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コードギアス~反逆のルルーシュ~Ⅰ興道の生コメンタリー付き振り返り上映会に行ってきました!!
凄く貴重なお話が聞けました。
千羽さんと中田さんのお話を生で聞くのは初めてでした。
以下、雰囲気レポです。二時間超えのコメンタリーなので色々抜けているところや、発言者誤りがあるかもしれませんが、ニュアンスで読んで頂けると嬉しいです。
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本日の司会進行はコウジロウさん。初っ端から、「これから、五時間、しんどくなるのでご覚悟頂ければと思います」とか言われて、上映会に来て覚悟求められたことあるオタクいる!?ってなりました。
その後、木村さん、千羽さん、中田さん、とゲストのお三方が登壇されました。
まずは最初に一言ずつ、ということ
木村さん「今日はお集まり頂きありがとうございます。長丁場となるので、トイレに行きたくなったら無理せずに行って下さいね」
千羽さん「こうしてこのような会を開けるのも、沢山の方々がコードギアスを応援してるお陰だから、楽しんで頂けるようにと監督から言われています。今日はよろしくお願いします」
中田さん「とても緊張しています」
コウジロウさん「千羽さんと中田さんはこういったコメンタリーは初めてですよね?」
中田さん「初めてです。なので、ぼくが一番トイレ行くと思います。宜しくお願いします」
と、一通り一言ずつ終えたところで、コウジロウさんが「聞いておきたいんですけど」とある質問を。
コウジロウさん「この会がコードギアス初めての人?……流石にいないか」
流石にいなかったようですwwwしかし次の「興道初めての人?」という質問には男性が一人手を挙げていました。
「ほぼ聞こえないと思って下さい」と言っていました。そりゃあそうですよね!!
また、ここで話題はルルーシュ展の話に。
コウジロウさん「ルルーシュ展では、コードギアスが記録を更新したらしいですよ。音声ガイドの使用率が70%だそうです。普通は40%くらいだとか」
中田さん「ルルーシュ、スザク、ゼロって三種類あるのずっこいですよね(笑)」
コウジロウさん「ずっこいって言わないで下さい!(笑)皆さん行かれたんですよね? 誰聞きました?」
千羽さん「私はゼロ」
中田さん「僕もゼロ」
木村さん「僕はスザク」
コウジロウさん「誰かルルーシュ聞いてあげて下さい!」
木村さん「いや僕は複製原画描く時に聞いたから……(笑)」
というやり取りも一通り終えたところで、四名の方々はD列センターへ。
二時間前にいるんじゃなくて本当に良かった!アキトの時かな、なんか前の壇上サイドに椅子出されて一時間画面を見上げた状態で生コメやったことあったよね……。
座って暗くなってからは三人それぞれ「こんな声でーす」みたいな確認があって、いよいよ興道が上映開始。
コウジロウさん「早速ここ新作部分ですよね。ルルーシュ歩いてるところは違いますけど」
木村さん「今回は時間を追ってやってますもんね」
間にコードギアスに携わったのはいつ頃から、とかも話していたのですが、皇族の方々のお見送りシーンのところで話はそのシーンに描かれてる人達の話題に。
コウジロウさん「ここ気付きました? 子供の頃のジノいるんですよ。あと、ユフィやクロヴィスの他にも外伝のキャラとかね」
やっぱりあれ子供時代のジノだったのかーー!!だと思った!!
木村さん「ジノの横に、ライブラ、ユフィ、コーネリア、マリーベルは悲しそうなユフィと違って、仕方ないよね、いつか私もこうなるのかも……という感じの表情です。ユフィの後ろはナイトオブラウンズのノネット。カリーヌはざまぁないわねと思いながら内心は悲しんでます」
コウジロウさん「僕、これの別バージョンで、シュナイゼルがいたバージョンを見た気がするんですけど」
木村さん「あ、それは、クロヴィスがシュナイゼルが昔通ってた学校の制服なので、制服のシュナイゼルを描いていただけ」
ということは、やっぱりあの場にシュナイゼルはいなかったのか!
ジノの後ろにいる金髪の大人は、シュナイゼルなのかどうか?と思っていたけどシュナイゼルじゃなかったのか!
あれは誰だったんだろう?まさかジノのお父さん??
そしてシーンは移り枢木神社に……
千羽さん「皆さん気付いたかな、枢木神社の階段のところにいるSPの中に、藤堂、仙波、卜部が実はいるんです」
えぇぇぇえええええ気付いてねぇええええええそうだったんですか!?
この話題した時にはもうそのシーン過ぎていて、確認できませんでした。
コウジロウさん「年とってる組ですよね。朝比奈とか千葉はまだ学生とかですもんね」
千羽さん「そうですね。枢木神社の階段の上の方にいます」
コウジロウさん「そう言えば、この階段には何かエピソードがあるとか?」
千羽さん「そう、この枢木神社の階段なんですけど、遠くから見た設定画か木村さんのピクチャードラマしか資料がなくて。それっぽいところをネットで探したんですよ。グーグルアースとかを駆使して。狭山の神社が似ているなということで、実際に背負って上った絵が欲しくて現地までいきました」
中田さん「僕が千羽さんを背負ってのぼりました。後ろからと横から撮りたくて、二回以上。他のお客さんにすごく見られました(笑)」
千羽さん「中田さん本当によろよろしてて」
中田さん「あのよろよろ感、よく出てますよね」
千羽さん「あのよろよろしてるのは中田さんです」
コウジロウさん「あれはルルーシュでしょ!(笑)」
