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シンジュクゲットーのバルト9で開催された上映後舞台挨拶に行ってきました!!
三部作全て新宿初回の舞台挨拶に通えた……神よ感謝します……。
台詞などニュアンスで書いているので、雰囲気だけでも感じ取って頂けると嬉しいです!
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司会はこれまで同様、サンキューたつおさん。
登壇者は入場順に、福山さん、櫻井さん、土屋プロデューサーです。
福山さんと櫻井さん、服しっっろい!特に福山さん、全身白いwww
まずは、今の率直な気持ちから。
福山さん「今日までギアス漬けの一年でした。その集大成がお届けできたかなと」
櫻井さん「我々白い服を選んでいるのが気持ちの表れかな。これで綺麗さっぱり、的な」
福山さん「俺インナー赤を着ようとしたけど日の丸になるからやめた(笑)」
櫻井さん「コードギアスは本当にカロリーが高い作品で、今周りを見ても、目頭を熱くしているお客さんがいて、作品のことがこんなに好きななんだと伝わってきます」
土屋P「これまで、また新しいコードギアスを届けられたらな、と思い、ずっとやってきました。新録もして、より強いコードギアスになったと思っています」
次に、三部作を振り返ってどうでしたか?というお話に。
福山さん「丁度去年の四月頃からアフレコが始まって、今日まで、DNAに刻み込まれるんじゃないかってくらい漬かってました。シーンシーンの熱量が本当にすごくて。でもその一端を担えたかなと思っています。普段チャラけている先輩も、あ、僕もチャラけてるんですけど今はおいておいて、スイッチ入って目の色変わるんですよね」
櫻井さん「新録のアフレコと言っても、単純になぞる作業ではなかったんですよね。より強くなりました。TVシリーズの当時は続編があるのだろうか?と思いながらやっていましたけど、今回新録するということになって、最初はえーっと思いましたけど同時にチャンスかもと思いました。当時やりたかったのにできなかったことをやれる。リベンジじゃなくてリトライというか」
サンキューたつおさん「今回やるにあたって、前のシリーズを見たりしたんですか?」
福山さん「録り終わってからは見ました」
櫻井さん「僕は全部じゃなくて、部分的に少し見ました」
福山さん「僕、12月にやったイベントで確認しましたからね。再現ですか、新録ですか?って。そしたら新録だって言うからなぞらなくていいんですね、って聞いたらいいんだ!って」
櫻井さん「監督のキャラ、盛ってない?」
福山さん「いじっていいって言うから(笑)」
次は、印象に残っているシーンについて。
福山さん「今回改めて見てみたら、ショッキングなシーンがいっぱいあったんですよね。まず、序盤から土下座してた。そして頭踏まれてた」
櫻井さん「土下座してたっていうかさせられてたよね」
福山さん「あれね、俺の記憶ではせめて手くらいついてた。もうちょっと下げてたと思ってたんだけど、全然下げてなかった」
櫻井さん「こうやってましたからね」(スザクがルルーシュの頭を踏む瞬間の足挙げる時の真似)
福山さん「あとロロに対するなじりとか」
櫻井さん「あれね、ひどいよ」
福山さん「ひどいよね!?シャーリー殺してないから余計にひどいんですよ。今回ほんと詰まってて、一気に来るから。あいつクズですよ!」
\ドッ/
櫻井さん「僕は土下座もそうですけど、カレンとの対決のシーンですかね。あれ、テレビシリーズでは憎むべきはルルーシュであって、カレンじゃないよって話をされてて。多分当時は、もう少しでゼロに辿りつくのにいつもカレンに邪魔されるからカレンに向いちゃってたんだと思うんですけど、今回はちゃんとルルーシュに向いてたねって言われました」
土屋さん「印象に残ってるのは音楽ですね。ラストバトルに挿入歌を入れたところとか、ラストバトルに挿入歌を入れるのはサンライズではよくやる演出なので……」
福山さん「あれいいですよね、みんなで台詞を切っていくところ」
櫻井さん「参加したくなる」
福山さん「最後無音でいくっていうのもすごいですよね。どうやって思いつくんだろう」
次は、今回の主題歌を歌うサバプロさんの起用理由について。
土屋さん「今回は、男性のボーカルでいこうという話になって、最終的には曲を聞いてサバプロさんに決めました。監督からは、ルルーシュを讃えてくれと、この男を最期に肯定する曲にしてくれと要望を伝えています」
ルルーシュを讃える曲を皇道の主題歌にするとかマジ……うっ……CD買わなきゃ…
ここで、フォトセッションの時間になりました。
皇道のパネル持ちながら三人でピースしたり、パネルなしで櫻井さん土屋さんがピースで福山さんがスリーピースしたりしてて、可愛いかよ……。
最後に、三人の方々から一言ずつありました。
土屋さん「本日はお越しいただきありがとうございました。現在、新作準備しています。できるだけ早くお届けしたいと思っておりますので、これからも宜しくお願いします」
櫻井さん「初日ありがとうございました。是非感想をね、SNSとかに投稿してくれると嬉しいです。僕はあんまりやらないので詳しくないんですけど、そういうのが力になると思うので。こないだ、新作のシナリオっぽいものを見たんですよ。シナリオじゃなくて、シナリオっぽいものなんですけど。今後も楽しみにして頂けたらと思います」
福山さん「初日にお越し下さりありがとうございました。コードギアスは僕に色々なものを与えてくれました。本当に熱量の凄い作品で、今回その熱量を共有できたんじゃないかなと思います。新作については、気が抜けないです。櫻井さんは先ほどシナリオっぽいものを見たと言ってましたが、僕はですね、よくわかんないです。来るべき日にお届けできたらと思います。三部作の方も、テレビシリーズと見比べてみたら改め気付くこともあると思うので、そうやって味わい尽くして頂けたらなと思います」
そして、登壇者の退場後、急に「舞台挨拶の満員御礼に感謝を込めて、ここに来て下さっている皆様のためだけにキャラクターデザイン木村貴宏さん描き下ろしの画像のフォトセッションを行います!」とか言われてーーーーー!!!??!?!?
\キャアアアアアアアアアッッ/
こ、こんな美しい描き下ろしのルルーシュ君が劇場の画面いっぱい見れるなんてーーー(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)
もう、滅茶苦茶撮った。その間に「ハッシュタグコードギアスをつけて是非感想などと共にSNSに上げてください」と言われ、すごい時代になったなと思いました。
こんな……本当に……本当にありがとうございます……。
でも舞台挨拶の皆様のためだけと言わず是非ツイッターの公式アカでも上げて頂きたいです、高画質な画像欲しいし…(スーパー我欲)
でも舞台挨拶の皆様のためだけと言わず是非ツイッターの公式アカでも上げて頂きたいです、高画質な画像欲しいし…(スーパー我欲)
いやーーーーーしかし本当に凄いサプライズだった……お話も楽しかったし櫻井さん福山さんの掛け合いも面白かったし、最高の舞台挨拶でした。
映画の感想についてはまた別記事で!!
お付き合い下さいありがとうございました!
叛道生コメンタリーレポ
劇場版コードギアスⅡ叛道の生コメンタリーに参加してきました!!
生コメンタリーに参加するために新しく買ったノートとマルイコラボのルルーシュボールペンを、夕飯食べたお店に忘れて来るという失態を犯しお友達のクロッキー帳をお借りしてこのレポのメモをとったという大罪をまずは告白いたします。
お陰様でこのレポを書くことができて本当に……圧倒的感謝……
さて、いつも通り台詞はニュアンス、かつ誰が喋っていたかが曖昧なレポですが(特に湯川さんと河口Pの声が似てた……)、もし良ければお付き合いください。
今回登壇されたのは、司会のコウジロウさんと大河内さん、湯川さん、河口さん。
ここで恒例の、今回が叛道初めての人ー?という質問。結構挙手されてる方いらっしゃいました。
しかし、テレビシリーズも見てない上に初めての人は流石にいなかったようです。
始めの挨拶の後、席へ移動して叛道開始後、更に声確認のため挨拶再び。
やっぱり喋り方なのか声のトーンなのか、湯川さんと河口さんが若干似てるんだよな……!
コウジロウさんは聞き慣れているので滅茶苦茶わかりました笑
ちなみに河口さんは映画に見入っていることが多く、湯川さんと度々「河口さん喋ってないけど」「ちゃんと見てます」「喋るのが仕事だから!」という感じのやりとりをしてました。
コウジロウさん「叛道のコメンタリーですが、バンバンテレビシリーズの話していきます。ちなみに興道はスザクがランスロットのパイロットだったって知ってルルーシュがアワワってなるところから始まりますね。ここら辺からややこしくなっていきますよね」
大河内さん「キュウシュウ事変辺りからややこしくなっていきますよね。誰が何を知ってて何を知らないのか、という辺りが」
湯川さん「そう、だから平和なスピンオフをやりたいですって話をすると大体6話あたりになるんだよね」
わかるーーーわかりみが深いーーー本編で平和な学園シーンだけを書きたい同人誌も大体6話~9話辺り~!!
って心の中で滅茶苦茶頷いてました\(^o^)/
コウジロウさん「当時のシナリオ打ちってどのくらいやってたんですか?」
河口さん「大体6時間くらい……?」
大河内さん「僕はその後に副シリーズ構成の吉野さんと更にやってましたね」
湯川さん「プロジェクトが大きいからプロデューサーが多いんですよね」
大河内さん「だからとりあず希望を出してもらって採用できるかどうかを考えるようにしてました。そんなことしてるから長くなるんですよね議題が。この人がここで知るのはどうだとかここでこの人を巻き込むのはどうかとか何種類も話のバリエーションを考えるから効率が悪いんですよね(笑)」
コウジロウさん「そうやって話作っていってたんですね。でも最初から決まっていたこともありますよね?」
大河内さん「血染めのユフィで悲劇に転がっていくのは序盤から決まってました」
コウジロウさん「ギアスの在り方も二転三転してませんでした?僕、スザクが壁走った時監督にスザクはギアス持ちだからこんなことできるんだって言われたことあるんですが、その設定いつの間にかなくなってたんですよね」
大河内さん「そうなんですか?僕の中でスザクがギアス持ちだったことはないですね」
湯川さん「演出プランとして、納得するために自分に暗示をかけてたのでは?谷口さんは自分が腑に落ちるようにやりたい人だから」
自分に暗示をかけるって、ルルーシュか!www
コウジロウさんから「スザクがギアス持ち設定だったことがある」っていうのは前から聞いていましたが、それが撤回された理由の新解釈が出たなと思いました。
コウジロウさん「皆さん監督と喧嘩とかしなかったんですか?」
湯川さん「喧嘩……というか、対立はしたよ」
河口さん「まあ空気が悪くなったことはある」
大河内さん「僕一回谷口さんに謝られたことありますよ」
湯川さん「それはすごい!貴重だよ!谷口さんの場合強く否定することが多いから」
大河内さん「言われても、僕が最初に書いているからあんまり悔しくないんですよね。僕が最初で、最後はあなたねって」
湯川さん「すごいねー、そう考えられる脚本家さんなかなかいないよ」
大河内さんの大人力!!本当にすごい!一度書いた話を強く否定されてそう考えられることってなかなかできないですよね……。
そしてここで、これまであまり触れて来なかったスクリーンがスザクの生きろギアスのシーンに。
コウジロウさん「二期決まってて先も長いのにこの段階でスザクにギアスをかけることに戸惑いはなかったんですか?」
大河内さん「面白いことをあまり先延ばしにしたくなかったんですよね。やっぱり『来週どうなるんだろう?』がコードギアスの魅力の一つなので」
ほんっともう来週どうなる魅力にまんまとハマってここにいるのが私なんですよ!!
コードギアスは本当に引きが良くて、来週が気になり過ぎて一期を一気見した時は次を再生する手が止まらない、止めることがストレスになってたし二期のリアタイは毎週次が気になって気がそぞろでした!!
