既に沢山のレポが出ているかとは思いますが、新宿8:30の回の舞台挨拶のレポを書きます。
私はこの回のチケットの抽選に落ちてしまい、劇場版三部作ずっと新宿の初回舞台挨拶に行ってたのに今回は駄目かもしれないと落ち込んでいたのですが、ダメ元でツイッターでお譲りをお願いしたところお声をかけて下さった方がいて参加することができました。
本っっ当に本当にありがとうございました。
そして、そのお譲りツイートをRTでご協力して下さったり見つかった後に温かいお言葉をかけて下さった方々も本当にありがとうございました。皆様のお陰で今このレポを書けています。
0時の最速後、徹夜明けで臨んだ舞台挨拶だったので記憶が曖昧ですが、お付き合い頂けると嬉しいです。
では、▽からどうぞ。
新宿バルト9の8:30の回終了後入場する、沢山のマスコミの皆さん。
前も横も後ろもカメラだらけで、凄い、こんなにカメラが入ってるの初めて見た！
今回も、司会はサンキュータツオさんでした。
登壇者の立ち位置は、タツオさん、福山さん、櫻井さん、村瀬さん、監督の順でした。
福山さん「本日はご来場頂き、そして見て頂き、ありがとうございました。ルルーシュ・ランペルージ役の福山潤です。皆さん僕らが持っているボトルが気になっているかとは思うのですが、これは僕らが大変緊張するということでスタッフさん達が持たせてくれたお水です。初日を迎えたということで、まずはこれで乾杯させて頂きたいと思います。因みにこちらですね、下の売店で売っている特製クリアボトルというものでして、本編のイメージとは違った緩いキャラクターが描かれている大変よいものとなっております」
櫻井さん「これは決して宣伝ではございません」
福山さん「ええ。ついででごさいます！ それではいつものコールで乾杯させて頂きたいと思います。皆さんご唱和ください。オール・ハイル・ブリターニアー！」
＼オール・ハイル・ブリタニア！／
そこはオール・ハイル・ルルーシュって言いたかったな～～～！！ぶっちゃけいつものってどれ？？って思ったりなどした＼(^o^)／
まあ福山さんオール・ハイル・ルルーシュ何回も言われるの照れるって言ってたし自分で言い難いか！
福山さん「まずは皆さんに見て頂けたということで、本当に感無量です。今日はよろしくお願いします」
櫻井さん「皆さん、ご来場いただきありがとうございました。枢木スザク役の櫻井孝宏です。福山君が全部言ってくれたので次に回したいと思います」
福山さん「ずる！」
櫻井さん「笑 よろしくお願いしまーす」
村瀬さん「シャリオ役の村瀬歩です。ご来場いただきありがとうございます。正直結構ブルってます。皆さんの熱量から、本当にコードギアスの作品に関われたんだなと感じています。今日はよろしくお願いします」
谷口監督「監督の谷口悟朗です。兎にも角にも、史上最強寒波が迫ってきている中、今日はお越し下さりありがとうございます。宜しくお願いします」
コードギアスの舞台挨拶は本当に雨だったり嵐だったり大雪だったりで本当に波乱万丈ですよねｗｗｗ
でも今回は寒いだけだったから良かったです。
そしてここでタツオさんから鋭いツッコミ。
タツオさん「監督は、三部作登壇なさいませんでしたよね？」
谷口監督「すいません」
タツオさん「いえいえ、そんな中、復活のルルーシュは来て下さったというのは」
谷口監督「2016年の11月28日にキセキのアニバーサリーというイベントをやって、その中で、劇場版三部作、その流れで復活のルルーシュをやるという発表をして、それから二年二か月、ようやく皆さんとの約束を果たせたということで、これは登壇せねばならないだろう、ということで来ました」
タツオさん「ありがとうございます。では、早速色々聞いて行きたいと思います」
三部作も復活も全部やり切って二年二か月って、今までのコードギアスを考えると全然早かったよな……。
全然もうちょっとゆっくりして頂いても良かったんですけど……。(亡国で待ち慣れしてしまった民)
タツオさん「まずは初日を迎えて、率直な感想をお願いします」
福山さん「このコードギアスという作品に関わって12年という月日が経ちまして、ルルーシュという人間の物語にこう……ピリオドって言っても変ですけど……」
谷口監督「私はケジメという言い方をしています」
福山さん「ケジメ。一つのこういった形になりました、というものを演じさせて頂いて、これ以上ない幸せな時間を過ごせました。皆様に復活というものをお届できて、言葉に出来ない思いです。そしてこの完成したものを自分で見て、大変面白いフィルムになっている、これが何よりのコードギアスの表れではないのかなと思っています。本当にありがとうございます」