千羽さん「あっすいませんルルーシュです」
凄く仲が良さそうなエピソードを聞いて微笑ましくなりました。
しかしまさかリアルに背負っていたとは……通りであのシーンのルルーシュが胸に迫るはずだよ(´;ω;`)
コウジロウさん「中田さんはKMFのアクションを描かれる時って実際にやってみることあるんですか?」
中田さん「そうですね、シェンフーの紐ぶん回すところとかは実際やってて、隣のマンションの人に不審な目で見られました」
コウジロウさん「そうでしょうね(笑)」
中田さん「あと、ヴィンセントの棒ぶん回すところとかは、作画担当に実際にやってみせたりしてましたね」
コウジロウさん「そういうのって、今だから気軽にiPhonとかで撮れますけど十年前はどうしてたんですか?」
中田さん「そうですね、当時は気軽に撮れなかったので実際に体を動かして覚えてとったり……後は写真ですね」
コウジロウさん「R2の25話なんかは実際に赤いペンキか何かで血飛沫を作ったんですよね」
千羽さん「あれは、石田さんが買った血のりなんです、さらさらのものと粘性のあるものと二種類。その血飛沫の紙をホワイトボードとかに貼ってました」
コウジロウさん「当時は他のアニメの人も出入りしてたから、どうしたのって聞かれたでしょ」
千羽さん「谷口さんがちょっと暴れたということにしておきました」
中田さん「ちょっとした噂になってましたよ。別のアニメの人と移動する時、『谷口監督が暴れたんでしょ?』とか聞かれて(笑)」
コウジロウさん「谷口監督の名誉のために言っておきますけど、谷口監督はそんな暴れないです(笑)」
といったような会話の間にも、既にシーンはナガタとカレンの車がサザーランドに囲まれてるシーンに。
コウジロウさん「このサザーランドとグラスゴーのシーンは中田さんですか?」
中田さん「ここは中谷さんですね。僕ほとんど作画はやってないんですよ」
コウジロウさん「中田さんのはどこなんですか?」
中田さん「ナリタですね」
ここで、シーンは進み、地下鉄を走って止まってしまう辺りに。
木村さん「一話は千羽さんにやってもらって本当に良かったなと思ってます」
千羽さん「やめてください……」
中田さん「木村さんが千羽さんを褒めると、何故かすごく嘘くさく聞こえるんですよね」
木村さん「なんでなんですかねぇ……」
そしてスザクとルルーシュが再開するシーンでは、くるくるキックが話題になりました。
コウジロウさん「あのくるくるキックも千羽さんが?」
千羽さん「あれは中谷さんです。ああいうのを嘘くさくなく描けるのは中谷さんしかいないと思ってお願いしたら、いいよーって言ってさらさらと描いてくれました」
中田さん「中谷さんはキャラもメカも両方描ける凄い人ですよね。あんまりうまいのでこっちで勝手に中谷さんのキャラクターを作ってました。中谷さん大阪の人で、基本こっちにはいないので。めっちゃうまい絵が届いた時とか、『俺こんなんも描けるんやで~』みたいな。全然そんな人じゃないんですけどね(笑)」
話しは流れ、シンジュクゲットーの虐殺シーンに。
コウジロウさん「コードギアスは群像劇で、何十人とキャラが出てきますけど、CLAMPさんに頂いていないキャラもいるんですか?」
木村さん「名前のあるキャラはほぼ頂いてます。でも、あくまで原案ということで、こちらでアニメで動かせるようにデザインしてます」
中田さん「一度、このメンバーでCLAMPさんとご飯食べたことありましたよね。CLAMPさん、『私達の原案のキャラの乳が揺れるとは思ってませんでした』って言ってて(笑)
千羽さん「大体木村さんのせいにされてましたよね」
コウジロウさん「中田さん、CLAMPさんと木村さんのキャラクターを見て、メカを変えたりすることもあったんですか?」
中田さん「そうですね、キャラクターに寄せるようにはしてました。大体出て来る時って、ガンダム体型のものが出てくるんですよ。でもナイトメアは接近戦をするために腕を長くしてるんですよね。だからプラモの時もバンダイさんに何度も長く、長くって言ってました」
このギアス体型の流れで、別のアニメをやってからコードギアスに戻る苦労、みたいな話題にもなりました。
木村さん「テレビシリーズが終わった後に閻魔くんをやって、その後にアキトがあったから凄く苦労しました。だから最初のキービジュのアキトは等身ちょっと低いんですよね」
コウジロウさん「戻ってきた木村さんのパネル、確かパチンコのだったかな? スザクがすごく可愛くなってるんですよね(笑)」
この流れで、ルルーシュ展のフォトスポットである皇帝の玉座に話題がつうつり……。
コウジロウさん「ルルーシュ展の皇帝の椅子、かなり忠実に作ってあるんですけど、普通の人はなかなか肘付けないんですよね」
千羽さん「二の腕の長さが足りないんですよね。だから、ポーズをとってみても参考にならなかったり」
木村さん「でも、腕が長いおかげでポーズがカッコよくなりますよね」
千羽さん「そう言えば、木村さんは前にルルーシュっぽく描くには腰を入れるって言ってましたよね」
木村さん「ルルーシュとスザクのシルエットを描き分ける時、スザクは真っ直ぐ立って、ルルーシュはくいっと腰を曲げるとらしくなります」
千羽さん「谷口監督、ルルーシュはとりあえず腕をクロスさせるんだとしきりに言ってましたよね」
コウジロウさん「なんかボタンを押す時腕をクロスさせたてた時あったじゃないですか」
ここ、どのシーンだろう?と思ったんですけど、多分蜃気楼の初搭乗でキーボードを叩く前に腕をクロスさせてたシーンのことかな?