場面は移って、シュナイゼルが部屋で上着を脱ぐシーンに。
コウジロウさん「シュナイゼルの上着を脱いだ服ってここで初出なんですよ。シュナイゼルって本当に大変で、どうなるかわからないキャラだから表情もわからないんですよ。恐らくラスボスになるであろうとは言われてたんですけど」
湯川さん「オープニングでラスボスっぽい雰囲気出してたしね」
コウジロウさん「どうなるかわからないから服もあんまり着せられなくて、ノーマルの服を引っ張り続けてやっと上着を脱げました」
シュナイゼルの上着にそんな苦労話があったとはwww
画面は移り、学園祭に。ユフィがナナリーとお茶を飲み、カップを持つ手が震えてるシーン。
コウジロウさん「劇場版ではユーフェミアはこの辺でルルーシュがゼロじゃないかと疑ってるんですよね。ちなみに、テレビシリーズの時はなんでここで学園祭のことやろうと思ったんですか?」
大河内さん「ルルーシュが最高潮に幸せな時に、行政特区の宣言をやりたかったんですよね」
コウジロウさん「河口さん、このタイミングで学園祭っていうのは懸念とかなかったんですか?」
河口さん「そうだね、この時とにかく大変だったから……学園祭ならメカ戦がないし、元々ある学園だから設定もあるし安心だったかな」
湯川さん「新しい場所で設定ないと監督に怒られるもんね(笑)」
大河内さん、すごいさらっと酷いこと言う!!www
テレビシリーズだとこれ、前話がキュウシュウ戦役でゼロとスザクが共闘して、視聴者的にもちょっと未来明るんできたんちゃう……?みたいな時だったからな。
画面は進み、シュナイゼルがコーネリアを褒めるシーンに。
コウジロウさん「ここのギルフォード見ておいてください。後ろでこっそり頷いてるでしょ?話聞いてるんですよね何気に」
湯川さん「芸が細かいなぁ~(笑)」
河口さん「シュナイゼルは声も二転三転したよね」
コウジロウさん「シュナイゼル誕生日事件とかもありましたよね。千羽さんにキャラの生年月日を決めて貰ってたんですけど、シュナイゼルとコーネリアは同じ年なのに千羽さんが決めた誕生日だとシュナイゼルの方が弟ってことになっちゃって。後から誕生日変更しました」
あーーーーシュナイゼルの誕生日が4月1日だったことがあった的な話これが理由かな!?懐かしい説だ……。
また学園祭に戻り、今回出演キャラ多いですよね、という話に。
大河内さん「昔富野さんに言われたんですよね、何か困ったらキャラを一堂に集めるんだって。そうすると、こいつとこいつが会ったらこうなるだろう、という感じで勝手に動くんですよね。キャラが立ってると」
コウジロウさん「シナリオ会議の時とかもキャラの話をするんですか?」
河口さん「凄いしますね。漫画原作は元々キャラが立ってるけど、オリジナルはそれに対抗していかなきゃいけないから」
大河内さん「逆にやっていく内にキャラが立っていくこともありますけどね。ジェレミアやヴィレッタとか。ジェレミアは早く殺す予定だったんです(笑)」
湯川さん「バトレーが結構長く生き残ったのは俺ら中間管理職の当て擦りだよね。見てていつも胸が痛くなるもん。関わらなきゃよかった、あんな監督……って(笑)」
\ドッ/
場面変わって特区日本宣言をテレビで見る藤堂さんのシーン
コウジロウさん「藤堂さんまたテレビ見てますね。いつもテレビ見てるんですよ本当」
大河内さん「藤堂さんは黒の騎士団の指揮官がルルーシュしかいないというのは説得力がないってことで仲間になったんですよね。カレンは強いけど指揮官じゃない」
湯川さん「扱い良かったですよね藤堂さん。人気もあった」
コウジロウさん「女性にも好かれてますしね。隣にいるんだから気付けよって感じですけど」
湯川さん「あれはね、ずっと『女の子』だと思ってるんでしょうね」
コウジロウさん「もういい歳なのに(笑)スザクのことも『男の子』だと思ってるでしょうね。三段突きかわされてびっくりしてたし」
スザクのこと男の子って言われて萌えました\(^o^)/
ここで、画面に映された咲世子さんの話題に。
コウジロウさん「総集編で咲世子さんの出現率上がりましたよね。咲世子さんはいつの間にか忍者に……」
湯川さん「新井さんのキャラが強烈だったよね。ミレイ役の大原さんと一緒にやってたラジオでも、ミレイを手の平で転がす感じで」
大河内さん「ラジオ、新井さんのも福山さんのも作業しながら聞いてました」
コウジロウさん「ラジオ一回復刻しましたよね?」
湯川さん「あれはね、谷口さんからしろって言われた」
今こそるるくるステーションを再び……!!!!!!ってめっちゃ心の中で念じました。届いてないかもしれないのでここでもう一度主張しますね。
今こそるるくるステーションを再び……!!!!!!
っていうか音源残ってるなら今頃DJCDみたいやつ出してもいいんですよ!!?
場面進んで、特区日本の会場に。
大河内さん「うっかりギアスは結構悩んだんですよね。どううっかりさせるか。最終的に、策を弄さない方がいいという結論になりました。やっぱりルルーシュが唯一負けるのが何も考えてないユーフェミアってとこがいいんですよね。知略で来る人は勝てそうですし」
湯川さん「え?それって経験談ですか?」
大河内さん「いやいや(笑)」
湯川さん「でも確かに天然の人の方が強いんですよね、ほんと」
画面はスザクがC.C.のシルエット?を見るシーンに。
コウジロウさん「ここって、理由ちゃんとあるんですっけ?」
大河内さん「これは、基本的に人は集合無意識でみんな繋がってるんですよ。ただ、人によって見える、見えないが違うんです」
湯川さん「集合無意識って普通にある概念で、それを参考にしてる部分もあるんで、興味があれば検索して頂ければ」
基本、シャーマンキングのグレートスピリッツだと思ってた私\(^o^)/今度ちゃんと調べてみよう。
画面は進んで、ユフィが「その名は返上しました!」と反論するシーンに。
大河内さん「『俺のためか!?』みたいなとこ好き」
\ドッ/
大河内さん「若干自信家なんですよね」
コウジロウさん「ルルーシュって育ちがいいから人を憎み切れないんですよね。情に絆されるというか」
そしてうっかりギアスからの虐殺へ……
湯川さん「もうここら辺大河内さんと谷口さんの真骨頂!」
河口さん「もう(ユフィ役の)南さんに顔向けできない」
コウジロウさん「よくあの時代にこのカロリーを作れたなと」
湯川さん「虐殺シーン、今だったら危なかったかも。当時のMBSはまだゆるいんですよね。この赤い血、今はダメですよ。今日も違うアニメで血は黒くしてって言われました。画面にある血の比率でNGくらったこともある」
河口さん「当時でもいっぱいクレームきたらしいですよ(笑)」
そうなんやーー!?深夜でもやっぱあれほどやるとクレーム来るんだ……。
画面は皇帝の「あやつ、やりおったか!」のシーン。
コウジロウさん「これ、監督に確認したんですけど、(あやつは)ユフィのことらしいですよ」
大河内さん「ああ、ここはわざとミスリードさせてます」
えぇぇええええーー!?そうだったのか!!十年間ルルーシュのことだと思ってたわ!衝撃の真実……。
皇帝も全部は知らなかったってことなんか?
ここからはしんどいシーンが続くので、生コメンタリーも度々シーンとしてました。
次の会話、確か場面は「見つけ出して殺せぇ!」くらいのところだったかな。
コウジロウさん「なんであそこであんなひどいことしたんですか?」
湯川さん「谷口さんと大河内さんの趣味です」
大河内さん「僕も谷口監督も、ギアスっていうのは卑怯な力だと思っているんですよね。だから、それを使ってきたルルーシュには報いを受けさせなきゃいけないんですよ」
大河内さん、若干のいじりにもマジレスで応えてくれる\(^o^)/
画面はルルーシュがユフィを撃つ、「多分、初恋だった――」のシーンに。
湯川さん「このシーン、男的にはグッと来るけど女性声優さんにはこんなこと言われても興醒め~って言われたんだよね」
コウジロウさん「(笑)まぁ……撃たれてますからね」
そして画面はユフィの遺言と、ゼロが演説するシーンが交互に来るシーン。
ちょっとどんな話の流れだったか思い出せないんですけど、多分悲劇がどうこうみたいな話だったかと。
大河内さん「僕、R2の最後はハッピーエンドだと思って書いてるので」
コウジロウさん「おおっと」
湯川さん「ハッピーエンドかぁ」
大河内さん「世界征服までできて笑顔で死ねる方がよくないですか?ダラダラと自分の美学に反して生きているより絶対いいと思うけどなぁ」
湯川さん「今多くの大人を敵に回したよ!?」
大河内さん「物語の中の話ですよ!(笑)現実はまあ色々あるから……」
河口さん「谷口作品は生き地獄だって言うしね」
そっその理論でいくとあの……ゼロレク後のスザクについてっていかがお考えで…………(考えるのをやめた顔)
「合衆国日本!」あたりのシーンに。ちなみにここらへんのモブ、描かれたの千羽さんだそうで、「非常にクオリティの高いモブ」と評されていました。
コウジロウさん「あの腰の角度難しいんですよね」
河口さん「木村さんもルルーシュの基本は腰くいであるって言ってましたもんね」
そしてここら辺からまたコメントできないターンに……
場面変わってルルーシュがC.C.と二人になるシーンに。
湯川さん「C.C.に泣き言いうルルーシュ好き」
コウジロウさん「ギアス暴走しちゃってるからC.C.としか会えないですからね。まだコンタクトないから。そう言えばコンタクト問題ってありましたよね。リアルなサイズにするのかルルーシュの目に合わせるのか。でもルルーシュの目に合わせたら巨大になっちゃうんですよね(笑)」
河口さん「あったあった」
コウジロウさん「結局リアルなサイズにして極力見せないようにしたんですけど」
湯川さん「コンタクトに限らず家具とかもあの等身に合わせて違和感ないようにしないといけないから作画さんが苦労してたよね。ここに慣れたら他にいけないって言われて。でもお陰で絵が他と差別化されてて、R2の時も新番組があっても怖くなかったです。本当にクランプさんに頼んで良かった」
画面進んで、神楽耶様が凄い動くシーン
コウジロウさん「ここは田畑さんが描きたいって言って描いて貰ったシーン。神楽耶好きなんですよ。自分でロリコンを公言している人なので。今やったら捕まりますよね」
改造されたジェレミアがバトレーに説得されるシーン
コウジロウさん「面白いこと言ってますけど、すげぇひどいことされてますからね」
人体実験ですもんね!!私もそれ思ってた!!勝手に体機械化されとるで……て。
ここで話題は、24、25話はスペシャルステージをやりましたよねという話に。
河口さん「終わった後エェエーッて言われました」
コウジロウさん「当時ツイッターとかなくて良かったですよね。すごいこと言われてましたよきっと」
湯川さん「女性の方で泣いてる人もいて、櫻井さんに『ひどいことしますね!』って言われました」
コウジロウさん「そう言えばこの頃、スザクめっちゃ嫌われてたんですよね。櫻井さんなんかスザクが嫌いですって手紙貰ったりして。今ではやっとスザクの良さが伝わったのかなー」
ちょちょちょちょちょちょちょちょっと待って下さいよーーーーーーーーーー!!!!!!
当時もR2時代もそれ以降もスザクのこと好きなスザクファンは結構いたんですよ!!?!?!?
ただ公式や櫻井さんご本人にわざわざ嫌いです手紙を送る狂った奴が多かっただけなんです!!
アンチが多かっただけでファンもいたんです!!!!!!!
アニメ誌の好きなキャラランキングにも結構スザクランクインしてたと思うけどなーまぁ直で狂った手紙送ってくる方が記憶には残るよね。
今は好きが公式に届きやすい、いい時代になったんだなぁ……。
コウジロウさん「23話がクールの最終回になるって決まって何か変えたりしたんですか?」
大河内さん「台詞くらいですね。あー電話のシーンは元々はなかったかも」
湯川さん「携帯電話も持たせるかどうか、議論ありましたよね。今だと持たせて当たり前だけど、当時はそこまでじゃなかったから。SEEDは持ってなくてSEED DESTINYは持ってる、くらいで」
大河内さん「携帯電話持たせるとドラマ性が下がっちゃうんですよね。ちょっと連絡したいけどできない状況も、携帯があると解決しちゃうから。でも23話でも使えましたし、持たせて良かったですよね」
湯川さん「今だとガラケーだねって思っちゃうけど(笑)」
コウジロウさん「ルルーシュ、作中で携帯三つあるんですよね。こいつ一回二つにパッカーって割ったじゃないですか。割るなよ!って思いましたもん」
湯川さん「また考えなきゃいけないもんね(笑)」
コウジロウさん「谷口監督に次は変形するやつにしてくれって言われて。変形する携帯って!?って思いながらわかりましたって言いましたけど」
湯川さん「その内ロボットになるやつにしてって言われるよ(笑)」
劇場版ではタッチパネルが導入されてたし復活ではスマホになるのかな……www
画面は進み、ブラックリベリオンでスザクが黒の騎士団相手に暴れまわってる辺り。
湯川さん「よくこんな戦闘シーン描けましたね」
河口さん「作画の方々のこだわりが凄くて。瓦礫もこんなに崩れてるんだかた適当でいいのにこことここが合わないようにしないといけないんだってこだわってて。今はもう3Dレイアウトを先に起こしますね。その方が早い」
ここで、不意に名前の付け方の話しに。
コウジロウさん「主要キャラはみんな大河内さんが名前付けたんですか?」
大河内さん「名前の付け方は独特で、ルルーシュとスザクとナナリーは僕が決めたんですけどそれ以外は僕だったり谷口監督だったり、まちまちですね」
コウジロウさん「そう言えば、千草って……これ言っていんかな。いいですか?大河内さんの元カノからとったって谷口さんが言ってるんですけど」
大河内さん「それほんとは違います。俺そんな名前の彼女いたことない。杉山って前にいた制作進行の……」
コウジロウさん「ああ、いましたね。黒の騎士団の杉山ってあれ声優さんじゃなくて制作進行からとってるんですよ。あいつかー。谷口監督大河内さんの元カノってすっと言ってますよ。誤解解けてよかったですね(笑)」
ちょっと待って、え、黒の騎士団の杉山って声優さん名じゃなかったの!?www十年越しの真実\(^o^)/井上は!?井上喜久子さんじゃないの!?えっ!?
大河内さんの元カノ問題よりびっくりしたわwww
画面は進み、「扇が撃たれたって!」あたりに。
河口さん「この辺の黒の騎士団、当時の制作状況みたいだよね」
コウジロウさん「ああ~大混乱でしたね」
湯川さん「コーネリアみたいに谷口監督の怒号が飛んだりして」
ルルーシュが仮面をとってコーネリアに姿を見せるシーン
大河内さん「ああ、このルルーシュも綺麗だね」
凄いしみじみ言われていてンンッフフwwwってなってしまった。わかりみが過ぎる。
ここからは、新録アフレコの話に。この辺りはジェレミアが神根島に来たシーンだったかな?
湯川さん「やっぱり皆さん気合いが入り過ぎてて、尺を超しちゃうんですよね」
コウジロウさん「主要キャラ以外もみんな主役を食ってやるって勢いできてますもんね」
そして神根島の遺跡のシーンに。
大河内さん「ここ、最初はスザクとルルーシュだけのシーンだけだったんですよね。でもよりぐちゃぐちゃにした方が面白いんじゃないかと思って、カレンも呼んでやろうって話になったんですよ」
コウジロウさん「そんな飲み会に呼ぶみたいに」
大河内さん「まぁあと、カレンはC.C.と並ぶもう一人のヒロインなので、そろそろルルーシュのこと知らないと同じステージに立てないっていうのもあって」
そんな飲み会に呼ぶみたいな気軽さであんな修羅場に強制参加させられたら堪ったもんじゃないwww
もう一個ちゃんとした理由があって本当に良かったです\(^o^)/
あと大河内さんがさらっと「23話あたりからゼロってあいつじゃないかなって思ってる」って言ってたんですけど、えっ嘘ですよねもう少し早くから疑ってますよね!?ん!?