櫻井さん「とにかく福山君が全然出ない状態でプロモーションが進んでいく徹底ぶりがコードギアスだなと思っていました。この作品は全然パワーが目減りしていなくて、また皆さんを巻き込んでコードギアスをやれたことが嬉しかったです。あと、ルルーシュをタコ殴りにできたんで！」
＼ドッ／
櫻井さん「もう爽快な気分です」
福山さん「アニメ史に残る、三百六十度回りながらのタコ殴り！」
櫻井さん「あのこだわりに身震いしました。皆さんにも見て貰えて嬉しいです」
村瀬さん「僕、あの、普段声優やってるんですけど……」
タツオさん「そりゃあそうでしょうね！」
福山さん「僕らもだよ！」
村瀬さん「笑 普段は自分が関わるアニメ以外、あまりアニメを見ないというか、オーディションに落ちた作品は特に悔しくて見ないんですけど、コードギアスは高校生の頃に、自分の部屋で親に隠れてちっちゃいテレビを買って見ていたんです。そんな作品に関われて本当に嬉しいっていうのと、ルルーシュやスザクと一緒の場にいるんだというのが本当に不思議な感じで幸せな時間でした。一ギアスファンとして完成したものを見たんですけど、あ～面白いなって！ テンションが上がりました」
村瀬さん、コードギアスファンのだったって知ってたけど、当時高校生だったのか……！！は～～～～。
しかも一期から見ていたっぽい……凄い年月の流れを感じてなんかこっちまで胸が熱くなってしまった。
タツオさん「映画のここに注目して欲しいというポイントはありますか？」
福山さん「そうですね、皆さん今一回目見て頂いたと思うんですけど、事が起こる前とか起こった時とか、全部わかった上で見ると印象が全く変わると思います。考察できるシーンが多々あるので、改めて探して頂ければ全然印象が変わります」
櫻井さん「掘り下げるという意味で、何回も見て頂いて楽しめる作品だと思います。あとやっぱり、カレンとの共闘とかね。今まで見られなかったキャラクター同士の繋がりなんかも楽しめると思います。あとシャリオは……鞭でしばかれるとこ笑」
＼ドッ／
福山さん「やっぱりしばかれるなら鞭ですよね！」
村瀬さん「古き良き伝統ですよね」
谷口監督「あれはウルミーと言って薄い金属板が複数重なっててそれを振ると金属の鞭のようになるという武器なんですよ」
櫻井さん「え……っ？ それ早く言ってくださいよ！ それで演技がちょっと変わったかもしれない」
村瀬さん「変わりますよ！」
名前がよく聞こえなくてっていうかキルニー？クルミー？って聞こえて、「薄い金属 武器」でgoogle検索したよね。これだわ。
っていうか金属の鞭って思ってたよりえらいもんで叩かれてたーーーーー！！！！めっちゃ痛いじゃん！！
いや皮の鞭と金属の鞭どっちが痛いのかとか知らんけどなんか金属の方が痛そうじゃない？まあどっちもめっちゃ痛いと思うけど……
村瀬さん「そうですね、二回目はシャムナの視点で見てもらうと、全然違う意味にとれるものが出て来ると思います。三回目は是非、シャリオを応援して貰えると。スザクに勝ってー！とか」
櫻井さん「応援上映みたいな」
村瀬さん「そう、心の中で応援上映してもらえると。負けないでー！とか」
櫻井さん「勝つかもしれないしね」
村瀬さん「そんな感じで何回も見て欲しいなと思います」
勝つかもしれないしねで笑ったｗｗｗスザクそういうこと言いそうだしｗｗｗ
何年か前のMBSでも思ったけど、村瀬さん存在が可愛いな……
谷口監督「各キャラクターが、どういう心理でこういう行動をとっていたのか、こういう表情をしていたのか、スタッフと話をして決めています。脇のキャラクターも含めそういったところに注目してもらえると理解しやすいかと思ってます。あと、役者さんも、戸田さんを中心として敵側も負けない熱量でやって頂いているのでそこのところも楽しんで頂けると。一応全部裏は用意して作ってありますので、想像して頂けるとありがたいです」
続いての話題は、「谷口監督の印象について」
タツオさん「どうでしょう、今までは欠席裁判みたいになってましたけど」
福山さん「そうですね、今いらっしゃいますけど、谷口悟朗は実在するんです！ 多分皆さんの前で登壇したのって、2016年のイベントくらいですよね？」
谷口監督「以来じゃないですか？」
福山さん「その前もそんなにはなかったですよね」
谷口監督「基本的にはギアスのイベントには登壇してないんで。一番最初の作品発表の時もいなかったくらい」
タツオさん「実在が疑われてましたよね。谷口監督がいる世界といない世界があるんじゃないかって」
福山さん「世襲制かしれないです。今回来るって聞いた時に、ケジメのつもりなんだなーと思いました。ただ、今までの色んな思いがあるんで……昔R2の前の話(無印25話)の先行上映をやったんですけど、お客さんが引いてる中、どうやって出ていけばいいんだ？って状況を託された恨みがね」