千羽さん「あれ、ラッシュをあげた時、谷口さんが大笑いしてましたよね」
中田さん「勝手にやってたと思ったら、谷口さんの指示だったんですよね」
千羽さん「谷口さん、最初にルルーシュについて説明する時に、『ルルーシュという人は誰も見てなくてもポーズをとる人なんです。こうとか、こうとか、こうとか』と言って色んなカッコいいポーズを見せてくれました」
ここら辺で谷口監督のカッコいいポーズしてるところを想像してニコニコしました\(^o^)/
千羽さん「ルルーシュは、気持ちをルルーシュにしないと描けないですね」
木村さん「そうですね、特にゼロは客に向けて舞台で演じてる感じで描いてます」
コウジロウさん「メカはそういうことあるんですか?」
中田さん「なるべく乗り手が誰かは意識してますね。例えば無印の25話のセシルさんとか」
コウジロウさん「だからゼロの機体はよく腰に手をあててるんですね」
中田さん「そうです(笑)そしてその後にすぐ角折られる(笑)」
ここからどういう流れだったか思い出せないのですが、谷口監督トークが続行します。
千羽さん「谷口監督って、結構キャラに変な呼び名つけますよね。テレビ大好きっ子藤堂さんとか」
中田さん「しきりに藤堂さんはテレビっ子なんでって言ってましたよね」
コウジロウさん「最初の方めっちゃいい姿勢でテレビばかり見てたらからですね(笑)セシルさんのご飯もですけど、結構変なの出しますよね、ランスロット仮面とか」
千羽さん「あれはコミックスの『反攻のスザク』の逆輸入でしたよね。あのシーンは、何か撮影してる風にしたい、ということだったんで、作打ちでランスロット仮面になりました」
コウジロウさん「あれは誰が描いたんですか?」
千羽さん「ランスロットだったら中田さんでしょう、ということで、中田さんです」
中田さん「僕かなぁ?って思いましたけど、描きました」
ランスロット仮面、私が初めて見た時はなんかランスロットっぽいのがいることあんまり認識してなくて、後で反攻のスザクを読んでから学園祭見返した時にラ、ランスロット仮面ーーー!!ってなりました\(^o^)/
とここで、コウジロウさんが「あ、ランスロット発進」と思い出したように画面の内容に触れ始めました。
コウジロウさん「ここはちょっと注目して貰えれば。ここも描き下ろしなんですよね」
中田さん「ここ、本当は新作の予定じゃなかったんですが、僕の我が侭で入れて貰いました。当時本当に忙しくて、出し切って描けなかったので」
(発進シーンを見て)
中田さん「面白いくらいぶっ飛んでいきましたね」
コウジロウさん「ランスロット、影の付け方がちょっと変わりましたよね」
中田さん「よくわかりましたね!」
コウジロウさん「何年も見てるんで(笑)」
中田さん「前はアニメ的な見栄えを考えて影をつけてたんですけど、描き方はリアルの方がいいのかと思って変えてみました。二部のパンフも影の付き方が違うランスロットを載せています」
(縦横無尽にぐるぐる動くランスロットを見て)
コウジロウさん「中のパイロットはどうなってるんだって感じですよね」
中田さん「まぁスザクですから(笑)」
コウジロウさん「スザク、この頃はまだ超人設定なかったんですよね。囚われのナナリーくらいまで、監督はスザクがギアス持ってるかもって言ってたんですよ」
千羽さん「えっ、それは知らなかったです」
コウジロウさん「本当ですか? 結構色々あったじゃないですか、ナナリー黒幕説とか」
千羽さん「あ、それは聞いたことが。でもスザクは知らないですね」
コウジロウさん「スザクは身体系のギアスを持ってて、だからサブマシンガン避けられるって話があったんですよ。まぁ結局それなくなってなんかめっちゃ強い人になったんですけど」
えええええ、スザク、ギアス能力持ちだった可能性があったのかー!!
なんかR2から持たせる案もあったみたいなのは聞いたことあったけど、最初からというのは聞いたことなかったような気がする……身体系のギアス……そういうのもあるのか……
なんかR2から持たせる案もあったみたいなのは聞いたことあったけど、最初からというのは聞いたことなかったような気がする……身体系のギアス……そういうのもあるのか……
でも正直スザク君はそういう超能力なしでなんかめっちゃ強い方が萌えるんで、体一つで伸し上がっていくところ最高なんで、今の形に落ち着いて良かった\(^o^)/
ここで、話題は運動神経についてにうつっていきます。
千羽さん「谷口さん、『ルルーシュは運動神経が悪いわけじゃないんです、スザクが異常なんですよ』って言ってたのに、なんかどんどん運動できないコンテになっていったんですよね……『運動神経悪いように見えないように』って注意されてたのに(笑)」
コウジロウさん「猫追いかけててシャーリーとかミレイと皆に抜かされたところとかですね」
中田さん「運動神経というか、体力がないですよね」
コウジロウさん「そう、運動神経は悪くないんですよね。ナイトメアも、周りが化け物なだけで普通なんですよ。練習めっちゃしてたんです。でないといきなり乗れるわけないですし」
とひとしきりルルーシュの運動トークが終わったところで、画面はルルーシュとクロヴィスが対峙するシーンに。
木村さん「ルルーシュの跪きが滅茶苦茶カッコいいですよね」
千羽さん「ここ私じゃ……佐光さん?」
コウジロウさん「完全に千羽さんの絵ですよ。無印25話の修正が100%千羽さんですよね。めっちゃ指示書きしてあるやつ」
千羽さん「あれやってたのが石田さんと田畑さんで、仲いいんで、後ろにいるのにわざわざ指示書きするっていうプレイです」
コウジロウさん「プレイだったんですね(笑)」
続いてコウジロウさんが「木村さんにちょっと聞きたい」と言い出しました。
コウジロウさん「たまにスタッフをモデルにしたキャラが出て来るのは木村さんがやってるんですか? それとも監督の指示で?」
木村さん「あれは谷口さんの指示ですね。生っぽくなるから、と」
コウジロウさん「台詞でもたまにありますよね。あ、あいつ死んだ、あいつも死んだ。結構死んでるなって感じで(笑)声優さんもそのまま名前使ってたり」
タバタッチとか滅茶苦茶スタッフネタですもんねwww
劇場版では井上役が井上さんじゃなくなったのちょっと残念だったなぁ。杉山役は杉山さんのままで良かった。
さてここで画面は学園のシーンに。丁度会長がシャーリーのスタイルをいじるところです。
千羽さん「当時、『トップとアンダーのバランスがいいという褒め言葉はありですか?』って谷口さんに聞かれたことがあります」
コウジロウさん「結構セクハラギリギリですね(笑)まぁミレイみたいな人に胸の大きさ褒められたら嫌味かってなりますからね。そう言えば、木村さんはいいの描いてましたよね。女子寮のお風呂のピクドラ」
木村さん「息抜きに描かせてもらいました(笑)」
コウジロウさん「カレンのシャワーシーンも本当はあったんですけどカットされちゃったんですよね。……シャワーシーンと言えば、谷口さんなんでディートハルトのあれ入れたんですかね?」
千羽さん「今日その話になると思って、谷口さんに聞いたら『詳しくはブルーレイのヴィジュアルコメンタリーで話してます』って言われました」
\ドッ/
商売上手過ぎる谷口監督wwwwww
コウジロウさん「え? それで終わりですか?」
千羽さん「いやなんか言ってたんですけど、詳しくはブルーレイで、で全部飛んじゃって(笑)でも私は、『あのシーンでディートハルトが重要キャラであることを覚えて貰わないといけないので、ここは色気たっぷりでお願いします』と言われたので、やりました」
コウジロウさん「前後の繋がりがわからない(笑)」
中田さん「その話、僕は聞いてたんで、ラッシュチェックの時笑っちゃうんですよね。でも他の人は聞いてないし、何で笑ってるのか説明しづらかったので辛かったです」
このラッシュの流れで、今回の劇場版のカッティングについての話に。
コウジロウさん「谷口さん、まとめるの凄い苦労してるんですよ。本当はもっと長くて、興道も三時間超えてたんです。ロードオブザリングかっていう(笑)どうしてもここから縮まらないって何度も言ってました」
木村さん「流石谷口さんだなと思ったのは、各章でキャラをフューチャリングしてるところですよね」
コウジロウさん「そう、だから、最初はゼロ編、スザク編、ルルーシュ編って呼んでたんですよね」
ここで画面は、ジェレミアがバトレーを襲撃してるシーンに。
中田さん「降りてくるところ、地味に新作なんですよね」
コウジロウさん「ここの演技はなかったですもんね。テレビではもうやられてるところからシーンが始まってたから」
中田さん「それに合わせるのが大変でしたね」
コウジロウさん「今僕バンダイのコレクター事業部によく行ってるんですけど、トップでやってる人が中学生の頃からのギアスのファンなんですよね」
中田さん「あ、一回会って話聞いたら、すごい熱心でしたよね」
コウジロウさん「でも、二十ですって聞いた時、十歳の時にコードギアス見ちゃだめだなと思いました(笑)」
千羽さん「入ってくれる人も見てた人が来たりしてますよね。詳しく言わなくても、もう全部知ってる。当時見てたのでわかります!って言ってくれて」
と一頻り当時のファンとの仕事トークが納まったところで、「コードギアスは自分の中でどういう位置づけ?」という質問に。
木村さん「自分のデザインや、キャラクターを作る上での向き合い方が変わった作品ですね。より、お客さん目線になりました。それまでは俺がこれをやりたいんだという気持ちだったんですけど、このキャラが好きな人達は、こういうの喜んでくれるかな、と思うようになりました」
ひょえーーーーーー神の……お気遣い……!もうなんか言葉の選び方にすら気品を感じる。
神の思う通りに喜び踊り狂ってる身としては、すごく有難い変化です……圧倒的感謝!!