SEで特区日本に誘う含ませた感じの話あるし、多分特区より前やと思うんですけど、ほんとスザクがいつから気付いてた問題は重要なので、いや、あの、えっ???
ここは特に突っ込まれずにさらっと流れた……。
そしてシーンはルルーシュが流体サクラダイとを付けだす辺りに。
湯川さん「ルルーシュって頭いいのに説得の仕方が下手だよね」
大河内さん「ここで土下座してたら何か変わってたかも」
コウジロウさん「スザクすまない!!ってね。意外と一緒にナナリーを助けてくれたかも」
(スザクのくるくるキック)
コウジロウさん「一応フォローしとくと、ルルーシュは普通の男の子くらいの体力はあるんですよ。スザクが化け物なだけで」
河口さん「ただちょっと長く走ったら息切れしちゃうけど」
そしてR2の番組枠の話題に。
湯川さん「R2は夕方になっちゃったよ、ごめんって話をしたよね」
大河内さん「深夜から夕方になるにあたって、最初作ってた脚本は一回つかえなくなっちゃったんですよね。放送局から最終回の続きじゃなくて一話っぽくして、今回から入った人でも見れるようにしてと言われて」
湯川さん「でも製作費は跳ねあがったよ。全然違った」
ここでシーンはナナリーが見つかったというニュースが流れるところに。
コウジロウさん「このシーン、シュタットフェルト家がって言ってますけど、ここ監督に確認してきました。シュタットフェルト家は、カラレスに取り入って金で名声を買ったんだそうです。自分が救った事にしてくださいって」
これ、5月3日の発生可能上映の時に出た質問の答えですね!!
あの時の質問者さんに果たして届いているのか……!?!?ツイッターでも言ってあげてー!!
画面は変わって、ナイトオブラウンズが集まるシーンに。
コウジロウさん「ナイトオブラウンズを作ったのは大河内さんなんですか?」
大河内さん「R2の時に作りました。スザクの友達…というか、同僚を作ろうって話になって。あといつまでもスザクやジェレミアとばかり戦わせてられないんで、世界大戦にしようということで」
友達から同僚に言い直した点印象的でしたwww
大河内さんもまた友達のハードルが高いマンの一人なのか……。
そしてロロ登場シーンへ。
大河内さん「ロロはナナリーの偽物ってことだったから女の子のにしようっていう案もあったんですよ」
コウジロウさん「それはリリーシャじゃないんですか?」
大河内さん「リリーシャじゃなくって普通に妹役として。でも女の子だったらあの悲劇は作れてなかった」
コウジロウさん「ルルーシュも女の子にボロ雑巾にして捨ててやるとは言えなかったでしょうしね」
ほんとルルーシュ君のそういうとこ!!!!ロロが男の子で良かったなぁ……。(しみじみ)
画面は進み、ゼロ復活をラウンズが見てるシーン
大河内さん「ジノはすぐスザクを肩を組むやつなんですよ。スキンシップが激しいというか。クランプさんにもジノは大型犬みたいなやつですって言いました」
リアタイ時代、最初にジノをアニメ誌で見た時は気のいい世話焼きお兄さんタイプのキャラかと思ったよね。まさかジノが年下大型犬キャラだったとはな……。
画面は神楽耶様と天子様がお話してるシーンに。
コウジロウさん「大河内さん、中華編苦戦してましたよね」
大河内さん「ああ、三本くらい書いて全ボツしたやつ……」
湯川さん「大河内さん、あの時半ギレしましたよね」
大河内さん「銀英伝みたいな雰囲気で作戦中心にするっていうからそう書いたのに」
河口さん「まぁでもあの時代だとこっち(アニメ本編の中華編)の方がよかったよね」
大河内さん「まぁコードギアスは作戦合戦より、作戦考えないスザクが作戦を潰すってところが面白いですからね」
そしてどんな流れだったか、不意にイラドラの話に。
湯川さん「他のアニメで特典でイラドラ作ってって言っても、みんなコードギアスみたいにはできませんって言うんだよね。コードギアスは止め絵で動かそうとするから。紙芝居でいいって言ってるのに凄い枚数あるの」
コウジロウさん「確かにイラドラなのに結構動きますもんね」
湯川さん「また動画編集の人もなんとかここを動かせないかって頑張っちゃうんですよ。動画編集スタジオって時間単位で時給制だからすごくドキドキしてた」
そういえばギアス以外であんまりイラドラみたいなのって見ないかも!?
画面は叛道新規のスザク君お着替えシーンに。
コウジロウさん「肌着着ないんすね、こいつ」
湯川さん「アレルギーないんだねー」
スザクのお着替えシーンへのテンション低すぎてワロwwwファンとの温度差で台風できるwwwいや高くてもアレですけれども!
そしてスザクvsさよーしゅのシーンに。
湯川さん「もうこれ絶対谷口さんがやりたかっただけ!」
コウジロウさん「アクション凄いルルーシュって違和感バリバリですよね」
画面は進み、ルルーシュがロロにプレゼントを渡すシーンに。
コウジロウさん「駄目押しでプレゼント渡すのが慣れてる感じしません?」
大河内さん「(笑)」
コウジロウさん「ロロを出した意図はなんだったんでしょう?やっぱりナナリーの代わりに?」
大河内さん「ナナリーの代わりっていうのもあるんですけど、ギアス方面の強敵を作らなきゃいけなかったので。ヴィレッタ達だけだと、ギアスかければ済んじゃうんですよね。あと、ナナリーの偽物ということで一期の時の遠い相手への怒りだけじゃなくて、身近な怒りもあるところがいいかなと」
画面は進み、ギアス饗団の辺りに。
バトレーの死の辺りで「やっぱり谷口監督の嫌がらせだと思うんだよな」なんて小話を挟みつつ、コーネリアがKMFを整備するシーンに。
コウジロウさん「ブリタニアの皇子皇女って本当に才能に溢れてますよね。クロヴィスも芸術方面は秀でてましたし」
大河内さん「そう、クロヴィスは政治に向いてないってだけだったんです」
コウジロウさん「多才な人が多いですよねー。オデュッセウス以外」
湯川さん「オデュッセウスも違う才能があったかもしれないよ?中間管理職の才能とか」
そして画面はコーネリアがジークフリートを撃ち、V.V.が「ジークフリートの弱点を知っている攻撃!?」ってなってるシーンに。
コウジロウさん「弱点って言っても実弾に弱いってだけなんですけどね」
大河内さん「最初、このコーネリアの反撃はなかったんですよ。でも谷口監督が入れたいと。コーネリアに心の決着をつけさせたいって言っていて」
湯川さん「谷口監督って情け深くはないけど情はあるんですよね」
こういうところでコードギアスの深みにハマっていくんだよなーーー!!!
コーネリアのシーンあるのとのないのとじゃやっぱり全然違うしな……。
そして画面は変わり、扇とヴィレッタのシーンに。「でも君を好きになってしまったんだ!」
湯川さん「なんだこれ??」
\ドッ/
コウジロウさん「これアフレコの時はもっとぬめっとしてましたからね」
いやほんと結構そのシーン他とテンションが違い過ぎてなんだこれなんだよなwww
画面はナナリーとスザクが政庁で会話するシーンに。「まさか。ナナリーにだけは嘘を吐かないよ」
湯川さん「またまたぁ」
コウジロウさん「丁度嘘を吐きましたね。ここのスザク、手袋はめてないんですよ。はめてたら手触られてもバレなかったかもしれないのに」
画面はV.V.が死ぬシーンに。
コウジロウさん「ここでもうV.V.のコードはとられてるってことですよね?」
大河内さん「そうです。あとアニメで出てないんですけどV.V.のコードは首筋にあるんですよ。だから首から血が出てるんですね」
そうだったのーーー!!?十年目の真実再び。まだまだ知らないことが沢山あるなぁコードギアス……。
画面はCの世界のルルーシュ、皇帝をギアスで殺して独り言いってるシーンに。
コウジロウさん「この人、ギアスかかってないじゃないですか。よく我慢してますよね。こことか絶対笑い堪えてますよ」
(皇帝が起きて「王道で来るがいい!」って言ってるシーン)
コウジロウさん「ギアスが効かない、可哀想」
湯川さん「これだけ近くにいるのに殴りにいかないんだよなー」
コウジロウさん「そう言えば、身長設定って公式には出してないんですよ。なんでかっていうとこうやって二人が並ぶと皇帝がでかすぎるので。ルルーシュが180くらいだとすると皇帝2メートル半くらいにあるんですよね」
湯川さん「2メートル半はやばいね、人間じゃないね。せめて2メートルくらいだよね」
ちょっと待って色んなムックとかに出てる身長設定は公式じゃなければ一体どこから出てきたものなのwww
そしてシーンは進み、ニーナがフレイヤの実験を成功させるシーンに。
湯川さん「シナリオやってシリーズ構成やって、ってしてると、どうしてもスザクがフレイヤ使っちゃう日が8月の広島に原爆落ちた日になっちゃうんだよ。だからフレイヤは本当はもっとリアルに核っぽいものだったんだけど、漫画爆弾にしてくださいって言ったんだよね」
ってアレわざとじゃなかったんかーーーーーい!!
うわお前……広島の原爆の日にこんなお前……って思ってた十年前……わざとじゃなかったんかい……どうしてもなっちゃうって……凄いなコードギアスって……あれでも結構界隈震撼したよ……。
画面はC.C.が記憶喪失になったシーンに。
大河内さん「記憶喪失はラブロマンスの装置としてやりました。この辺りではもうルルーシュの相手はカレンじゃなくてC.C.ってなってたので。本当は中華編でC.C.が攫われて少しルルーシュと関係が深まるはずだったんですが、なくなったので。あと、19話に向けてルルーシュの味方をなくさなきゃいけなかったんですよね」
言うて、記憶喪失になったC.C.とルルーシュって全然ラブロマンスしてなくないか!?
ルルーシュ君のママみが増しただけだった感が強い。
ここからは、終わりも近付いてきたということで、叛道の感想を一人ずつ言っていってました。
河口さん「三部作の真ん中ってただの繋ぎになりがちなんですけど、スザクに着目してまとめてあるのがすごく良かった」
湯川さん「僕も、正直部下にするならルルーシュよりスザクなんで、スザクが着目されてよかったなと。あと新作カット?と思ったら既存のカットだったところもあって、これはやっぱりテレビシリーズ凄いなと思いました」
コウジロウさん「そう言えば、質問にもあったんですが、スザクが初めてキービジュになって、センターになることに違和感はなかったですか?」
湯川さん「全然」
河口さん「なかったですね」
大河内さん「僕は、やっぱり一期の後繋がって見れたのが良かったですね。あそこが毎回期間空いちゃうので」
ここで、画面がラストのスザクの部屋のシーンに。
コウジロウさん「ここ、監督に聞いてきたんですけど、ユーフェミアの肖像画を描かせたのはコーネリアらしいですよ」
湯川さん「でもあの巨大な絵、スザクが一人でえっちらおっちら持ってきたって噂がありますよ」
コウジロウさん「ナイトメア使えよ(笑)」
湯川さん「オーディオコメンタリーで言ってたんです。今回のオーディオコメンタリーは150分もあって、櫻井さんと谷口さんで櫻井さんが演技論を熱く語ってたので、是非見てみてください」
突然の宣伝!!予約済みです!!っていうか今回のオーディオコメンタリー、谷口監督と櫻井さんと藤津さんなんですね!?小清水さんが予定されてた記憶があるけどどうした?!
でも確かに叛道のカレンを小清水さんに語らせるのは可哀想がすぎるかも……。
画面上は既にエンディングロールとThe Moonが流れていました。
湯川さん「The Moon、あの終わりだからユーフェミアを失うスザクの心情とあわさってていいですね。監督も満足してたし」
コウジロウさん「こないだ銀座でピアノコンサートやったんですけど、その時ピアニートさんがアンコールでThe Moon弾いてくれて。泣いているお客さんもいました」
あの引きでThe Moonは本当に神だよ……。
こうして叛道は終了し、最後に登壇して一言ずつの挨拶がありました。
河口さん「スタジオで見てる時は、今日みたいにあれやこれや言いながら見てるんですけど、それと近い気持ちで見てました。コードギアスプロジェクトはこれからも五年、十年と続いていくと思いますので……」
湯川に「本当に!?」
河口さん「勿論ファンの皆さんの応援とスタッフ次第ですけど(笑)これからも応援、宜しくお願いします」
湯川さん「あの頃走り抜けた作品をこんな風に見れて良かったです。これからこの後三部ですが、よろしくお願いします」
大河内さん「今日叛道を見て、この後皆さんには皇道を見て頂きます。これでも最後なんですけど、僕はスタート地点だと思っています。劇場版三部作は復活のルルーシュのために作ったものでもあるので、これからも応援よろしくお願いします。
ということで、この生コメンタリーは終了。最後にコウジロウさんから告知があって、皇道の入場者特典の話が出ました。1~4週目は既出の情報だったんですけど……。
コウジロウさん「五週目の招待状。これ、三種類あります」
\エェェエエエエエ!/
コウジロウさん「ごめんねー。皇道、何度も楽しんで頂けると嬉しいです」
ご……っ五週目で三種類の招待状……オエッ……ウッ……アッ……
劇場通い、全力を尽くします……。
それはそれとして、生コメンタリーほんとにとっても楽しかったです!!
大河内さんのお話をこんなに長く聞くのは初めてだったと思います。
お陰様で貴重なお話を沢山聞けました。ありがとうございました!!
皇道は先行とセットという形にはできないと思いますが、どうかお願いします!!皇道でもどうか!!生コメお願いします!!
シンジュクゲットーのバルト9で開催された舞台挨拶に行ってきました!!