＼ドッ／
櫻井さん「忘れられないですね。最終的に笑っちゃいましたけど」
福山さん「まあそういうのもいい思い出になりましたけどね。あと、テレビシリーズの時ずっとやるかやられるかで来てたのに、今回からずっと笑ってるんです。逆に怖いんですよ！」
タツオさん「今回から入ってきた村瀬さんはどうですか？」
村瀬さん「そうですね、哲学をすごく感じて、僕は結構真っ直ぐなキャラクターをやることが多いので考えずにやるんですけど、そういうやり方とか熱の持ち方とか、監督と感性が似てるのかなーなんて思いました」
福山さん「十二年一緒にやってると絶対に出ないコメント！」
＼ドッ／
そしてここで、OP主題歌を歌われた家入レオさんが登壇しました。
家入さん「家入レオです。OP主題歌を歌わせて頂いたんですけど、歴史のある本当に素晴らしい映画に関わらせて頂いて嬉しいです。よろしくお願いします」
タツオさん「OP主題歌、『この世界で』に込めた思いを聞かせて頂けますでしょうか」
家入さん「初めてこのお話を頂いた時に、映像を見せて頂いたんですが、退廃的なスケール感に圧倒されて自分もこの作品の主題歌を歌うならこの雰囲気を大事にしたいと思いました」
タツオさん「谷口監督が家入さんを起用されたのは……」
谷口監督「今回はC.C.を中心として女性の立ち位置を表現したいと思っていて、家入さんであればそれは十分可能であろうと思ってお願いしました」
家入さん「本当に、素敵な絵にはめて頂けて嬉しいです」
そして少し長めのフォトセッションの後、最後に一言ずつ挨拶がありました。
くっ……もっともっとお話し聞きたかったな……！！
くっ……もっともっとお話し聞きたかったな……！！
谷口監督「とにもかくにもテレビの頃から十年ファンでいて下さった方にお礼を言わせてください。そして、三部作からファンになって下さった方、これからもよろしくお願いします。お友達や知り合いの肩にも薦めて頂けると嬉しいです。ありがとうございました」
家入さん「初の映画の主題歌ということでこういう風に登壇するのも初めてなので、本当に感動しています。主題歌を歌っているのに歌わない人がなんでここにいるんだと思われるかもしれませんが、今日はどうもありがとうございました」
村瀬さん「いちギアスファンとして、この作品の熱量についていけるか不安だったのですがアフレコに入ってみたら温かい空気で迎えて下さって、でも実際に本番に入ったら本気でバチバチ対立できて、凄く幸せでした。また何回も見て、シャムナとシャリオを応援して頂けると嬉しいです」
櫻井さん「ご来場して下さった皆様ありがとうございました。家入さんの曲、素敵でした。完成した復活のルルーシュはどうだったでしょうか。今劇場内を見るとお涙流されている方もいらっしゃるようですが、僕らはすがすがしい気分です。ありがとうございました」
福山さん「初日舞台挨拶なのにふざけてすみませんでした。コードギアスはテレビシリーズの頃から今自分の持てる力を全て出し切って挑む作品でした。ここまで続けてこれたのも、ひとえに皆様に見て頂けたお陰です。見る側と作る側のエネルギーがこうも釣り合っている作品は本当に貴重だと思います。十二年のこのタイミングで新作を送り出せたのも、ひとえに皆様の応援があったからです。今度から僕は、ルルーシュ役と名乗るべきかL.L.役と名乗るべきか、それが今の悩みどころです。ありがとうございました」
今後ともルルーシュ役でお願い致します(土下座)(後生)
そして、最後の最後で舞台挨拶への観客向けに、木村貴宏さん描き下ろしイラストの公開と写真撮影の時間が与えられました！
舞台挨拶を終えて去っていくルルーシュ、とのことです！！
凄いこのイラストのルルーシュ君滅茶苦茶可愛いしカッコいいし本当に嬉しい……嬉しいありがとう……圧倒的に顔がいい……こんな機会を下さってありがとうございました！！
初日初回の舞台挨拶、参加できて本当に嬉しかったです。
貴重な機会を頂き、ありがとうございました！
そしてレポをここまで読んで下さって、ありがとうございました。
舞台挨拶のレポを書くのは、これが最後になるのかなと思っています。(イベント上映はあるかもしれないけど)
今までレポについて沢山のお言葉を頂いて、そのどれもがとても嬉しかったです。ありがとうございました。
まだ、色々色々考えている最中ですけど、本当に凄く凄く嬉しいシーンや楽しいシーンや見たかったシーンもあったし、これからもコードギアスのファンでいたい気持ちが強いです。
自分の気持ちとちゃんと向き合って、どうしていくかきちんと考え、答えを出そうと思います。
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