千羽さん「これ、コウジロウさんに聞きますって言われてからずっと考えてました。よく、作品を自分の子供のように思っている方いると思うんですけど、私にとっては子供なんてとんでもない。お殿様に仕えてる感じなんです。殿は、領民に人気があるんですよ。その殿のお世話係をしてるイメージです。だから殿に何かあったらと思うと大変ですし、たまに殿が賞をとると、殿ぉぉおお! という気持ちになります。っていうのを、興道見ながらずっと考えてました」
コウジロウさん「なんかすいません(笑)」
やったーーーーーこれ、もしかして私、領民じゃない!?
たとえ話にわかりみが深すぎる。領民も殿が賞とると我がことのように嬉しいです!!!!
中田さん「ほぼ千羽さんに言われちゃいましたけど、加えていうならギアスをかけられてる感じはします。私のために働け!って。他の作品やりながらギアスのこと考えてるときもあって。オズとかホビーとかの仕事もあるので、アニメやってない時もギアスのこと考えてました。他のことやってても、国の殿が気になって仕方がないんです(笑)年がら年中ギアスのこと考えてるんです」
千羽さん「なんとなく十年経ったなという気持ちがあまりないですよね。久しぶりですねって感じが全然ない」
中田さん「あ、でも、ずっと三鷹行ってたから、上井草の商店街を自転車で通った時にただいまって気持ちにはなりました」
なんかすごく、上井草に行ってみたくなりました!
ちなみに三鷹に行っていたのは『純潔のマリア』の制作のためだったようです!
コウジロウさん「三部作の作業に入るときはどうでした?」
中田さん「そうは言ってもスッとはいけなかったですね。復活のPVがいいリハビリになりました」
千羽さん「監督の無茶ぶりも懐かしくて」
続いての話題は、「興道でわざと変えてるところは?」
千羽さん「違和感ないように見えてたらいいなと思ってます。監督にもそう言われていて。テレビシリーズと違和感ないように、でも、ファンの方々が喜んでくれるように……ってまた無茶ぶりなんですけど」
コウジロウさん「どんなこと言われるんですか?」
千羽さん「谷口さんに、説明だけはされるんです。ここはなくなります、ここもなくなります、この経験がないこのキャラでお願いします、って。ということは!?って何回も聞き返しました」
そしてシーンはユフィとスザクが出会うところへ。
コウジロウさん「この時のユーフェミアは、テレビの時のユーフェミアとちょっと違います。前はたまたまだったんですけど、今回はスザクだとわかって落ちてきました」
えーーーーそうだったのか!?
っていうかたまたまだった前も凄いけど狙って落ちれるのも凄いな!?
っていうかたまたまだった前も凄いけど狙って落ちれるのも凄いな!?
しかも人間が降ってくるってほんとそれスザクが体力馬鹿じゃなかったら二人とも大怪我だからね!?
中田さん「コウジロウ君はこのときどうだったとか大体覚えてるからすごいよね」
コウジロウさん「今は営業やってますけど当時は設定制作でしたからね。だから、メールでどっさり設定の質問とか来てるんですよ」
中田さん「それ、俺達がとりあえずコウジロウ君に聞いとけって言うからかも。自分が持ってる設定も、これで全部かわからないんですよね、あり過ぎて。設定さんにこれは設定ないんでって言われたけど、あったと思う、持ってる、ってことがあって」
コウジロウさん「資料も膨大ですからね。名前も途中で変わったりするし。谷口さん、仮の名前はつけてくれるのに本当の名前なかなかつけてくれないんですよね。ラウンズのナイトメアも円卓の騎士の名前で統一することになったのR2が結構経ってからなんですよ」
そこは最初から決まってて欲しかったーー\(^o^)/
まぁでも意外とギネヴィアが皇女の名前だったりするし、そもそもアーサー猫やしなwww
さて、ここからはツイッターの質問コーナーが始まりました!
最初は、「描いていて楽しいキャラ・メカは?」という質問。
木村さん「ヴィレッタさんです」
(ですよねという空気)
(ですよねという空気)
木村さん「なかなか描く機会ないんですよね。横で田畑さんが楽しそうに描いててギリギリしてました」
コウジロウさん「水着の女の子五人くらいいて、センターにいるヴィレッタさんですよね。あれ、布の面積が小さすぎてリテイクくらったんですよね」
中田さん「田畑さんが布の面積小さくしたんですよね。田畑さんの絵って、基本キャラがM字開脚するイメージだし、大体カメラがローアングル」
千羽さん「大分際どいやつが多いですよね」
木村さん「最初からぶっ飛ぶ方がいいですよ、大人しいより」
ちなみにこの水着の布面積が小さすぎる原画はルルーシュ展で見れます!!