当然叛道のネタバレがあるのでご注意ください。
いつもなんですけど声優さん、特に福山潤さん喋るの早くて全然メモが追いついてないので、雰囲気だけ感じて貰えると嬉しいです。
司会は興道の時と同じくサンキュータツオさん。
入って早々、「午前中に見る映画ですかこれ?」と言って一笑いとってました。
いつもの注意事項があって、福山さん、櫻井さん、土屋Pの順でゲスト登壇。
福山さん「今日は朝早くからありがとうございます。ショッキングなストーリーだったと思いますが、この衝撃の反動はどうだったかなと思います」
\ドッ/
櫻井さん「朝から福山君のドヤ顔を見ました。今日はお越し下さってありがとうございます。この日を迎えられて良かったです」
土屋さん「今日はお越しいただきありがとうございます。お腹いっぱいになって貰えると嬉しいです」
お腹いっぱいどころの話じゃないんですけど!!視聴者の腹を破裂させて殺す気で来てますよね!?
タツオさん「土屋さん、今日は監督は……」
土屋さん「なんでしょうね。忙しい、忙しい言いながら来たがらないんですよね」
監督、どうか皇道の時はいらして欲しいです……!
こういう場に立つの好きじゃないんだろうなとは察しているものの、でも、生のお声を聞きたい。どうか……!!
話しは「第二部の終えて今の気持ちは?」という話題に。
福山さん「あまりに激しく、ショッキングなことが多い章でした。総集編なのにこれからどうなると思わざるをえない話でしたね」
櫻井さん「大変でした。新作カットを聞いている時、叛道とはよくつけたものだなと。スザクの気持ちの揺れ動きが凄くて。アフレコってこんなに肉体労働だったかなと思いました。残念ながら僕は皆いるアフレコには参加できず、一人での収録だったので少し心細かったです。でも、であればということで役に集中しました」
土屋さん「劇場版はある種の集大成で、コードギアスの魅力を凝縮するように作っています。なので、今までのファンだけでなく新しく魅力に気付いてくれる人がいたら嬉しいです」
ここでもう一人のゲスト、藤原さくらさんの登壇です。壇上では櫻井さんと土屋さん間に立たれました。
タツオさん「主題歌に決まった時のお気持ちは?」
藤原さん「私は本当にただのコードギアスのファンで、その辺からいきなり出てきたような存在で、決まった時は嬉しくて二次創作のような気持ちで曲をいっぱい書きました」
(一瞬シーンとなる会場)
福山さん「いやまさか藤原さくらさんから二次創作という言葉が聞けるとは。今ボルテージがぐんと上がりました」
櫻井さん「今日一日頑張れそうです!!」
\ドッ/(何故か緩む空気)
なんだったんだあの空間www
でも本当に主題歌や挿入歌が、このアニメのためだけに作られたものっていうのは凄く贅沢なことですよね。
タツオさん「主題歌はどういう思いを込めて書かれたんでしょう?」
藤原さん「何が正義なのか、正しいのか、間違っているのか、っていう、コードギアスのテーマでもあると思うんですけど、そのことについて書きました。誰の目線っていうことはなく、全体の目線で」
タツオさん「土屋さん、藤原さくらさんを起用した理由は?」
土屋さん「沢山の方の名前が挙がる中で、ふと藤原さくらさんの名前が挙がって、デモを聞いてこの人がいいね、と決定しました。作中では、曲で展開も少し変わって、視点も変わっています。 新しく作り変えていく中で、音楽が重要なファクターになっています。新しい曲だけど、作品に寄りそうような曲です」
次の話題、テーマを忘れちゃったんですけど、多分「アフレコどうでしたか」って感じだと思います!
福山さん「野球で言うと、先発ピッチャーのつもりでした。興道の時は二回のアフレコの間に一ヶ月くらい空いてたんですけど、今回は中四日でとったんですよ。だから僕、実は体壊しちゃって。最後十五分くらいで声でなくなっちゃったんです」
タツオさん「え、そうだったんですか!」
福山さん「そのお陰で、ロロを詰るところだけは先輩に褒められました。そこだけかなぁって思いましたけど」
櫻井さん「僕は一人アフレコだったんですけど、福山君の情報は貰ってました。凄かったよ、って。そこに挑むモチベーションでやってました。新アフレコには面白さを感じましたね。最初は本当に嫌だったけど!人生的な経験も全て詰めて今だからできる演技をしました」
福山さん「でも、僕も最後十五分は別録りなので、先に櫻井さんの演技聞きました。最後の電話の辺りからのシーンで、完全にスザク、ルルーシュを殺しにかかってるじゃないですか。ガチで狼狽えちゃって、『ススス、スザク……』ってなって、後ろで監督や音響監督爆笑してましたよ。生々しすぎるからもう一回やろうって言われました」
もーーーーーーお腹いっぱいですありがとうございます!!
櫻井さんと福山さんの演技面でのガチンコバトルもスザクとルルーシュを構成する大変重要な要素ですよね。
凄いここのトークの満足度高かった……!!確かにあの声は怖い!!
っていうかあの声聞いてからのルルーシュのあの演技だったと思うとまた味わい方変わってきますよね……このことを聞いてから叛道見てないので、早くもう一回見たいです!!
続いての話題は、「印象に残っているシーンについて」
藤原さん「私はもう、シーンというか、新アフレコと聞いて、また新しい声が聴けると思ってとても楽しみでした」
福山さん「なんとなく今の櫻井さんがどうするか考えてやったシーンは印象に残ってますね。あと、ユフィ絡み。そしてダールトン本当に可哀想!ルルーシュほんとひどいやつだなって思います!」
櫻井さん「やっぱりルルーシュ絡みが濃いんですけど……他では、扇とヴィレッタのシーン。本編忘れてない?(笑)」
福山さん「収録でも千種~って扇が言うと笑いが起きてたんですよね」
櫻井さん「キャラクターそれぞれにドラマがあるっていうのがいいよね」
次に、「実はこういうシーンもあったんですよ、と言いたいシーン」 について。
福山さん「僕はやっぱり、『散々使い倒してボロ雑巾のように捨ててやる』ですね。主人公の台詞じゃない!」
タツオさん「あぁ~やっぱり」
福山さん「そこはもう一度言いたかった。残念としか言いようがない!」
滅茶苦茶悔しがってるのが印象的でしたwww
そうだよな、スザク視点だとほんと、そういうとこもスザクは目撃してないもんな。
この話題は時間の関係で、福山さんの分しか聞けず。
ここでフォトセッションの時間になりました。
キービジュがスザクだから、スザクがセンターでフォトセッションやってる!!
スザク主人公じゃん!!凄い!!こんな景色見たことない!!
スザク主人公じゃん!!凄い!!こんな景色見たことない!!
そして早くも、最後に一言ずつ、という流れになりました。
土屋さん「谷口監督が作った『The Moon』のPVを見て欲しいです。ルルーシュとスザクをギュッと詰め込んだ内容になっています。そのさきのことも色々準備しています。これからもよろしくお願いします」
藤原さん「今日、叛道が公開になりまして、とても嬉しいです。曲の方も楽しんで頂けると嬉しいです」
櫻井さん「この作品は僕の声優人生ですごく大切な作品です。TV当時よりは成長している思うけど、別に思うこともありながら演じました。何度も見て貰えると嬉しいです。ありがとうございました」
福山さん「この作品をやっているとき、TVの時も今も、負けないっていう一言が胸にあります。誰にというわけでなく自分にというわけでもないんですけど、とにかく負けないと。言葉にするとなかなか難しいです。皇道もやりきりました。この劇場版の先に新しいコードギアスがあります。が、まずは三部作を見て欲しいです。今日はありがとうございました」
ということで、舞台挨拶は大きな拍手の中、終了となりました。
本当に楽しいひと時でした。こんな貴重なひと時を過ごせたこと、幸運に思います。
別記事で叛道の感想も書きましたがすごくすごく心揺さぶられてまだ全然処理できていません。
そのくらい情報量が多い映画でした。まだ何回も通いたいと思います!
皇道もチケット当たってくれ頼む!!!!!
ここまで読んで下さってありがとうございました。
こんなコードギアス見たことない!!!!!
こんな兎に角スザクなコードギアス見たことない!!!!!!!!
見たことのない景色を見せてくれた公式に圧倒的感謝!!!!!!!!!!!!!
は~~~~~~~なんかもうすごかった……すご……すごかったです……
上映前にスザクの"ナイト"としての苦悩を表現したというバルト系列のコラボドリンク飲んで、スザク君の苦悩甘いな!?って思ったんですけど、全然甘くないじゃんか!!!!
という感じの叛道感想です。
あと一部パンフレットバレもあるのでご注意ください。
コツーンコツーンコツーン
とギアスお得意の足音オンリーの視界。今回は誰だ!?と思ったらスザクーーーー!!
出スザクやめて下さい心臓に悪いです!!
「あなたの功績が認められたのよ」
って出スザクのせいで一瞬頭が追いつかなかったけど、ここでユフィの騎士指名の話があったのか。
そしてルルーシュ君、興道の終わりでC.C.に甘えたことを言うなって窘められてたのに、普通にスザクをナナリーの騎士にする気満々で一瞬時間軸興道の前なのか?って思ったけど違った。
純粋にC.C.の言う事全然気にしてなかっただけだった。それでこそルルーシュ!!!!
スザクの父親殺しはやっぱりナリタで知ったことになったんだね。
ナリタで見た時はどういうことかわからなかったけど、白兜のパイロットがスザクだって知ってあの時見たことの意味がわかったって感じなのかな。
あと父親殺しのこと、
「スザクは実の父親を、事故とはいえ殺している」
とか言って勝手に事故にしてて噴きました。事故じゃないです\(^o^)/
てかゼロのことは言わずに黒の騎士団に入れてナナリーの騎士にするってそれ流石に無理あるやろwwwwwwwwwwwなんでゼロがナナリーを守るんだってなるやろwwwwwwルルーシュ君テンパってるのかな可愛いね可愛いね……
そこをつけばスザクを利用できる、とか考えながら
「利用か。スザクは俺やナナリーのために争いをなくそうとしたかもしれないのに……醜態だな、これは」
で、初っ端から息の根止まりそうになりました。
スザクの父親殺しを自分達のためかもって思ってるルルーシュ、うわ、あああ、あーーーーーー。
ここ、本編でもどうなのかなって思ってたんですよね。
ルルーシュは父親殺しのことをマオ編で知ったけど、あの頃のスザクが日本のために父親を殺したって本当に思ってるかな、どうかなって。
しかし劇場版のルルーシュは自分達のために殺したかもって思ってるってわかり、うう、そんなスザクを利用することに、迷い、迷ってることに醜態だなって思ってる、ルルーシューーーーーー
ていうかナリタでルルーシュがスザク見えてたならスザクもルルーシュ見えてたってことでは???
疑い始めた時期多分そこやん???
そもそもスザクが白兜ってわかってもまだ黒の騎士団にしたいのかぁ……白兜でもユフィの騎士でも、やっぱりナナリーの騎士にしたいのかぁ……そっかぁ……
もうOP前からいっぱいいっぱいなんですけど!!!!
でその後に黒の騎士団と騎士叙任式があって、式根島行くぞ!って時に
「作戦目的は枢木を仲間とすること。抹殺ではない。いいな!」
いや私が黒の騎士団だったらあんな散々邪魔された白兜を仲間にとかノーサンキューだわ~~~~
ていうか絶対「ゼロと枢木って何かあるの?あいつが処刑されそうになった時も一緒に助けにいかないかって言ってたし……」ってヒソヒソしちゃうわ~~~
だって白兜のパイロットですよ!?しかも名誉だし!
本編の、暗殺を進言されたけど反対が出て、正面から戦って捕縛するならわかるけど、この流れだとゼロ、枢木のこと好き過ぎじゃない?禁断の恋かな?ってなるわ~~~~~~~~
黒の騎士団モブ腐女子若海、ここに爆誕ですわ~~~~~~
そういえばそのスザクの捕縛の時、本編の「これで!」「お前を!」「捕まえたぁ」っていう台詞が今回は「違うな、間違っているぞスザク」「受けなさい、ゲフィオンディスターバ」に変わってましたね。
なんでだろう。あの一連の台詞好きだったんだけどなぁ。
そして生きろギアスのシーン……
ここ、ルルーシュはスザクに生きろギアスかけてから自分でゲフィオンディスターバを切ってたのね。
ボタンで切れるようにしてるルルーシュ君、リスクヘッジに余念がない。
生きろギアスで瞳が揺れてるスザクめっちゃカッコ良かったし、ギアス切れた後にドバァって大量の汗流すスザクマジで最高だった。
こんなに汗流すスザク見たことないし!!!!うっ、スザク生きてる……
あと、ハドロン砲はガウェインじゃなくてアーニャのモルドレッドでしたね!
神根島スキップされたからどうやってガウェイン手に入れるんだろう?って思ったけどラクシャータのコネを使っていたw
シュナイゼルとカノンさんは新規カットが多かったですね!
シュナイゼル、皇帝陛下に対して
「悠久のロマンもいいけれど、もう少し現実にも目を向けて欲しいものだね」
って言ってて、本編の世が世なら歴史に残る王になれたのに、みたいな言葉を思い出しました。
シュナイゼルさんすげえまとまな人だ……
そしてこんだけ色々カットしてる中学園祭はしっかりやるのか!!
でも確かにここを抜くと本当にユフィがナナリーとルルーシュのこと知る機会なくなっちゃうもんな。
ランスロット仮面まで銀幕デビューやで……
カレンのことは、式根島で出てきた時見てたってことにしたのか!なるほど!
でもスザク君、カレンあの時紅月姓は名乗ってないぞー!?どこで知った!?
「カレン、さっきの件は学校では関係ないよ」
ってわざわざルルーシュの前で言ったところ、アニメでも思ったけど劇場版ではより一層ルルーシュに聞かせるために言ったって感じがするなぁ。
ルルーシュ君は全然スザクが気付いてることに気付いてないって感じ、スザクは体力馬鹿だからなってことなんだろうか。
あと大好きなキュウシュウ戦役が「九州の失敗が参考になる」ってナレーションベースで終わっててアッなりました\(^o^)/
そしてニーナの件!河口湖がないからユフィへの気持ちはどうするんだろう?って思ってたら、なるほど過去にとった賞の授賞式で会ってたことにしたのかー!めっちゃうまい!!
