忍者ブログ
サイトの更新情報やオフライン活動、ギアス関連の感想が主です。
[411]  [410]  [409]  [408]  [407]  [406]  [405]  [404]  [403]  [402]  [401
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


皇道の、多分一番の部分のネタバレです。
あと、これは私が今後復活のルルーシュに向き合うために、自分の気持ちを文章化し、記録するためのものであって、決してネガティブなことを伝えたいがための記事ではないです。
前の記事に書いた気持ちも勿論全て本当の気持ちで、凄い、神の所業だ、と今も心から思っています。
これから書く内容について、できれば皇道を見てない人は見ないで欲しいですし、見たとしてもこれを読んだから行くのを止めた、とは、間違ってもなって欲しくないので、それだけはどうか、ご勘弁ください。


拍手







お察しの通り、シャーリーの件です。
実は初回、シャーリーの件が気になって、終盤も集中できていませんでした。
そして終わった後、大変なことが起きた、という気持ちと、言い知れない不安に襲われました。

何故そんな気持ちになったのか、ちゃんと言葉になるまで考えたので、書き記しておこうと思います。


①シャーリーが普通の女の子でなくなってしまったことが悲しい。
 そして、普通の女の子でなくなってしまったシャーリーをこれから復活のルルーシュで見るのが怖い。

シャーリーは、ルルーシュが普通の男子高校生だったら付き合っていたかもしれない平和な学園生活の象徴のような普通の女の子でした。
そんな女の子が、ルルーシュの運命に巻き込まれ、父親を喪って人を撃ち、記憶を失ったのにまたルルーシュに恋をする。そして最期に、深い深い愛を語った。
そこがシャーリーというキャラクターの最大の魅力だと思っています。
そんなシャーリーが、劇場版ではルルーシュと「軽くお付き合い」していて、ルルーシュの運命には巻き込まれないままルルーシュが皇族であることを知り、ルルーシュの死を見届け、C.C.と関わりを持った。
多分、ルルーシュの復活に関わるんですよね。
普通の女の子では、なくなってしまいます。
劇場版では、総集編の話の展開や尺の都合上、少しずつキャラクターの性格や性質が変わっていますが、もはやシャーリーというキャラクターは根幹から変わってしまうのではないか?と思いました。
そして、劇場版では学園シーンはほとんど描かれておらず、関係値も築けていないのに、そんな状態のまま復活のルルーシュで描かれるシャーリーを見て、果たして私は受け入れられるのか。
正直、とても不安です。まだ復活がどんな媒体かも知らないのにね……

②シャーリーが生存したことにより、劇場版とテレビシリーズで、その後の世界が繋がらなくなってしまった。
 つまり復活のルルーシュは、劇場版だけの続きであって、テレビシリーズの続きではなくなってしまった。そのことが、とても悲しい。

正直これが、一番大きい気持ちです。
元々、興道でマオの件のカットによって、劇場版が別の世界であることはわかっていました。
でもそれは50話を2時間ちょっと×3本になるには避けて通れない道ですし、各アニメ誌でも戯曲のようなもの、新解釈のコードギアスだと思って欲しいと聞いていたので、そのつもりで見ていました。
それでも興道・叛道は、歴史に残るような事件はストーリーとして描かれていなくても台詞や画面で、実際は起こっていたという描画がありました。
キャラの生死についても、テレビシリーズで死んだ人は死ぬ。そこに変わりはなかった。
叛道で生き残っていたキューエル卿が皇道でナイトオブテンの部下になって結局死んだ時も、「やっぱり」と思いました。
劇場版で完全になくされたエピソードって、ルルーシュの周りの、歴史には残らないようなプライベートな部分だけなんですよね。
歴史や記録に残ったことは劇場版でも起こっていた。
だから、最終的に復活のルルーシュはテレビシリーズだけを見ていた人でも、劇場版だけを見ている人でも、両方見られるものになるのだろうと信じていました。