昨日気付いて見てみたら、本当に原画とアニメ版の布面積違い過ぎて笑いましたw
コウジロウさん「千羽さんは?」
千羽さん「難しい表情を描けって言われるのが嬉しいので、ルルーシュ、スザクですね。でも、五話の後に、木村さんにユフィがすごく可愛かったよって言われてから、ユフィを描くのが好きになりました」
木村さん「可愛く描くのは、千羽さんには敵わないんですよね」
千羽さん「やめてください……私、本当に木村さんいなれる薬があったら少々高値でも買いたいくらい……」
木村さん「色気は出せるんだけど、千羽さんのは色香なんですよね」
本当に褒め言葉の一つですらも知的なキムタカ様、信仰心が高まる……
千羽様、あんなに圧倒的な絵を描かれるのに、キムタカ様に褒められた時のリアクションがすごく可愛らしくて、尊敬の念が伝わってきます。
何このすごい楽しい空間。
何このすごい楽しい空間。
ここで、シーンは変わって骨董品店に入るルルーシュを追いかけるシャーリーのシーンに。
コウジロウさん「ちなみに今のこのシャーリーの服ってR2ですよね?」
千羽さん「そうですね……あの時は、死に装束なんでできるだけ可愛く描いてくださいって言われました」
コウジロウさん「(苦笑)このシーンでこの服にしたのは?」
千羽さん「演出の秋田谷さんの指示です。秋田谷さんは本当にシャーリーが好きで、一時、ロロに対して本気で怒ってたときもあったくらいで」
コウジロウさん「谷口監督は好きなものは好きな人にふることが多いですよね。男性のカッコいいシーンは佐光さん、とか」
この好きなものの流れで、次の「フェチ性」についての質問に。
木村さん「隙間フェチはあるかもしれないですね。胸元を描くにしても、無意識に指を入れたくなる、そういう部分を作ってあげたいなと思ってます」
コウジロウさん「誰に?」
木村さん「自分に」
コウジロウさん「自分に(笑) 千羽さんは最後に聞くとして……中田さんは?」
中田さん「襟と肩の重なり方でカッコよく見えるよう注意して描いてます。メカは口とかで表情をつけられないので、それを襟と肩のかさなりで表現してますね」
コウジロウさん「最後に、千羽さんは」
千羽さん「フェチと言えるほどではないんですけど、制服を描くのが好きです。ちょっと厚い生地でひらひらの分とか」
コウジロウさん「今お客さん見えてないと思いますけど、木村さんめっちゃそれそれってやってますからね」
木村さん「制服は、上着の中や脱ぎ方まで事前に作っておくと、演技つけるときに楽ですよね」
コウジロウさん「パンツ描いたキャラもいますしね。でも、スザクのパンツは描けないって言ってませんでしたっけ」
パンツ描いたキャラってルルーシュやぁんって思ったら、まさかのーーー!?!?スザクのーーー!!??パパパッパパンツの話題ーーー!??!??(動揺し過ぎ案件)
ついにスザパン非公開の謎が明らかに!!!!
ついにスザパン非公開の謎が明らかに!!!!
木村さん「スザクのパンツだけは描けないんです。スザクはどの下着を履いていればスザクなのか……ボクサーもなんか違う、でもブーメランもスザクのキャラと違うと思って。ルルーシュはすぐ思い浮かんだんですけど、スザクはイメージがない。だから決めずに、永久封印したんです。いつか必要に駆られたら、こういうのが好きな人に決めて貰います」
コウジロウさん「パイロットスーツの中とかはどうなんですかね、何も履いてないとか??」
コウジロウさんスザクの下着事情めっちゃ聞いてくれる。なんなの?神なの?神だった。
ありがとうございます!!
ありがとうございます!!
木村さん「パイロットスーツの下はアンダー一枚だけなんだろうなとイメージはしてました。バイタルをとる機能もあるだろうし。セシルさんがパイロットスーツを着る時、下は裸でいいんですか?って田畑さんに聞かれて」
中田さん「あんなに普段変態的なことしか言ってないのに、気になることはどこまでも追及してきますよね」
と、ここでまた画面の話題に。今は丁度カレンVSジェレミアのシーン。
中田さん「ここは大変でした。輻射波動でどんどんあのぼこぼこが増えていくんですよ。あんまりやり過ぎるとコックピットとの整合性もとれなくなるし……」
コウジロウさん「中田さんは描くの紅蓮の方が好きなんですか?」
中田さん「描くのが楽しいのは紅蓮ですね。でもアクション的にはランスロット」
コウジロウさん「最後のダモクレスでも地上戦やりたいって言ってましたもんね」
中田さん「最後は絶対地上戦やりたいと思って。地上戦好きなんですよ。ナリタもオーダーにはさらっと書いてあったんですけど、盛っちゃいました」
画面は進み、四聖剣の旋回活殺自在陣のシーンに。
中田さん「これ、ナイトメアがない時はどうしてたんでしょうね」
コウジロウさん「戦車とかでやってたんだと思いますよ」
中田さん「生身ではない?」
コウジロウさん「ないです」
千羽さん「それは確かに厳島の奇跡(笑)一時期スタジオ内で承知!っていうの流行ってましたよね」
中田さん「流行ってましたね~」
千羽さん「他にも、ルルーシュの台詞とかよく使ってました。思わぬ失態をした時とかに、『フッ、やはりな……』って、わかってた風に言うの(笑)」
コウジロウさん「完全にスタジオが末期の状態ですね(笑)」
続いて、これはツイッターからの質問なのかよくわからなかったのですが、「表情が難しいのは?」という質問に。
千羽さん「このキャラは今こういう感情で、こう思ってて、笑うって書いてるけど笑わなくてもいいんですけど、こんな表情描けますか? とか言われたりします。複雑な表情を描くのは本当に難しくて。色々コンテに描いてるけど、台詞が一つもないと、それを表現できたのかとか」
コウジロウさん「一期25話のコンテにもすごく怒ってるけど悲しそうにとか色々書いてましたもんね。中田さん難しい指示とかありますか?」
中田さん「自分は出す側で、特に板垣君とかにレンズの調整の指示を出したりしますね。でも板垣君への指示書きが他の全部のところに出回ってることに気付いて、それから気を付けるようになりました」
コウジロウさん「木村さんは?」
木村さん「その人物になり切って描いてるんですけど、でも、スザクになりきるって難しいんですよね。お前何考えてんのって思うことあります」
と、気付けば画面はC.C.がルルーシュに本当の名前を呼ばれるシーンに。
コウジロウさん「ここ、触れると思いました? 触れないでーす」
めっちゃ楽しそうだなコウジロウさんwww
「また十年後くらいには言えるかも」とか言ってて、全然待ちますわ……。
そしてナリタが終わったので、ここからは新作パートが一気に増えていきます。
画面はラクシャータさんに会いに行くシーン。
コウジロウさん「新衣装は千羽さんが?」
千羽さん「基本は原画さんにお任せで、少し直しています。一応変装して目立たないようにしてるんです」
コウジロウさん「めっちゃ目立ってますよ!?」
千羽さん「ですよね(笑)玉城達は業者で、井上達は中華屋さんで働いてることにしてて。でも中華屋さんで働いてるって難しいんですよね。谷口さんに『岡持ち持ってるとかないですか?』って聞いたら『ないです』って言われて」
コウジロウさん「完全に中華コスプレになってますよね」
続いて画面は海に向かって扇が独り言をつぶやくシーン
コウジロウさん「僕なんでここで扇が一人で喋ってんのかなって面白くて。海に向かってナオトの話したことなかったし」
中田さん「扇とヴィレッタの話面白いですよね」
コウジロウさん「アフレコの時もみんな何故か笑う」
そしてついにダーツのシーンに!