そしてユフィと再会したルルーシュを見つけたシャーリーの、
「最近連絡取りづらくなったと思ったらそういうこと?」
という一言。初見は気にせず見てたんですけど、二回目見る前に読んだパンフレットでの衝撃の一文で意味が変わってきました。
曰く、『今回、ルルーシュとシャーリーが軽くお付き合いしているという設定になっていますが』と。
軽くお付き合いって何!!?!?!?!?!?!?!えっルルーシュ君シャーリーと付き合ってたの!!???!?!軽くって何!!?!?!!?
最近連絡とりづらくなったと思ったらそういうことってそういうこと!!!?!?!?!?!?!
すごいびっくりしました。全然思ってもみなかったところで右頬パーーーンって叩かれた感じしました。
そうか……お付き合いしてたのか……この時点で……
確かにもう少し後の方だけど「なんかシャーリー機嫌悪くってさ、食事の間とかもずっと」とか言ってたもんな、マジ……マジか…………デートか……
シャーリーとルルーシュの、フラグはめっちゃ立ってるのにくっつかない、ルルーシュもシャーリーの気持ちがわかってるのに自分の立場を考えて何も言わないあの関係性が好きだったので凄いびっくりです。
スザルルの民との審議の結果、今はとりあえずラブアタック的なイベントが過去にも起きており、周りの後押しがあってこうなってる認識でいくことにしました。私は!!
それはそうとして、ゼロバレしてないルルーシュ君がユフィにちゃっかり
「そうだ、コーネリア姉さまに会わせて貰えないかな。できれば二人っきりで」
って言ってて、しかもそれでユフィに勘付かれちゃってて噴きました。
あと特区日本の式典の前にユフィがスザクに会わせたい人がいる、みたいなこと言ってたけど、あれ誰なんだろう。
ルルーシュとナナリーだったらユフィに会わせてもらわなくてもという感じだし……?
でもユフィから改めて兄妹であることを伝えたかったのかな??
まさか皇道のフラグになってんじゃないだろうな(疑心暗鬼)
ユフィ、あの状態でゼロの正体勘付くのマジで凄すぎ!!河口湖もなかったのに!?
そしてルルーシュがあっさり仮面脱いじゃうのも意外だったなー!
はーーーーこっからしんどいターンですけど…………
目を覚ますスザク君の目をパチパチする動き、可愛かったな……(逃避)
ていうかもう本当に、何度見ても血染めのユフィはしんどいです。
今回さらに、櫻井さんの泣きの演技も変わっていて更に心臓にきました。
この魂に訴えかけてくる感じの演技、本当に凄すぎる……。
そう言えばV.V.の声、今回変わっているということだったのに、全く違和感なくて相当びっくりしました。
声似過ぎでは!?変わってないのかと思って確認したら、本当に変わってた……。
よくあんな似てる人探し出せたな!?
一期23話の電話シーンカット、辛い(´;ω;`)
黒の騎士団が学園地区に乗り込んでいった時、シャーリーがカレンを見て
「てことはやっぱり黒の騎士団の一人……?」
って言ってて、ちょっと待ってどこでそれ判断したの!?
多分、興道でルルーシュ追いかけていく度に黒の騎士団に会うからみたいな感じだったんだろうけど……!!
話しは流れ流れて神根島、遺跡に入ったルルーシュを追ってくるスザクのシーン、さっきゲフィオンディスターバで捕らえたのに普通に追って来てて、
「スザク!?どうやってここに!?」
っていうルルーシュ君にほんまそれ!ってなってたんですけど、ここは後からスザクの台詞で補足がありましたね。
V.V.がスザクとジェレミアを神根島に送り込んだとか。V.V.働き過ぎwww
そらルルーシュ展のルルーシュ君ナレ、V.V.に恨み節にもなるわ。
そらルルーシュ展のルルーシュ君ナレ、V.V.に恨み節にもなるわ。
ここからの流れは、一期と二期が空いてない分、時系列順で進んでいって圧倒的にわかりやすかったですね。
撃って避けて蹴って捕らえて、なんか一瞬だった。当時あんだけ待ったのに、銃声からの流れが一瞬で終わった。感慨深い……。
それにしても、日本が負けて車の中で涙を流す神楽耶様めっちゃ可哀想だった。
そんで、神根島から紅蓮で脱出する時のカレンの悲痛な叫び、本当に本当に可哀想だった。
ルルーシュお前なぁあああああああああああ!!!!!おい!!見ろこれ!!!!
もー最近カレンの素直さと頑張りの割の報われてなさに心抉られまくりですわ。
でも、私が勝手に心抉られてるだけで、カレンはすぐ立ち上がる。強いなあ……。
でも、私が勝手に心抉られてるだけで、カレンはすぐ立ち上がる。強いなあ……。
あと、ナナリーが保護された時、勝手にキョウトに人質にされてたことにされてたし、ちゃっかりキューエルとカラレスが保護したことにしてたね!?
あれっキューエル死んでないんか!?
なんかシュタットフェルト家もどうとか言っていたような気がするので次見る時に確かめてきます。
あとカノンさんのドラテクwwwミサトさんかよwww
ニーナは穏便に推薦という形でシュナイゼルのところに入ったんだね……。
はーーーそれにしてもここからは怒涛のスザク視点でしたね。
スザクは結構人に恵まれてると思うんですよね、ラウンズでもスザクを大っぴらに批判するのルキアーノくらいだし、ジノとアーニャは仲良くなってくれるし、バルトシュタイン卿なんてさぁ、こんな為になる助言してさ、いい上司じゃん。
「ナンバーズの君はどうやっても目立つ。身の処し方には気を付けて欲しい」
「わかりました」
ってわかってねーだろ!!返事だけはいいよねスザク君。
特派もいるし、意外と結構、立場の割には周りに恵まれてると思うんですよ。
でも、本人が誰も頼ろうとしないし誰にも心を預けようとしないから、圧倒的に孤独。うう……はーーースザク……
で、何、バルトシュタイン卿、ロロのことなんて呼んだ??ネブロス??しかもスザク君、
「君はあの時の……」
って一瞬あの時ってなんのことかわかんなかったけど、亡国か亡国のことかーーーーーー!!!!!
亡国、この世界線の二人も行ってたんかーーーーーい!!!
えっていうか普通だな!?すごくない!?あんな亡国五章最後みたいなラブシーン見られても全然普通だな全く気にしてないな!?
すご……私だったら初めましてって言うわ……
そしてスザク君、身の振り方に気をつけろって言われたばかりなのに早速
「アッシュフォード学園の生徒の記憶も書き換えたのは何故でしょうか」
って食ってかかるよねーーーwwwww最高!!好き!!
そんでこっからはずっとスザクがお仕事しながら事が進んでいくわけですけど、その中でスザクが
「記憶のないルルーシュに罪はない。でも、どうしてこんなに気になるんだろう」
って言ってて、記憶がなくなると罪もなくなるんだっけ!!!?!?!?!?うーーーん倫理観を揺さぶられる一言。
あとあのー普通あんなことあったら記憶があろうがなかろうが絶対ルルーシュのこと気になると思うから大丈夫やで。
そういえばこの辺なんか、謎にC.C.が人魚みたいに泳いでるカットあったな、なんだったんだろう。
と思ったらゼロが復活したーーーー!!!そしてすぐ、中華行ったーーー!!
スザク視点で見ると本当にゼロいきなり復活した感が凄いね、こんなにマメに報告受けてるのにね。
ゼロ復活したのに「君は答えを急ぎ過ぎる」とか言って別の戦場に行かされるスザク君、哀れ。
でも枢木スザク、メンタルにストレスかかった状態で戦場に出ても全く弱くならないから怖い。こいつにはCCさんのショックイメージくらいしか効かねぇ!
そう言えば叛道のスザク君はルルーシュがC.C.を誘き出すための餌だってことは知らされていないままなんですよね。
でもそれって記憶を奪って学園に戻すだけでもなんでやってならない!?そこはどういう納得をしていたんだろう!?
ゼロの正体やギアスのこと明かさないのは突いてたけど……。
ナナリーもルルーシュが記憶喪失ってことは知ってたしな。
もうちょっと何回も見ないとこの辺りの情報処理が追いつかない。
そしてスザクの新規カットーーーー新衣装ーーーーーそしてタブレットで報告書読んでるーーーー移動中に報告書読んでるーーーーーサラリーマンかよ!!
携帯はガラケーなのにタブレットやタッチパネルが実装されたの、なんかすごい、進化してる……
「どういうことなんだ一体。念のためあの二人にサポートを頼んだけど……」
ってめっちゃ先輩ラウンズ使うなスザク君!?
ゼロ復活してからルルーシュのこと知らない人を送りこんでもしょうがないでしょ!?
シャーリーとかリヴァルとかに電話して聞こう!?
ほんとこの辺、周りの仕事は信じないし自分の仕事は抱え込むし上司には突っかかるしで絶対スザクを上司にしたくないって強く思いました!!
でも雪山で白い帽子に茶色のあったかそうなやつ来てるスザク君は可愛い~~~~~最高~~~~
そんな中、ナレーションベースで中華はシンクーが実権を握り、カレンは捕まっていた。
カレン……劇場版だけ見てる人はゼロと決別して捕まったと思われるよなこれ…………
あと「ネブロス、こんな風に笑うやつだったか?」ってお前がネブロスの何を知ってるのよぉーーーー!!!ネブロスって誰だ!!ネブロス、耳に馴染まな過ぎてヤバい。
あと飛行機でのお着替えシーン!!!!!まさかこんな……枢木スザクの生着替えが……劇場で……新規カットで見れる日が来るなんて……ボタン一個一個留めてる無理ぃ………
最初お着替えシーンが最高of最高過ぎて全然台詞が入ってこなかったんですけど、スザク君、
「ルルーシュについてV.V.はどう言ってるんだ!V.V.は神根島に自分とジェレミアと送り込んでくれた。ギアスの暴走を止める管理者じゃないのか!?」
って言ってて、ちょっと待って誰がそんなこと言うたんやwwwwwwww
そして皇帝とV.V.に利用されてることに気付いたスザク君は、ついに久しぶりの学園へと向かうのであった。
そこでまさかのーーーーー?!?!?!?!?枢木スザクの肉弾戦ーーーー!?!?!?枢木スザクVSルルーシュに扮する咲世子!!
ちょっと待って絵面が面白過ぎます!!!!!!
あと枢木スザク君初手からいきなり目を潰しにいきましたよね????怖すぎかよ。
っていうか屋根裏部屋で話そうの合図でルルーシュ君かどうか確認するのずっこい萌えるずっこい!!!!!
でもルルーシュ君皇子であることもナナリーであることも忘れてる設定だから本当に記憶なくしたままだったらその合図知らないかもしれないよ??
スザクの中でこの合図知らないルルーシュはルルーシュじゃないのか、もう無理、すごい。
ここでついに視点がルルーシュに戻りましたね。
スザクが悶々としている間に記憶を取り戻してロロを籠絡してジェレミアを仲間にしてるルルーシュ君流石かよ。
あのロロのロケット、ナナリーにあげるつもりでロロに渡してたんじゃなくて今回は記憶のあるルルーシュがロロを籠絡するつもりで渡してたの、ほんとタラしだなーーー!?!?って思いました。
しかしゼロバレしたけどスザクはとりあえず放っておこうとするルルーシュ君、スザクならナナリーを危険に晒すわけないって思いすぎ。
どんだけスザクの善性を信じてるんだよびっくりする……。
しかしゼロバレしたけどスザクはとりあえず放っておこうとするルルーシュ君、スザクならナナリーを危険に晒すわけないって思いすぎ。
どんだけスザクの善性を信じてるんだよびっくりする……。
あとシャーリーの件がないのにギアス饗団殲滅も結構びっくり!悪度マシマシ詰め甘めって感じだな。
スザクも今度は僕だけじゃなくナナリーまで騙して!!って激おこです。
しかしスザクがナナリーの手を避けるシーンは何度見ても心が痛いし、今回とか
「隠し事ですか?」
「まさか、ナナリーにだけは嘘は吐かないよ」
って言った直後だったから余計にナナリーの悲しそうな顔が沁みました。
シーンは進んでシャルルVSルルーシュのシーン、これだけ色々なシーンがカットされている中で、死ねギアスでシャルルが自分の胸に銃を撃って自害するシーンをカットしなかったのは、やっぱりコードを引き継ぐ側のシャルルが一度死んで、コードを持ってた側のV.V.も死んで、それからシャルルのコードが発現したってところを、劇場版でも見せておく必要があったからなんだろうなぁ、と思いました。後々のために。
シャルルのコードが発現する前に、シャルルにギアスがかっているかどうか、目の周りが赤くなってるかどうかは、今回も(アニメ版も)絶妙に見えないんだよなぁ。演出が憎い!
あとここのシーン、C.C.の過去をルルーシュが見てないですね!?
C.C.がいきなり奴隷化しちゃった時、ルルーシュ君本編以上に何が何だかわかんなくない!?
まぁわかんないと言えばピザパーンした後に、ルルーシュ君がスザクに電話かけるところもですけれども!!
劇場版の流れだと、よりどのツラ下げて感がすっごい!!
しかもルルーシュ、咲世子さんにスザクにバレたって報告受けてるのに最初の方ルルーシュとしてかけてるの、白々しさが止まることを知らない!そりゃあスザクも怒りますよ!!
でもナナリーを守って下さいの声の震えが本気で本当に最高すぎました…………
しかもこの後に幼少期の三人が戦場を歩くシーンいれるとかさあぁぁぁああああああずっこいんですよぉぉぉおおおおおおやめろおおおおおおおおおお
そんで、そのすぐ後に、スザクの頭の中に響くかのように『私のことはユフィでいいから』とか『スザク』『スザク』と何パターンもの声でスザクを呼ぶユフィの声が谺してるシーン、マジでしんど過ぎました。
っていうか待って待って、そんな体勢のスザク君見たことない!!!!そんな体勢から起き上がる、そんなしんどそうなスザク見たことない!!!!!