でも、シャーリーが生存していることにより、テレビシリーズだけを見ていた人は、復活のルルーシュを見た時に「何でシャーリー生きてるの!?」と思いますよね。
「復活のルルーシュを見るつもりだったのに復活のシャーリーを見ている……?」ってなりますよね。私ならなります。
しかもあのラストを見るに、ルルーシュの復活に関わることになるのでしょう。

多分、終わった後に思ったのは、大変なことが起きた、というよりも、話が違うじゃないか、という感情だったんだろうな。
復活のルルーシュは、テレビシリーズの反逆のルルーシュの続きであって、劇場版三部作は、復活のルルーシュのためにより多くの人々にコードギアスという作品を知ってもらうための総集編だったはずです。
キセキのアニバーサリーで初めて復活のルルーシュのプロジェクトが発表された時、大河内さんは「別世界の話とか、別人ではありません。ゼロレクイエムから数年後ですが、時間軸的に同じです」とおっしゃっていました。
谷口監督も、「R2の後の時代になりますので、時間軸自体はそのまま続いています。ここは間違いないです」とおっしゃっていました。
公式サイトの復活のルルーシュ企画始動のページに今も載っていますね。
この発言を、嫌だ、あの強烈で鮮烈な最終回の続きなんて、描かないでくれと思ったファンも少なくなかったのではないでしょうか。
でも、私は、R2のリアタイ時代に最終回を見た時から、ずっとこの言葉を待っていた。この時を待っていました。
最初はルルーシュが死んでしまったなんて受け入れられなくて、それから何度もアニメを見てこの演出なら生きている可能性もあるのかもしれないと思って、その内、こうやって死んだとも生きてるともとれる演出にして、自分なりの答えを胸に抱ける最終回にしてくれたんだな、と理解し、それなら続編はなくてもいい。と諦めかけていた頃、この発表を受けたのです。
また、ルルーシュ達の物語が紡がれる。それをこの目で見られる。人生でこんなに嬉しいことがあるのかと思いました。
とても心震え、ずっとコードギアスについていこうって思いました。
続編はどうなるんだろう、こうなって欲しくない事も沢山ある、怖い事も沢山ある。でもそれ以上にやっぱり滅茶苦茶楽しみだったんです。

けれど、いつの間にか、どうしてか、復活のルル―シュは総集編三部作の続編になっていた。
そのことが、とても悲しい。
テレビシリーズの続編を見られると、一度希望を貰ったので、そうでなくなってしまったことがただただ悲しいです。

IFルートや別の時間軸の話が嫌いなわけではありません。
寧ろそういうのはいっぱい話して欲しいし、いっぱいメディア化して欲しい。
青箱特典の幻の26話の脚本なんて最高でしたし、今からでもあの話のアニメを見たいくらいです。
ただ、復活のルルーシュに関しては、テレビシリーズの続きでやって欲しかった。
キャラクターの性格が少し変わり、いくつかのストーリーをカットせざるをえなかった劇場版でなく、テレビシリーズでやって欲しかったんです。

公式ホームページのトップに載った谷口監督のお言葉に、「この三部作はこれからのギアスの礎とすべきものです。しかし、それはテレビシリーズを否定するものではありません」とありました。
そうですよね。誰も否定はしていない。
ただ、コードギアス公式は、しばしば"正史"という言葉を使いますよね。
これから復活のルルーシュを作っていくにあたって、"正史"は劇場版になっていくんですよね。
そのことが、今の私には、受け入れ難いです。谷口監督のお言葉を受け入れ難いと思ったのは初めてでした。
やっぱり、復活のルルーシュプロジェクト始動のページと齟齬がある状態で、齟齬があることには触れずに載っているからなのかな。
もしかしたらこれから、こうなった経緯について触れられるかもしれませんが、そして、経緯を知れば、どうにか受け入れられるのかもしれませんが、現時点ではやっぱりまだ、受け入れられていません。

長々書いてきましたけど要は、

うわあああああああああああんやだやだやだやだ復活のルルーシュはテレビシリーズの続編じゃなきゃやだあああああああああああああ!!!!!やだ!!!やだ!!!!だって言ったもん!!公式言ったもん!!時間軸続いてるって、別世界のルルーシュじゃないって、R2の続編だって言ったもん!!!!言ったのにぃぃいいいいい!!!!なんで!!!なんでなの!!!!!!うえええええええええええん!!!!!!!!やだあああああああああああああ!!!!テレビシリーズの続編が見たいよおおおおおおおおお!!!!!!!公式ーーーーーーーっっっ!!!!!!!!

