
私はてっきりこんな古くちゃいくら詰まれたって直せないよみたいなシーンかと思ってた……。
え??C.C.さん達の路銀はシュナイゼルが出してたのかと思ってたけど違う……?C.C.さんのへそくり……??だったのか……??逆に深まる謎\(^o^)/
コウジロウさん「もっと皆さんに色々お聞きしたかったのですが、お時間となってしまいました」
\エェェェエーー!!/
コウジロウさん「ここでフォトセッションに移らせて頂きたいと思います」
という感じで少しの間フォトセッションをしてみました。
並び順は村瀬さん、小清水さん、櫻井さん、福山さん、ゆかなさん、谷口監督。
フォトセッションが終わるとコウジロウさんが「じゃあ元の位置に戻ってくださーい」と号令があったのですが
小清水さん「え?戻るの?」
ゆかんさん「どこだっけー」
コウジロウさん「もー!さっき言っといたでしょ!」
福山さん「今日、引率の先生みたいですね」
って感じのやり取りがあって微笑ましすぎて笑ってしまった、仲良しかよパート2www
そして、最後に一言ずつ。
谷口監督「とにもかくにもありがとうございました。テレビシリーズの頃からのファンの方とのお約束を果たすことができました。結果的に、このように皆さんからの支持を頂いて、スタッフキャスト共に、誠心誠意頑張ってきた甲斐があったと思います。これに対するお返しは今は言葉でしか返せませんが、いつかまた違う形で返せたらなと思っています」
村瀬さん「こうしてコードギアスに新キャラとして出させてもらったことを十年前の自分に言ったら、ほんとか?すげーじゃん!って驚くだろうなと思っています。そんな伝説的な作品に関わらせて貰って、本当に嬉しいです。そして、アフレコ現場に行った時の、他のキャストさんの空気、音楽や映像がついて、モノヅクリしている感を感じて本当に幸せな時間でした。これからも2回、3回と見て頂けると嬉しいです。ありがとうございました」
小清水さん「続き物と聞いて、実は、カレン、次は命危ないんじゃないかって思ってました。折角あの時はなんとか生き残ったのに、って。スザクと共闘すると言ったって、スザクは生きろギアスがかかっているから、本当に危なくなったらピューっとカレンおいて逃げていっちゃうんじゃって」
櫻井さん「そんでスザクがハッと気が付いて『カ、カレン……』ってね」
小清水さん「スザク、助けてくれるって言ったのにー」
福山さん「映像特典が決まりましたね!」
小清水さん「でもまた無事に生き延びて良かったです、ありがとうございました」
ゆかなさん「今日は、本当にありがとうございました。(キャストに向けて)一緒に歩いてくれて、ありがとう。(村瀬さんに向けて)参加してくれて、ありがとう。(監督に向けて)見つけてくれて、ありがとう」
櫻井さん「なにー、もう、泣いちゃうじゃん」
ゆかなさん「今日は御礼の回だし、みんなふざけちゃうからちょっとくらいは真面目にって思って。このメンバーでこうやって出てくるのは最後かもしれないし。今日はここに立てて本当にありがとうございました。これからもコードギアスを宜しくお願いします」
櫻井さん「僕らより、見て下さってる皆の方がコードギアスに詳しいんじゃないかなーなんて思ったりします。僕らは器に入っている分、客観的に見れなくなっているので、あのシーンはこうだ、とかここがこうなんじゃないかとか、是非皆さんの感想を皆さんの言葉で伝えて貰えたら、百万人動員もいくかなーなんて! すいません、いきなりおねだりモードに入っちゃって。そのくらい面白い作品だと思っています」
福山さん「コードギアスに関わって、見たことのない景色、見たことのない感情、見たことのない世界を沢山見てきました。こうやって多くの方々に受け入れて貰えて、多くの方々に見て貰えて、五十万人動員なんてまた見たことない景色を見せて頂いて。こんなこと予め想定していたわけではないと思っています。今日はギャグのように100万人と言っていますが、100万という数字はコードギアスにとって馴染の深いものであります。皆さん、見出しで見たくありませんか?『百万人のナムジャララタック』って!」
\ドッ/(拍手)
福山さん「そういった瞬間は何度訪れてもいいものだと思っています。皆さん今日は、ありがとうございました」
最後の挨拶も終わって、登壇者の皆様は関係者出口へ。
そして去り際、小清水さんは会場に向かって大きく手を振ってくれて、村瀬さんは会場を出る前に客席に向かってナムジャララタックをしてくれていました笑 和む……
最後に、コウジロウさんから一言
コウジロウさん「皆さんにお聞きしたいことがあるんですけど、劇場版三部作と復活を合わせた九時間耐久上映会ってやりたいですか?」
(割れんばかりの拍手)\やりた~~い!!/
コウジロウさん「ありがとうございます! 是非検討させて頂ければと思います」
というコウジロウさんの前向きな一言を最後に、舞台挨拶は終了しました。
すっごく楽しいひと時でした!
ゆかなさんや小清水さんは初日舞台挨拶にもいらっしゃらなかったので、元気なお姿を拝見できて嬉しかったですし、皆さんのわちゃわちゃした楽しそうな空気を感じてすっごく癒されました。
50万人動員、そして三週連続トップテンランクイン(今週も10位だったみたいだから四週連続?)、本当におめでとうございました!
毎週、週替わり特典が日曜や月曜になくなっていたり、水曜の0時に映画館のチケットとらないといい席取れなかったりと、自分の実感としても大勢の人が見ている認識はあったんですけど、数字にされると本当に凄い!!
私自身は、合計で五回見て、初見ではもやもやした点について、私の理解が足りていなかったところや台詞を聞き逃していたところ、演出を見逃していたところ、考え方の方向性を変えて呑み込めたところなどもあって、大分もやもやが晴れてきました。
そしていいシーンは何度見ても滅茶苦茶いいし、何度か見たことで新しい意味に気付いて好きになったシーンもあります。
ただ、まだちゃんと呑み込めていないところもあるので、これからも引き続き自分と戦いながら復活を咀嚼していこうと思います。
来週は皇道の生コメンタリー上映に行ってきます!また次回!!