こんなスザク公式で見たことないし!!!!!!!一回も見たことないし!!!
また見たことないスザクを見せられた!!!ありがとうございます!!!!!!!
いやちょっと待てお前その部屋なんの部屋!?広いところにソファだけおいてあるし壁にめっちゃでかいユフィの立ち姿の絵かかってるけどなんの部屋!?
執務室ならともかく寝室だったらドン引きする\(^o^)/
まぁスザク君世界を飛び回ってるから私室とかなさそうだし、ここは日本の政庁だしスザク用に誰かが用意したんだろうな。
誰だよあんなでっかいユフィの肖像画かけたやつ……スザクを追い詰めることに余念がない。
そんで、あのさぁ……
「あぁ、わかっている。俺は、ユフィの騎士として、ルルーシュを…………」
こここここここ殺さないでよね!?!?!?!?
えっ、え?これ、この流れ、慈愛の姫君の騎士としてルルーシュを許す覚悟を決めてるんですか??それともユフィの騎士として仇をとるためにルルーシュを殺す覚悟を決めてるんですか?????
ど、どっちもかな…………でも声音が怖すぎて最初は普通に前者かと思いました。
もーーーほんましんどそうだし、しんどそうなのにルルーシュにとってのC.C.みたいに吐き出せる相手もいないし、この枢木スザクの孤独がしんどい、2018。
ていうかちょっと待って下さいもしかして皇道は土の味から始まるんですか!?!?!
土の味してシャーリー死んでロロ死んでゼロレクイエムやるんですか!?!!?
地獄かよwwwwwwwwワロてる場合か
いやシャーリーは死ぬのかな……死なないのかな……もう何もわからない……この後どうなるんだろう……総集編ってなんだっけ……??
でも皇道も本当に楽しみにしてます!!!!!!また死にたいです!!!!!
5月26日公開ということでしたけど、2019年にしない!?しないかー。
コードギアス~反逆のルルーシュ~Ⅰ興道の生コメンタリー付き振り返り上映会に行ってきました!!
凄く貴重なお話が聞けました。
千羽さんと中田さんのお話を生で聞くのは初めてでした。
以下、雰囲気レポです。二時間超えのコメンタリーなので色々抜けているところや、発言者誤りがあるかもしれませんが、ニュアンスで読んで頂けると嬉しいです。
本日の司会進行はコウジロウさん。初っ端から、「これから、五時間、しんどくなるのでご覚悟頂ければと思います」とか言われて、上映会に来て覚悟求められたことあるオタクいる!?ってなりました。
その後、木村さん、千羽さん、中田さん、とゲストのお三方が登壇されました。
まずは最初に一言ずつ、ということ
木村さん「今日はお集まり頂きありがとうございます。長丁場となるので、トイレに行きたくなったら無理せずに行って下さいね」
千羽さん「こうしてこのような会を開けるのも、沢山の方々がコードギアスを応援してるお陰だから、楽しんで頂けるようにと監督から言われています。今日はよろしくお願いします」
中田さん「とても緊張しています」
コウジロウさん「千羽さんと中田さんはこういったコメンタリーは初めてですよね?」
中田さん「初めてです。なので、ぼくが一番トイレ行くと思います。宜しくお願いします」
と、一通り一言ずつ終えたところで、コウジロウさんが「聞いておきたいんですけど」とある質問を。
コウジロウさん「この会がコードギアス初めての人?……流石にいないか」
流石にいなかったようですwwwしかし次の「興道初めての人?」という質問には男性が一人手を挙げていました。
「ほぼ聞こえないと思って下さい」と言っていました。そりゃあそうですよね!!
また、ここで話題はルルーシュ展の話に。
コウジロウさん「ルルーシュ展では、コードギアスが記録を更新したらしいですよ。音声ガイドの使用率が70%だそうです。普通は40%くらいだとか」
中田さん「ルルーシュ、スザク、ゼロって三種類あるのずっこいですよね(笑)」
コウジロウさん「ずっこいって言わないで下さい!(笑)皆さん行かれたんですよね? 誰聞きました?」
千羽さん「私はゼロ」
中田さん「僕もゼロ」
木村さん「僕はスザク」
コウジロウさん「誰かルルーシュ聞いてあげて下さい!」
木村さん「いや僕は複製原画描く時に聞いたから……(笑)」
というやり取りも一通り終えたところで、四名の方々はD列センターへ。
二時間前にいるんじゃなくて本当に良かった!アキトの時かな、なんか前の壇上サイドに椅子出されて一時間画面を見上げた状態で生コメやったことあったよね……。
座って暗くなってからは三人それぞれ「こんな声でーす」みたいな確認があって、いよいよ興道が上映開始。
コウジロウさん「早速ここ新作部分ですよね。ルルーシュ歩いてるところは違いますけど」
木村さん「今回は時間を追ってやってますもんね」
間にコードギアスに携わったのはいつ頃から、とかも話していたのですが、皇族の方々のお見送りシーンのところで話はそのシーンに描かれてる人達の話題に。
コウジロウさん「ここ気付きました? 子供の頃のジノいるんですよ。あと、ユフィやクロヴィスの他にも外伝のキャラとかね」
やっぱりあれ子供時代のジノだったのかーー!!だと思った!!
木村さん「ジノの横に、ライブラ、ユフィ、コーネリア、マリーベルは悲しそうなユフィと違って、仕方ないよね、いつか私もこうなるのかも……という感じの表情です。ユフィの後ろはナイトオブラウンズのノネット。カリーヌはざまぁないわねと思いながら内心は悲しんでます」
コウジロウさん「僕、これの別バージョンで、シュナイゼルがいたバージョンを見た気がするんですけど」
木村さん「あ、それは、クロヴィスがシュナイゼルが昔通ってた学校の制服なので、制服のシュナイゼルを描いていただけ」
ということは、やっぱりあの場にシュナイゼルはいなかったのか!
ジノの後ろにいる金髪の大人は、シュナイゼルなのかどうか?と思っていたけどシュナイゼルじゃなかったのか!
あれは誰だったんだろう?まさかジノのお父さん??
そしてシーンは移り枢木神社に……
千羽さん「皆さん気付いたかな、枢木神社の階段のところにいるSPの中に、藤堂、仙波、卜部が実はいるんです」
えぇぇぇえええええ気付いてねぇええええええそうだったんですか!?
この話題した時にはもうそのシーン過ぎていて、確認できませんでした。
コウジロウさん「年とってる組ですよね。朝比奈とか千葉はまだ学生とかですもんね」
千羽さん「そうですね。枢木神社の階段の上の方にいます」
コウジロウさん「そう言えば、この階段には何かエピソードがあるとか?」
千羽さん「そう、この枢木神社の階段なんですけど、遠くから見た設定画か木村さんのピクチャードラマしか資料がなくて。それっぽいところをネットで探したんですよ。グーグルアースとかを駆使して。狭山の神社が似ているなということで、実際に背負って上った絵が欲しくて現地までいきました」
中田さん「僕が千羽さんを背負ってのぼりました。後ろからと横から撮りたくて、二回以上。他のお客さんにすごく見られました(笑)」
千羽さん「中田さん本当によろよろしてて」
中田さん「あのよろよろ感、よく出てますよね」
千羽さん「あのよろよろしてるのは中田さんです」
コウジロウさん「あれはルルーシュでしょ!(笑)」
千羽さん「あっすいませんルルーシュです」
凄く仲が良さそうなエピソードを聞いて微笑ましくなりました。
しかしまさかリアルに背負っていたとは……通りであのシーンのルルーシュが胸に迫るはずだよ(´;ω;`)
コウジロウさん「中田さんはKMFのアクションを描かれる時って実際にやってみることあるんですか?」
中田さん「そうですね、シェンフーの紐ぶん回すところとかは実際やってて、隣のマンションの人に不審な目で見られました」
コウジロウさん「そうでしょうね(笑)」
中田さん「あと、ヴィンセントの棒ぶん回すところとかは、作画担当に実際にやってみせたりしてましたね」
コウジロウさん「そういうのって、今だから気軽にiPhonとかで撮れますけど十年前はどうしてたんですか?」
中田さん「そうですね、当時は気軽に撮れなかったので実際に体を動かして覚えてとったり……後は写真ですね」
コウジロウさん「R2の25話なんかは実際に赤いペンキか何かで血飛沫を作ったんですよね」
千羽さん「あれは、石田さんが買った血のりなんです、さらさらのものと粘性のあるものと二種類。その血飛沫の紙をホワイトボードとかに貼ってました」
コウジロウさん「当時は他のアニメの人も出入りしてたから、どうしたのって聞かれたでしょ」
千羽さん「谷口さんがちょっと暴れたということにしておきました」
中田さん「ちょっとした噂になってましたよ。別のアニメの人と移動する時、『谷口監督が暴れたんでしょ?』とか聞かれて(笑)」
コウジロウさん「谷口監督の名誉のために言っておきますけど、谷口監督はそんな暴れないです(笑)」
といったような会話の間にも、既にシーンはナガタとカレンの車がサザーランドに囲まれてるシーンに。
コウジロウさん「このサザーランドとグラスゴーのシーンは中田さんですか?」
中田さん「ここは中谷さんですね。僕ほとんど作画はやってないんですよ」
コウジロウさん「中田さんのはどこなんですか?」
中田さん「ナリタですね」
ここで、シーンは進み、地下鉄を走って止まってしまう辺りに。
木村さん「一話は千羽さんにやってもらって本当に良かったなと思ってます」
千羽さん「やめてください……」
中田さん「木村さんが千羽さんを褒めると、何故かすごく嘘くさく聞こえるんですよね」
木村さん「なんでなんですかねぇ……」
そしてスザクとルルーシュが再開するシーンでは、くるくるキックが話題になりました。
コウジロウさん「あのくるくるキックも千羽さんが?」
千羽さん「あれは中谷さんです。ああいうのを嘘くさくなく描けるのは中谷さんしかいないと思ってお願いしたら、いいよーって言ってさらさらと描いてくれました」
中田さん「中谷さんはキャラもメカも両方描ける凄い人ですよね。あんまりうまいのでこっちで勝手に中谷さんのキャラクターを作ってました。中谷さん大阪の人で、基本こっちにはいないので。めっちゃうまい絵が届いた時とか、『俺こんなんも描けるんやで~』みたいな。全然そんな人じゃないんですけどね(笑)」
話しは流れ、シンジュクゲットーの虐殺シーンに。
コウジロウさん「コードギアスは群像劇で、何十人とキャラが出てきますけど、CLAMPさんに頂いていないキャラもいるんですか?」
木村さん「名前のあるキャラはほぼ頂いてます。でも、あくまで原案ということで、こちらでアニメで動かせるようにデザインしてます」
中田さん「一度、このメンバーでCLAMPさんとご飯食べたことありましたよね。CLAMPさん、『私達の原案のキャラの乳が揺れるとは思ってませんでした』って言ってて(笑)
千羽さん「大体木村さんのせいにされてましたよね」
コウジロウさん「中田さん、CLAMPさんと木村さんのキャラクターを見て、メカを変えたりすることもあったんですか?」
中田さん「そうですね、キャラクターに寄せるようにはしてました。大体出て来る時って、ガンダム体型のものが出てくるんですよ。でもナイトメアは接近戦をするために腕を長くしてるんですよね。だからプラモの時もバンダイさんに何度も長く、長くって言ってました」
このギアス体型の流れで、別のアニメをやってからコードギアスに戻る苦労、みたいな話題にもなりました。
木村さん「テレビシリーズが終わった後に閻魔くんをやって、その後にアキトがあったから凄く苦労しました。だから最初のキービジュのアキトは等身ちょっと低いんですよね」
コウジロウさん「戻ってきた木村さんのパネル、確かパチンコのだったかな? スザクがすごく可愛くなってるんですよね(笑)」
この流れで、ルルーシュ展のフォトスポットである皇帝の玉座に話題がつうつり……。
コウジロウさん「ルルーシュ展の皇帝の椅子、かなり忠実に作ってあるんですけど、普通の人はなかなか肘付けないんですよね」
千羽さん「二の腕の長さが足りないんですよね。だから、ポーズをとってみても参考にならなかったり」
木村さん「でも、腕が長いおかげでポーズがカッコよくなりますよね」
千羽さん「そう言えば、木村さんは前にルルーシュっぽく描くには腰を入れるって言ってましたよね」
木村さん「ルルーシュとスザクのシルエットを描き分ける時、スザクは真っ直ぐ立って、ルルーシュはくいっと腰を曲げるとらしくなります」
千羽さん「谷口監督、ルルーシュはとりあえず腕をクロスさせるんだとしきりに言ってましたよね」
コウジロウさん「なんかボタンを押す時腕をクロスさせたてた時あったじゃないですか」
ここ、どのシーンだろう?と思ったんですけど、多分蜃気楼の初搭乗でキーボードを叩く前に腕をクロスさせてたシーンのことかな?