ってことです。いい大人が残念極まりないな……。
こんな自分をどうやって宥めればいいのか。
時間が解決してくれるのか、公式の鶴の一声が解決してくれるのか、新たな萌えが解決してくれるのか。
今はまだわかりませんが、復活のルルーシュの始まりまで、自分のこの気持ちとはしっかり向き合っていきたいと思います。
勿論皇道は何回も行きますし、これからもコードギアスを全力で応援していきます。

PR
この記事へのコメント
name
title
color
mail
URL
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

secret(※チェックを入れると管理者へのみの表示となります。)
無題 
TVシリーズでなら何度でも泣けたシーンも
泣けなかった自分にショックを受けていたところでした。
私もあのTVシリーズの続編だとそう信じて3章を向かえたのに
映画の内容ではないところで泣きそうで泣きそうで
自分がどういう理由でこんな感情なのかも理解出来なくて苦しかったところで、
こちらの記事を読ませていただきまして、
ちょっと心が軽くなりました。
待ちに待っていた復活の予告がこんなにモヤモヤするだなんて思わなくて
しんどくてしんどくて
同じようにモヤモヤを抱えている方が存在するというだけでなんだか心強いです。
まだふと劇場版はあくまでifであって、復活はTVシリーズの続きをやってくれるのでは?と期待してしまうばかな自分が存在してしまっていますが・・・
記事をあげて下さりありがとうございました。

ファジ子 2018/06/02(Sat)04:38:45 EDIT
無題 
TVシリーズでなら何度でも泣けたシーンも
泣けなかった自分にショックを受けていたところでした。
私もあのTVシリーズの続編だとそう信じて3章を向かえたのに
映画の内容ではないところで泣きそうで泣きそうで
自分がどういう理由でこんな感情なのかも理解出来なくて苦しかったところで、
こちらの記事を読ませていただきまして、
ちょっと心が軽くなりました。
待ちに待っていた復活の予告がこんなにモヤモヤするだなんて思わなくて
しんどくてしんどくて
同じようにモヤモヤを抱えている方が存在するというだけでなんだか心強いです。
まだふと劇場版はあくまでifであって、復活はTVシリーズの続きをやってくれるのでは?と期待してしまうばかな自分が存在してしまっていますが・・・
記事をあげて下さりありがとうございました。
ファジ子 2018/06/02(Sat)04:40:45 EDIT
無題 
僕も全くの同意見です
名前はまだない 2018/06/04(Mon)22:17:33 EDIT
>>ファジ子様 
こんにちは。返信遅くなってしまい申し訳ありません。
ブログ読んで下さってありがとうございました。
もやもやしたお気持ちに対し少しでも助けになれたのなら幸いです。
私も同じく未だにまだワンチャンあるのでは?と思ってしまいます。
それはもうはっきり「TVシリーズの続きではありません、イベントの時の言葉は撤回します」とでも言われなくては諦められないのかなと思っています。
そういう自分の気持ちとしっかり向き合って復活を待ちたいと思っています。
若海 2018/06/10(Sun)19:46:05 EDIT
>>匿名のコメント下さった方へ 
こんにちは。返信遅くなってしまい申し訳ありません。
ブログの記事を読んで下さってありがとうございました。
同意して頂けてうれしいです。
コメントありがとうございました。
若海 2018/06/10(Sun)19:48:15 EDIT
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新コメント
[02/13 ki]
[06/10 若海]
[06/10 若海]
[06/04 名前はまだない]
[06/02 ファジ子]
プロフィール
HN:
若海
HP:
性別:
女性
自己紹介:
スザルルに全力で愛を注ぐ成人女性です。
更新頻度が低いので生存報告にツイッターをやっています。
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
Copyright © 狼少年の退屈な日々 All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog  Material by ラッチェ Template by Kaie
忍者ブログ [PR]