コウジロウさん「千羽さんきましたよ、このシーン!」
千羽さん「ここは、とにかく調子に乗って見えるようにって言われました。そうだ、一つ言っておかなきゃと思ったんですけど、このシーン谷口さんに『踊ってるように描けますか?』って聞かれて、私は無理って言うとプロなんでお願いしますって言われるのわかってるので、『難しいけどやってみます』って言ったんです。でも、『ダーツにしました! ダーツいいでしょう?』って言われて。あれ、私が断ったんじゃないんで! 確か円盤のブックレットに入ってる話なので、言っておきます」
中田さん「言ってた踊りも大分動きがおかしかったですよね(笑)」
千羽さん「ダーツは自分で買って、描きました。あと、ネットでダーツの動画を探したら、すごいルルーシュっぽい動きの人がいたんですよ。手首がこう、くいってなる感じの。それを参考にしてます」
ルルーシュっぽい動きの人のダーツ動画見たいwww
千羽さん「あと、あのルルーシュは全部得点の高いところに当たってるんです。最後の一投以外は。最後のも、『俺が投げてるのに外れるダーツが悪い』って思ってますね」
中田さん「このときの作打ちすごく長かったですよね。どうやってすれば一番調子に乗ってるように見えるか考えて」
千羽さん「レイアウトチェックで笑ってましたよね、『まさかここまで調子に乗らせると思わなかった』って言ってて」
中田さん「あんたがやれって言ったんだろ!(笑)」
ルルーシュ君、ダーツうまかったーーー!!どんなルールのやつかわからないけどダーツうまかったー!!
下手だと思っててごめんねごめんね!
そして、本当に谷口監督の話題になると話のキレが違うなと思いましたwww
画面は藤堂さんを救出して、ゼロの機体から出て来るシーンに。
千羽さん「ここの藤堂さん、どうやって中に入ってたんだろう……」
コウジロウさん「多分ですけど、ルルーシュの腰にしがみついてたんじゃないですかね」
千羽さん「不快だ!って思ってたかもですね(笑)」
(そしてスザクのランスロットバレのシーンに。例のあの音楽)
木村さん「この曲いいですよね」
コウジロウさん「この辺りは谷口さんが音楽にめっちゃ気を使ってました。『赤だけが』も、最初はEDにしようとしてたんですけど、ここじゃないな、と後で挿入歌に」
あっそうそう、私も『赤だけが』最初にかかった時、えっここ!?EDじゃないんだ!?って思ったんですよね。
何かでEDって見たような気がしていて。作品へのこだわりで変えた部分だったのか!!
そしてもう終わりも近いということで、『興道どうしてたか?』という質問に……
木村さん「すごくばっさりあちこち切ってるけど、筋の通ってる話になってると思いました」
千羽さん「だから、ほんとに谷口監督ってすごいなと思います」
中田さん「普通に面白いですよね。総集編感がない」
木村さん「テレビは群像劇だけど、これはルルーシュ視点という感じですよね」
コウジロウさん「今キャスト流れてますけど、アフレコを聞いてからカットを変えたところってあるんですか?」
千羽さん「聞いて変えたというか、アフレコの時は新作の部分は絵がなかったと思うので、声に合わせて描きました」
コウジロウさん「最後の涙のシーンなんかは……」
千羽さん「あれは、『スザクを諦める覚悟をし切れていないルルーシュを、何か表現したいんですけどどうしましょう』と谷口監督に相談されて、一緒に悩んで『ギアスじゃない方の目から涙を流すのはどうですか』って提案して、またそこから何度か話してあれに決まりました。でも最後が自分の絵で終わるのも怖いので、あそこは木村さんに総作監に入って貰いました」
ぎょええええええ、あのダイヤモンドのような美しい涙、千羽様からのご提案だったのかーーー!!
しかもやっぱりあのルルーシュ、あんだけC.C.に言われて、スザク君諦めてなかった、マジ、最高。
しかもやっぱりあのルルーシュ、あんだけC.C.に言われて、スザク君諦めてなかった、マジ、最高。
アニメは本当に大勢の人が、そこで動くキャラクター達のこと真摯に考えて初めて出来上がるんだな、と改めて思いました。
そうして興道の上映は終了し、再び四人の方々が壇上へ。
コウジロウさん「ね? 全然本編の話聞こえなかったでしょ? 二月二十三日!」
\ドッ/
(ここで、製品版のブルーレイが出て来る)
コウジロウさん「ジャケットは木村さんの描き下ろしです!」
千羽さん「ルルーシュがキラキラしてる!」
コウジロウさん「ここ(背の部分?)、なんとなく本っぽくなってるんですよ。三つ揃えると何故かがわかるぜ!」
ブルーレイ届くの本当に楽しみ過ぎる~~~~!!
揃えた時のお楽しみを作って下さるの、本当にオタク心満たされるジャンルだなぁ、としみじみ思います!!