千羽さん「あれ、ラッシュをあげた時、谷口さんが大笑いしてましたよね」
中田さん「勝手にやってたと思ったら、谷口さんの指示だったんですよね」
千羽さん「谷口さん、最初にルルーシュについて説明する時に、『ルルーシュという人は誰も見てなくてもポーズをとる人なんです。こうとか、こうとか、こうとか』と言って色んなカッコいいポーズを見せてくれました」
ここら辺で谷口監督のカッコいいポーズしてるところを想像してニコニコしました\(^o^)/
千羽さん「ルルーシュは、気持ちをルルーシュにしないと描けないですね」
木村さん「そうですね、特にゼロは客に向けて舞台で演じてる感じで描いてます」
コウジロウさん「メカはそういうことあるんですか?」
中田さん「なるべく乗り手が誰かは意識してますね。例えば無印の25話のセシルさんとか」
コウジロウさん「だからゼロの機体はよく腰に手をあててるんですね」
中田さん「そうです(笑)そしてその後にすぐ角折られる(笑)」
ここからどういう流れだったか思い出せないのですが、谷口監督トークが続行します。
千羽さん「谷口監督って、結構キャラに変な呼び名つけますよね。テレビ大好きっ子藤堂さんとか」
中田さん「しきりに藤堂さんはテレビっ子なんでって言ってましたよね」
コウジロウさん「最初の方めっちゃいい姿勢でテレビばかり見てたらからですね(笑)セシルさんのご飯もですけど、結構変なの出しますよね、ランスロット仮面とか」
千羽さん「あれはコミックスの『反攻のスザク』の逆輸入でしたよね。あのシーンは、何か撮影してる風にしたい、ということだったんで、作打ちでランスロット仮面になりました」
コウジロウさん「あれは誰が描いたんですか?」
千羽さん「ランスロットだったら中田さんでしょう、ということで、中田さんです」
中田さん「僕かなぁ?って思いましたけど、描きました」
ランスロット仮面、私が初めて見た時はなんかランスロットっぽいのがいることあんまり認識してなくて、後で反攻のスザクを読んでから学園祭見返した時にラ、ランスロット仮面ーーー!!ってなりました\(^o^)/
とここで、コウジロウさんが「あ、ランスロット発進」と思い出したように画面の内容に触れ始めました。
コウジロウさん「ここはちょっと注目して貰えれば。ここも描き下ろしなんですよね」
中田さん「ここ、本当は新作の予定じゃなかったんですが、僕の我が侭で入れて貰いました。当時本当に忙しくて、出し切って描けなかったので」
(発進シーンを見て)
中田さん「面白いくらいぶっ飛んでいきましたね」
コウジロウさん「ランスロット、影の付け方がちょっと変わりましたよね」
中田さん「よくわかりましたね!」
コウジロウさん「何年も見てるんで(笑)」
中田さん「前はアニメ的な見栄えを考えて影をつけてたんですけど、描き方はリアルの方がいいのかと思って変えてみました。二部のパンフも影の付き方が違うランスロットを載せています」
(縦横無尽にぐるぐる動くランスロットを見て)
コウジロウさん「中のパイロットはどうなってるんだって感じですよね」
中田さん「まぁスザクですから(笑)」
コウジロウさん「スザク、この頃はまだ超人設定なかったんですよね。囚われのナナリーくらいまで、監督はスザクがギアス持ってるかもって言ってたんですよ」
千羽さん「えっ、それは知らなかったです」
コウジロウさん「本当ですか? 結構色々あったじゃないですか、ナナリー黒幕説とか」
千羽さん「あ、それは聞いたことが。でもスザクは知らないですね」
コウジロウさん「スザクは身体系のギアスを持ってて、だからサブマシンガン避けられるって話があったんですよ。まぁ結局それなくなってなんかめっちゃ強い人になったんですけど」
えええええ、スザク、ギアス能力持ちだった可能性があったのかー!!
なんかR2から持たせる案もあったみたいなのは聞いたことあったけど、最初からというのは聞いたことなかったような気がする……身体系のギアス……そういうのもあるのか……
なんかR2から持たせる案もあったみたいなのは聞いたことあったけど、最初からというのは聞いたことなかったような気がする……身体系のギアス……そういうのもあるのか……
でも正直スザク君はそういう超能力なしでなんかめっちゃ強い方が萌えるんで、体一つで伸し上がっていくところ最高なんで、今の形に落ち着いて良かった\(^o^)/
ここで、話題は運動神経についてにうつっていきます。
千羽さん「谷口さん、『ルルーシュは運動神経が悪いわけじゃないんです、スザクが異常なんですよ』って言ってたのに、なんかどんどん運動できないコンテになっていったんですよね……『運動神経悪いように見えないように』って注意されてたのに(笑)」
コウジロウさん「猫追いかけててシャーリーとかミレイと皆に抜かされたところとかですね」
中田さん「運動神経というか、体力がないですよね」
コウジロウさん「そう、運動神経は悪くないんですよね。ナイトメアも、周りが化け物なだけで普通なんですよ。練習めっちゃしてたんです。でないといきなり乗れるわけないですし」
とひとしきりルルーシュの運動トークが終わったところで、画面はルルーシュとクロヴィスが対峙するシーンに。
木村さん「ルルーシュの跪きが滅茶苦茶カッコいいですよね」
千羽さん「ここ私じゃ……佐光さん?」
コウジロウさん「完全に千羽さんの絵ですよ。無印25話の修正が100%千羽さんですよね。めっちゃ指示書きしてあるやつ」
千羽さん「あれやってたのが石田さんと田畑さんで、仲いいんで、後ろにいるのにわざわざ指示書きするっていうプレイです」
コウジロウさん「プレイだったんですね(笑)」
続いてコウジロウさんが「木村さんにちょっと聞きたい」と言い出しました。
コウジロウさん「たまにスタッフをモデルにしたキャラが出て来るのは木村さんがやってるんですか? それとも監督の指示で?」
木村さん「あれは谷口さんの指示ですね。生っぽくなるから、と」
コウジロウさん「台詞でもたまにありますよね。あ、あいつ死んだ、あいつも死んだ。結構死んでるなって感じで(笑)声優さんもそのまま名前使ってたり」
タバタッチとか滅茶苦茶スタッフネタですもんねwww
劇場版では井上役が井上さんじゃなくなったのちょっと残念だったなぁ。杉山役は杉山さんのままで良かった。
さてここで画面は学園のシーンに。丁度会長がシャーリーのスタイルをいじるところです。
千羽さん「当時、『トップとアンダーのバランスがいいという褒め言葉はありですか?』って谷口さんに聞かれたことがあります」
コウジロウさん「結構セクハラギリギリですね(笑)まぁミレイみたいな人に胸の大きさ褒められたら嫌味かってなりますからね。そう言えば、木村さんはいいの描いてましたよね。女子寮のお風呂のピクドラ」
木村さん「息抜きに描かせてもらいました(笑)」
コウジロウさん「カレンのシャワーシーンも本当はあったんですけどカットされちゃったんですよね。……シャワーシーンと言えば、谷口さんなんでディートハルトのあれ入れたんですかね?」
千羽さん「今日その話になると思って、谷口さんに聞いたら『詳しくはブルーレイのヴィジュアルコメンタリーで話してます』って言われました」
\ドッ/
商売上手過ぎる谷口監督wwwwww
コウジロウさん「え? それで終わりですか?」
千羽さん「いやなんか言ってたんですけど、詳しくはブルーレイで、で全部飛んじゃって(笑)でも私は、『あのシーンでディートハルトが重要キャラであることを覚えて貰わないといけないので、ここは色気たっぷりでお願いします』と言われたので、やりました」
コウジロウさん「前後の繋がりがわからない(笑)」
中田さん「その話、僕は聞いてたんで、ラッシュチェックの時笑っちゃうんですよね。でも他の人は聞いてないし、何で笑ってるのか説明しづらかったので辛かったです」
このラッシュの流れで、今回の劇場版のカッティングについての話に。
コウジロウさん「谷口さん、まとめるの凄い苦労してるんですよ。本当はもっと長くて、興道も三時間超えてたんです。ロードオブザリングかっていう(笑)どうしてもここから縮まらないって何度も言ってました」
木村さん「流石谷口さんだなと思ったのは、各章でキャラをフューチャリングしてるところですよね」
コウジロウさん「そう、だから、最初はゼロ編、スザク編、ルルーシュ編って呼んでたんですよね」
ここで画面は、ジェレミアがバトレーを襲撃してるシーンに。
中田さん「降りてくるところ、地味に新作なんですよね」
コウジロウさん「ここの演技はなかったですもんね。テレビではもうやられてるところからシーンが始まってたから」
中田さん「それに合わせるのが大変でしたね」
コウジロウさん「今僕バンダイのコレクター事業部によく行ってるんですけど、トップでやってる人が中学生の頃からのギアスのファンなんですよね」
中田さん「あ、一回会って話聞いたら、すごい熱心でしたよね」
コウジロウさん「でも、二十ですって聞いた時、十歳の時にコードギアス見ちゃだめだなと思いました(笑)」
千羽さん「入ってくれる人も見てた人が来たりしてますよね。詳しく言わなくても、もう全部知ってる。当時見てたのでわかります!って言ってくれて」
と一頻り当時のファンとの仕事トークが納まったところで、「コードギアスは自分の中でどういう位置づけ?」という質問に。
木村さん「自分のデザインや、キャラクターを作る上での向き合い方が変わった作品ですね。より、お客さん目線になりました。それまでは俺がこれをやりたいんだという気持ちだったんですけど、このキャラが好きな人達は、こういうの喜んでくれるかな、と思うようになりました」
ひょえーーーーーー神の……お気遣い……!もうなんか言葉の選び方にすら気品を感じる。
神の思う通りに喜び踊り狂ってる身としては、すごく有難い変化です……圧倒的感謝!!
千羽さん「これ、コウジロウさんに聞きますって言われてからずっと考えてました。よく、作品を自分の子供のように思っている方いると思うんですけど、私にとっては子供なんてとんでもない。お殿様に仕えてる感じなんです。殿は、領民に人気があるんですよ。その殿のお世話係をしてるイメージです。だから殿に何かあったらと思うと大変ですし、たまに殿が賞をとると、殿ぉぉおお! という気持ちになります。っていうのを、興道見ながらずっと考えてました」
コウジロウさん「なんかすいません(笑)」
やったーーーーーこれ、もしかして私、領民じゃない!?
たとえ話にわかりみが深すぎる。領民も殿が賞とると我がことのように嬉しいです!!!!
中田さん「ほぼ千羽さんに言われちゃいましたけど、加えていうならギアスをかけられてる感じはします。私のために働け!って。他の作品やりながらギアスのこと考えてるときもあって。オズとかホビーとかの仕事もあるので、アニメやってない時もギアスのこと考えてました。他のことやってても、国の殿が気になって仕方がないんです(笑)年がら年中ギアスのこと考えてるんです」
千羽さん「なんとなく十年経ったなという気持ちがあまりないですよね。久しぶりですねって感じが全然ない」
中田さん「あ、でも、ずっと三鷹行ってたから、上井草の商店街を自転車で通った時にただいまって気持ちにはなりました」
なんかすごく、上井草に行ってみたくなりました!
ちなみに三鷹に行っていたのは『純潔のマリア』の制作のためだったようです!
コウジロウさん「三部作の作業に入るときはどうでした?」
中田さん「そうは言ってもスッとはいけなかったですね。復活のPVがいいリハビリになりました」
千羽さん「監督の無茶ぶりも懐かしくて」
続いての話題は、「興道でわざと変えてるところは?」
千羽さん「違和感ないように見えてたらいいなと思ってます。監督にもそう言われていて。テレビシリーズと違和感ないように、でも、ファンの方々が喜んでくれるように……ってまた無茶ぶりなんですけど」
コウジロウさん「どんなこと言われるんですか?」
千羽さん「谷口さんに、説明だけはされるんです。ここはなくなります、ここもなくなります、この経験がないこのキャラでお願いします、って。ということは!?って何回も聞き返しました」
そしてシーンはユフィとスザクが出会うところへ。
コウジロウさん「この時のユーフェミアは、テレビの時のユーフェミアとちょっと違います。前はたまたまだったんですけど、今回はスザクだとわかって落ちてきました」
えーーーーそうだったのか!?
っていうかたまたまだった前も凄いけど狙って落ちれるのも凄いな!?
っていうかたまたまだった前も凄いけど狙って落ちれるのも凄いな!?
しかも人間が降ってくるってほんとそれスザクが体力馬鹿じゃなかったら二人とも大怪我だからね!?
中田さん「コウジロウ君はこのときどうだったとか大体覚えてるからすごいよね」
コウジロウさん「今は営業やってますけど当時は設定制作でしたからね。だから、メールでどっさり設定の質問とか来てるんですよ」
中田さん「それ、俺達がとりあえずコウジロウ君に聞いとけって言うからかも。自分が持ってる設定も、これで全部かわからないんですよね、あり過ぎて。設定さんにこれは設定ないんでって言われたけど、あったと思う、持ってる、ってことがあって」
コウジロウさん「資料も膨大ですからね。名前も途中で変わったりするし。谷口さん、仮の名前はつけてくれるのに本当の名前なかなかつけてくれないんですよね。ラウンズのナイトメアも円卓の騎士の名前で統一することになったのR2が結構経ってからなんですよ」
そこは最初から決まってて欲しかったーー\(^o^)/
まぁでも意外とギネヴィアが皇女の名前だったりするし、そもそもアーサー猫やしなwww
さて、ここからはツイッターの質問コーナーが始まりました!
最初は、「描いていて楽しいキャラ・メカは?」という質問。
木村さん「ヴィレッタさんです」
(ですよねという空気)
(ですよねという空気)
木村さん「なかなか描く機会ないんですよね。横で田畑さんが楽しそうに描いててギリギリしてました」
コウジロウさん「水着の女の子五人くらいいて、センターにいるヴィレッタさんですよね。あれ、布の面積が小さすぎてリテイクくらったんですよね」
中田さん「田畑さんが布の面積小さくしたんですよね。田畑さんの絵って、基本キャラがM字開脚するイメージだし、大体カメラがローアングル」
千羽さん「大分際どいやつが多いですよね」
木村さん「最初からぶっ飛ぶ方がいいですよ、大人しいより」
ちなみにこの水着の布面積が小さすぎる原画はルルーシュ展で見れます!!