そしてここで、締めの挨拶へ。その前に、「今日はどうでしたか」という話題へ。
木村さん「普段のお喋りのように話しました。楽しく作業してる感じが伝わってるといいなと思います」
千羽さん「緊張しました」
コウジロウさん「ですよね。谷口監督がスタッフの皆さんに出てもらえって言ったので、糾弾してください(笑)」
中田さん「楽しかったです。振り返りしながら見れたんで」
コウジロウさん「この後は叛道ですね。覚悟して下さいね。楽しんで下さいねって安易に言えないんで」
全員(笑)
コウジロウさん「楽しんでくださいとか雑じゃないですか。だから、受け止めてくださいねって」
中田さん「無口になりましたもんね」
叛道、怖すぎ……と思った私、その数時間後、無事死亡。
そして最後の締めの挨拶に。
中田さん「十年前にスタートしまして、アニメが終わってもオズとかホビー展開とか十年間ずっと関わらせてもらいました。今日はこんな機会をもらえて良かったです。ありがとうございました」
千羽さん「こういうコメンタリーがあると、たまに端で見せて貰うことがあって、その度に栄養を貰っています。今日は皆様に楽しんで貰うための会なのに、沢山栄養を頂きました。ありがとうございました」
木村さん「十年来ずっと見て下さってる方もいらっしゃると思いますが、興道から見て下っている方もいると思います。これからまた十年楽しめる作品が始まっていると思います。三部作の後の復活の方も……」
コウジロウさん「おっとそこまでですよ」
木村さん「(笑)これからも応援よろしくお願い致します」
ということで、ゲストのお三方は先に退場となりました。
濃密な二時間でした……凄く楽しかったし、改めてコードギアスという作品にはありとあらゆる方々が凄い熱量を込めて作っているのだなと感じました。
最高のイベント上映でした。
そして最後に、コウジロウさんから一つ「僕は毎回何かお土産を残そうと思ってるんですけど」と前置きがあって、
コウジロウさん「復活はそう遠くないかもしれないです」
ひっ、ひぇぇぇぇええええええっっっあああっうっっあぁぁぁああぁああぁ
ゆっくりでいいですぅぅぅぅぅううううううううう
ここまで読んで下さってありがとうございました!!
い、いってきました…………ルルーシュ展…………
凄かったです、キャパオーバーどころの話じゃないっていうか……脳があと二つくらい欲しかったです……
もう正直、何回死んだかわからない…………そのくらい、とんでもない展示会でした。
以下、ルルーシュ展の思い出です。
ルルーシュ展はメモも含む記録行為が一切駄目とのことでしたので、いつもより曖昧な記憶からの感想です。
ネタバレにご注意ください。
私は内覧会と初日に二回行ったのですが、音声ガイドのチョイスはスザク→ルルーシュ→ゼロの順で聞いたので、ここからは
①展示物
②スザクの音声ガイド
③ルルーシュの音声ガイド
④ゼロの音声ガイド
の順で感想書いて行きたいと思います。
①展示物
展示は、最初に番号が書かれたマップを渡されて、その通りに導線がしかれていました。
音声ガイドは一昔前の携帯電話みたいな、トランシーバーみたいな形のもので、マップ上の番号を押して再生していくシステムでした。
聞き逃してしまっても何度でも再生できるタイプです。
聞き逃してしまっても何度でも再生できるタイプです。
入口を入ってすぐ、幼少期でも皇族として幸せに過ごしていた展示物があって、その次にスザクとの出会った頃の幼少期のパネルがありました。
そしてどでかく展示されている、ナナリーとルルーシュが寝ていてスザクがそれを見守っているキムタカ様のイラストと、それを取り囲む厳選されたスザルルシーン。
え????????幼少から急なスザルル???????
早くも動揺が隠せない腐女子。
次に学園時代の立ち絵のタペストリーや学園シーンのパネル。
壁子が傷つけた壁もありました。
立ち絵のタペストリー、何故かリヴァルだけ縮尺が違って笑いましたwww
次にゼロや黒の騎士団が関わった事件についての年表と、それぞれの事件の概要が描かれたパネルが展示されていました。一期二期全て。
事件の概要が、なんかこう歴史的な見方としての説明ではなくて、なんかこうすごいルルーシュの気持ちにそって書かれていて、例えばシンジュク事変も「友人である枢木スザクを助けるためでもあった」みたいなこと書かれていたり、式根島の「ルルーシュがかけた生きろというギアスは、自分が助かりたいがためにかけたわけではなかった」みたいなこと書かれてたり、ヒェーーーーーー知ってたけど、ヒェーーーーーー
この通り、展示物だけでもスザルル力ヤバ過ぎ事件って感じなのに、我々これに音声ガイドも同じタイミングで聞いているわけですね。脳の処理が追いつくわけない。
ここにはフォトスポットがあって、等身大フィギュアのルルーシュ君がいました!ギアスかけてもらった\(^o^)/
次が、お亡くなりになった方々一覧のパネルで、一気にしんどさが加速します。
ユフィだったりシャーリーだったりロロだったり……あと、大切にしていた人を奪われた人、みたいな感じでユフィの件の時のコーネリア様のパネルとかあって、うっ……しんど……
なんか真ん中に……幸せはガラスのようなもの?をイメージした?丸い……台みたいなものに……ロロの死に際とか映ってて僕は鳥になるとかかかってて……
あれはなんだったんだろう……。
折角なので、一枚撮って頂きました\(^o^)/
展示されていたパネルは主に土の味でしたwww
あと、枢木神社の説明が書かれた木の立札があって、そこには公式ツイッター曰く今回のために谷口監督にかけあって考えられた、枢木神社及び枢木家の新情報が……!!
ゲンブさん、マフユさんっていう妹がいたんですか!?
しかも、ルルーシュ達が枢木神社にいた当時、枢木神社の管理はそのマフユさんが行っていたとか!?
戦争で枢木家は散り散りになったので、今は枢木家を慕う地元の人達が管理してるって…………ありがとう地元の人達……だから土の味の時八年経ってても綺麗だったんだ……
ていうかマフユさん生きてるんですか!?うーーん近所の人達が管理してるってことは死んでるんだろうな……
枢木家を慕う人達はスザクがクロヴィス暗殺容疑で捕まった時とナイトオブセブンになった時とスザクが悪逆皇帝ルルーシュの騎士やってた時のお気持ち聞かせてください!!