昨日気付いて見てみたら、本当に原画とアニメ版の布面積違い過ぎて笑いましたw
コウジロウさん「千羽さんは?」
千羽さん「難しい表情を描けって言われるのが嬉しいので、ルルーシュ、スザクですね。でも、五話の後に、木村さんにユフィがすごく可愛かったよって言われてから、ユフィを描くのが好きになりました」
木村さん「可愛く描くのは、千羽さんには敵わないんですよね」
千羽さん「やめてください……私、本当に木村さんいなれる薬があったら少々高値でも買いたいくらい……」
木村さん「色気は出せるんだけど、千羽さんのは色香なんですよね」
本当に褒め言葉の一つですらも知的なキムタカ様、信仰心が高まる……
千羽様、あんなに圧倒的な絵を描かれるのに、キムタカ様に褒められた時のリアクションがすごく可愛らしくて、尊敬の念が伝わってきます。
何このすごい楽しい空間。
何このすごい楽しい空間。
ここで、シーンは変わって骨董品店に入るルルーシュを追いかけるシャーリーのシーンに。
コウジロウさん「ちなみに今のこのシャーリーの服ってR2ですよね?」
千羽さん「そうですね……あの時は、死に装束なんでできるだけ可愛く描いてくださいって言われました」
コウジロウさん「(苦笑)このシーンでこの服にしたのは?」
千羽さん「演出の秋田谷さんの指示です。秋田谷さんは本当にシャーリーが好きで、一時、ロロに対して本気で怒ってたときもあったくらいで」
コウジロウさん「谷口監督は好きなものは好きな人にふることが多いですよね。男性のカッコいいシーンは佐光さん、とか」
この好きなものの流れで、次の「フェチ性」についての質問に。
木村さん「隙間フェチはあるかもしれないですね。胸元を描くにしても、無意識に指を入れたくなる、そういう部分を作ってあげたいなと思ってます」
コウジロウさん「誰に?」
木村さん「自分に」
コウジロウさん「自分に(笑) 千羽さんは最後に聞くとして……中田さんは?」
中田さん「襟と肩の重なり方でカッコよく見えるよう注意して描いてます。メカは口とかで表情をつけられないので、それを襟と肩のかさなりで表現してますね」
コウジロウさん「最後に、千羽さんは」
千羽さん「フェチと言えるほどではないんですけど、制服を描くのが好きです。ちょっと厚い生地でひらひらの分とか」
コウジロウさん「今お客さん見えてないと思いますけど、木村さんめっちゃそれそれってやってますからね」
木村さん「制服は、上着の中や脱ぎ方まで事前に作っておくと、演技つけるときに楽ですよね」
コウジロウさん「パンツ描いたキャラもいますしね。でも、スザクのパンツは描けないって言ってませんでしたっけ」
パンツ描いたキャラってルルーシュやぁんって思ったら、まさかのーーー!?!?スザクのーーー!!??パパパッパパンツの話題ーーー!??!??(動揺し過ぎ案件)
ついにスザパン非公開の謎が明らかに!!!!
ついにスザパン非公開の謎が明らかに!!!!
木村さん「スザクのパンツだけは描けないんです。スザクはどの下着を履いていればスザクなのか……ボクサーもなんか違う、でもブーメランもスザクのキャラと違うと思って。ルルーシュはすぐ思い浮かんだんですけど、スザクはイメージがない。だから決めずに、永久封印したんです。いつか必要に駆られたら、こういうのが好きな人に決めて貰います」
コウジロウさん「パイロットスーツの中とかはどうなんですかね、何も履いてないとか??」
コウジロウさんスザクの下着事情めっちゃ聞いてくれる。なんなの?神なの?神だった。
ありがとうございます!!
ありがとうございます!!
木村さん「パイロットスーツの下はアンダー一枚だけなんだろうなとイメージはしてました。バイタルをとる機能もあるだろうし。セシルさんがパイロットスーツを着る時、下は裸でいいんですか?って田畑さんに聞かれて」
中田さん「あんなに普段変態的なことしか言ってないのに、気になることはどこまでも追及してきますよね」
と、ここでまた画面の話題に。今は丁度カレンVSジェレミアのシーン。
中田さん「ここは大変でした。輻射波動でどんどんあのぼこぼこが増えていくんですよ。あんまりやり過ぎるとコックピットとの整合性もとれなくなるし……」
コウジロウさん「中田さんは描くの紅蓮の方が好きなんですか?」
中田さん「描くのが楽しいのは紅蓮ですね。でもアクション的にはランスロット」
コウジロウさん「最後のダモクレスでも地上戦やりたいって言ってましたもんね」
中田さん「最後は絶対地上戦やりたいと思って。地上戦好きなんですよ。ナリタもオーダーにはさらっと書いてあったんですけど、盛っちゃいました」
画面は進み、四聖剣の旋回活殺自在陣のシーンに。
中田さん「これ、ナイトメアがない時はどうしてたんでしょうね」
コウジロウさん「戦車とかでやってたんだと思いますよ」
中田さん「生身ではない?」
コウジロウさん「ないです」
千羽さん「それは確かに厳島の奇跡(笑)一時期スタジオ内で承知!っていうの流行ってましたよね」
中田さん「流行ってましたね~」
千羽さん「他にも、ルルーシュの台詞とかよく使ってました。思わぬ失態をした時とかに、『フッ、やはりな……』って、わかってた風に言うの(笑)」
コウジロウさん「完全にスタジオが末期の状態ですね(笑)」
続いて、これはツイッターからの質問なのかよくわからなかったのですが、「表情が難しいのは?」という質問に。
千羽さん「このキャラは今こういう感情で、こう思ってて、笑うって書いてるけど笑わなくてもいいんですけど、こんな表情描けますか? とか言われたりします。複雑な表情を描くのは本当に難しくて。色々コンテに描いてるけど、台詞が一つもないと、それを表現できたのかとか」
コウジロウさん「一期25話のコンテにもすごく怒ってるけど悲しそうにとか色々書いてましたもんね。中田さん難しい指示とかありますか?」
中田さん「自分は出す側で、特に板垣君とかにレンズの調整の指示を出したりしますね。でも板垣君への指示書きが他の全部のところに出回ってることに気付いて、それから気を付けるようになりました」
コウジロウさん「木村さんは?」
木村さん「その人物になり切って描いてるんですけど、でも、スザクになりきるって難しいんですよね。お前何考えてんのって思うことあります」
と、気付けば画面はC.C.がルルーシュに本当の名前を呼ばれるシーンに。
コウジロウさん「ここ、触れると思いました? 触れないでーす」
めっちゃ楽しそうだなコウジロウさんwww
「また十年後くらいには言えるかも」とか言ってて、全然待ちますわ……。
そしてナリタが終わったので、ここからは新作パートが一気に増えていきます。
画面はラクシャータさんに会いに行くシーン。
コウジロウさん「新衣装は千羽さんが?」
千羽さん「基本は原画さんにお任せで、少し直しています。一応変装して目立たないようにしてるんです」
コウジロウさん「めっちゃ目立ってますよ!?」
千羽さん「ですよね(笑)玉城達は業者で、井上達は中華屋さんで働いてることにしてて。でも中華屋さんで働いてるって難しいんですよね。谷口さんに『岡持ち持ってるとかないですか?』って聞いたら『ないです』って言われて」
コウジロウさん「完全に中華コスプレになってますよね」
続いて画面は海に向かって扇が独り言をつぶやくシーン
コウジロウさん「僕なんでここで扇が一人で喋ってんのかなって面白くて。海に向かってナオトの話したことなかったし」
中田さん「扇とヴィレッタの話面白いですよね」
コウジロウさん「アフレコの時もみんな何故か笑う」
そしてついにダーツのシーンに!
コウジロウさん「千羽さんきましたよ、このシーン!」
千羽さん「ここは、とにかく調子に乗って見えるようにって言われました。そうだ、一つ言っておかなきゃと思ったんですけど、このシーン谷口さんに『踊ってるように描けますか?』って聞かれて、私は無理って言うとプロなんでお願いしますって言われるのわかってるので、『難しいけどやってみます』って言ったんです。でも、『ダーツにしました! ダーツいいでしょう?』って言われて。あれ、私が断ったんじゃないんで! 確か円盤のブックレットに入ってる話なので、言っておきます」
中田さん「言ってた踊りも大分動きがおかしかったですよね(笑)」
千羽さん「ダーツは自分で買って、描きました。あと、ネットでダーツの動画を探したら、すごいルルーシュっぽい動きの人がいたんですよ。手首がこう、くいってなる感じの。それを参考にしてます」
ルルーシュっぽい動きの人のダーツ動画見たいwww
千羽さん「あと、あのルルーシュは全部得点の高いところに当たってるんです。最後の一投以外は。最後のも、『俺が投げてるのに外れるダーツが悪い』って思ってますね」
中田さん「このときの作打ちすごく長かったですよね。どうやってすれば一番調子に乗ってるように見えるか考えて」
千羽さん「レイアウトチェックで笑ってましたよね、『まさかここまで調子に乗らせると思わなかった』って言ってて」
中田さん「あんたがやれって言ったんだろ!(笑)」
ルルーシュ君、ダーツうまかったーーー!!どんなルールのやつかわからないけどダーツうまかったー!!
下手だと思っててごめんねごめんね!
そして、本当に谷口監督の話題になると話のキレが違うなと思いましたwww
画面は藤堂さんを救出して、ゼロの機体から出て来るシーンに。
千羽さん「ここの藤堂さん、どうやって中に入ってたんだろう……」
コウジロウさん「多分ですけど、ルルーシュの腰にしがみついてたんじゃないですかね」
千羽さん「不快だ!って思ってたかもですね(笑)」
(そしてスザクのランスロットバレのシーンに。例のあの音楽)
木村さん「この曲いいですよね」
コウジロウさん「この辺りは谷口さんが音楽にめっちゃ気を使ってました。『赤だけが』も、最初はEDにしようとしてたんですけど、ここじゃないな、と後で挿入歌に」
あっそうそう、私も『赤だけが』最初にかかった時、えっここ!?EDじゃないんだ!?って思ったんですよね。
何かでEDって見たような気がしていて。作品へのこだわりで変えた部分だったのか!!
そしてもう終わりも近いということで、『興道どうしてたか?』という質問に……
木村さん「すごくばっさりあちこち切ってるけど、筋の通ってる話になってると思いました」
千羽さん「だから、ほんとに谷口監督ってすごいなと思います」
中田さん「普通に面白いですよね。総集編感がない」
木村さん「テレビは群像劇だけど、これはルルーシュ視点という感じですよね」
コウジロウさん「今キャスト流れてますけど、アフレコを聞いてからカットを変えたところってあるんですか?」
千羽さん「聞いて変えたというか、アフレコの時は新作の部分は絵がなかったと思うので、声に合わせて描きました」
コウジロウさん「最後の涙のシーンなんかは……」
千羽さん「あれは、『スザクを諦める覚悟をし切れていないルルーシュを、何か表現したいんですけどどうしましょう』と谷口監督に相談されて、一緒に悩んで『ギアスじゃない方の目から涙を流すのはどうですか』って提案して、またそこから何度か話してあれに決まりました。でも最後が自分の絵で終わるのも怖いので、あそこは木村さんに総作監に入って貰いました」
ぎょええええええ、あのダイヤモンドのような美しい涙、千羽様からのご提案だったのかーーー!!
しかもやっぱりあのルルーシュ、あんだけC.C.に言われて、スザク君諦めてなかった、マジ、最高。
しかもやっぱりあのルルーシュ、あんだけC.C.に言われて、スザク君諦めてなかった、マジ、最高。
アニメは本当に大勢の人が、そこで動くキャラクター達のこと真摯に考えて初めて出来上がるんだな、と改めて思いました。
そうして興道の上映は終了し、再び四人の方々が壇上へ。
コウジロウさん「ね? 全然本編の話聞こえなかったでしょ? 二月二十三日!」
\ドッ/
(ここで、製品版のブルーレイが出て来る)
コウジロウさん「ジャケットは木村さんの描き下ろしです!」
千羽さん「ルルーシュがキラキラしてる!」
コウジロウさん「ここ(背の部分?)、なんとなく本っぽくなってるんですよ。三つ揃えると何故かがわかるぜ!」
ブルーレイ届くの本当に楽しみ過ぎる~~~~!!
揃えた時のお楽しみを作って下さるの、本当にオタク心満たされるジャンルだなぁ、としみじみ思います!!
そしてここで、締めの挨拶へ。その前に、「今日はどうでしたか」という話題へ。
木村さん「普段のお喋りのように話しました。楽しく作業してる感じが伝わってるといいなと思います」
千羽さん「緊張しました」
コウジロウさん「ですよね。谷口監督がスタッフの皆さんに出てもらえって言ったので、糾弾してください(笑)」
中田さん「楽しかったです。振り返りしながら見れたんで」
コウジロウさん「この後は叛道ですね。覚悟して下さいね。楽しんで下さいねって安易に言えないんで」
全員(笑)
コウジロウさん「楽しんでくださいとか雑じゃないですか。だから、受け止めてくださいねって」
中田さん「無口になりましたもんね」
叛道、怖すぎ……と思った私、その数時間後、無事死亡。
そして最後の締めの挨拶に。
中田さん「十年前にスタートしまして、アニメが終わってもオズとかホビー展開とか十年間ずっと関わらせてもらいました。今日はこんな機会をもらえて良かったです。ありがとうございました」
千羽さん「こういうコメンタリーがあると、たまに端で見せて貰うことがあって、その度に栄養を貰っています。今日は皆様に楽しんで貰うための会なのに、沢山栄養を頂きました。ありがとうございました」
木村さん「十年来ずっと見て下さってる方もいらっしゃると思いますが、興道から見て下っている方もいると思います。これからまた十年楽しめる作品が始まっていると思います。三部作の後の復活の方も……」
コウジロウさん「おっとそこまでですよ」
木村さん「(笑)これからも応援よろしくお願い致します」
ということで、ゲストのお三方は先に退場となりました。
濃密な二時間でした……凄く楽しかったし、改めてコードギアスという作品にはありとあらゆる方々が凄い熱量を込めて作っているのだなと感じました。
最高のイベント上映でした。
そして最後に、コウジロウさんから一つ「僕は毎回何かお土産を残そうと思ってるんですけど」と前置きがあって、
コウジロウさん「復活はそう遠くないかもしれないです」
ひっ、ひぇぇぇぇええええええっっっあああっうっっあぁぁぁああぁああぁ
ゆっくりでいいですぅぅぅぅぅううううううううう
ここまで読んで下さってありがとうございました!!