あとゲンブの妹さんのマフユさんは枢木の分家の方ということなので、未婚なら分家とは言わないだろうし、婿養子もらってたんだろうなぁ多分……
あの頃のスザクは実質マフユ夫妻に育てられてる感じなのかな……?
それとも本家の坊ちゃんだからよそ様の大事な子扱いだったんだろうか……
あれちょっと待って、神楽耶さまもスザクの従妹ですけど、こっちは母方の従妹ということ??
だからスザクの母はどうなってるんだよ!!!
どうなってるんだよっていうか皇家の人ってことだよね、従妹だもんね、なんで一切語られないの、なんなの?こわい
立札一枚の新情報でこんな踊らされぶりですよ、コードギアス、はかどりますわーーーー
お次は神根島のゼロバレシーン。
ここでは一期25話のゼロバレシーンと共にラフ、原画、色指定、線画、着色画などの移り変わりが見られる動画が流されていました。
しかもそのすぐ後ろでは、25話の原画で囲みながら25話のゼロバレシーンが延々と流されていた……
あのシーンだけで1ブースできちゃうの、本当にすごい、叛道怖い。
もうこの辺から息も絶え絶え。
そしてゼロバレからいきなり玉座、あのね、こっちはまだゼロバレ引き摺ってんですよ秒で仲直りしてんじゃないよ!!
こちらもフォトスポットだったので撮ってきました(キレておいて)
あと、こちらも記念に……座らせて頂きました\(^o^)/
公式アカ推奨の我が騎士ごっこもやりました\(^o^)/
人生たのしーーー!!(ただしここの音声ガイドは萌えでしんどい)
そして、ついに、ゼロレクイエム……
もうね、玉座から続く道のパネルだけでもしんどかったんですけど、それを抜けて少し広い場所に出ると、なんか、ゼロレクイエムの映像がね、エンドレスで流れてるんですよね。
しかもなんか、ステンドグラスで囲まれてんの、モザイクカケラじゃん!!!!!!!
魂飛び出た。
膝から崩れ落ちなかったことを褒めて欲しい。
崩れ落ちてはいないけど身体は斜めに傾いていた。
そして屍になってそこから出ようとしたところに、今回のエピローグをイメージして描かれたキムタカ様の複製原画が展示されているのであった。無事死亡
最後はよれよれになりながら物販並んで、ルルーシュ君に捧げる薔薇の花にメッセ―ジを書いて、全て終了。
内覧で私が辿りついた時はこんな感じでした。
内覧では気付きませんでしたが、真ん中の方に中田さんや千葉様、河合桃子さん、監督や大河内さんのメッセージがありました……
素晴らしい展示でした…………。
ほんとなんか……コードギアスをこんな風にまとめられるんだ、って思いました。
ルルーシュ展って、正直事前に知ってるのって、枢木神社があることくらいで、あとは何をするんだろう、どういうものなんだろう、と思っていました。
想像以上のものが、目の前にあった。
想像以上のものが、目の前にあった。
コードギアスの世界とルルーシュの人生を綺麗にまとめ上げ、展示として素晴らしくまとめあげて下さっていて、しかも、ファン的に楽しい遊びもできて、もう、本当にすごかった。
と思っていたらパンフに「展覧会設計:谷口廣次朗」って書かれていて、あぁぁああ~~納得~~~流石過ぎる~~~御見それしました~~~~ありがとうございました!!!!
さて…………
ここからは、展示だけでこんなに凄かったのに、更に追い打ちをかけてくるっていうか、メインで私の脳を処理落ちさせていた音声ガイドについてです。
②スザクの音声ガイド
音声ガイドのスザクを選択したら、その再生機からスザクの声がするのって、誰でもわかるし当たり前のことじゃないですか。
なのに私まず耳元でスザクが「やぁみんな」とか言って喋りだしたとき、うわっっっスザクが喋った!!!!!!!!ってなっててほとんど内容頭に入ってきませんでしたからね。
なんかね、すごいルルーシュのこと語ってた。まぁルルーシュ展なんだから当たり前なんですけど。
「生きていく上で多くの側面を持つルルーシュ、今日は僕と一緒にルルーシュを知る旅に出よう」とかなんとか言ってて、スザクと??????ルルーシュを知る??????旅???????疑問符だらけになる脳内。
幼少期のパネルのコーナーでは「この頃ユフィと遊んでたのか、幸せそうだ」とか、「この頃に出会ったんだよな、最初は仲良くなかった。僕が辛く当たってたっていうのもあるけど」とか言って、あの、耳元でノロケ勘弁してもらっていいですか???嘘です続けて。
学園コーナーでは、「アッシュフォードに通ってるルルーシュは僕が知っているどのルルーシュとも少し雰囲気が違っていた」とか言ってて、まずお前の知るルルーシュを教えてくれってなりましたし、ここでも「ルルーシュが安心して暮らしていけてたのは生徒会の仲間達のお陰なんだろうな」みたいなこと言ってて、あの、だからあなたはルルーシュのなんなのヨォ!!!!!!
初っ端から我が物顔っていうか彼氏面っていうか旦那面っていうかもう色んなものがすごい、あの、早くも死にそうです。
初っ端から我が物顔っていうか彼氏面っていうか旦那面っていうかもう色んなものがすごい、あの、早くも死にそうです。
あとゼロと黒の騎士団の歩みみたいなコーナーでは「僕を助けるために現れたのが、ゼロがこの世に姿を現した初めてだった」みたいな、ちょっと待って、そうだ、枢木君、きみ今どこなの???どこの視点からの枢木君なの???
しかも「もしルルーシュが僕に真相を相談してくれていたら、違う今があったのかも……いや、それは思うだけでも無益なことか……」とか言い出して、まず情緒を安定させてから旅に出ようって誘ってくれる!!!???
でももうここら辺からね、あ、このスザク君、空白の一ヶ月以降かーーみたいなことね、察してはいました。
空白の一ヶ月以降のスザク君とルルーシュを知る旅に出てるのか私ーーーきっつい。
空白の一ヶ月以降のスザク君とルルーシュを知る旅に出てるのか私ーーーきっつい。
情緒を安定させての件、そんなん無理、わかってる、こっちだって情緒不安定ですよ、スザク君、お亡くなりになった方々のパネルの前で、「ルルーシュは大切なものを奪ったけど、ルルーシュ自身も大切なものを奪われた。僕も例外ではない。被害者ぶるつもりもない」とか言ってて、被害者ぶるつもりもない!!!??!?
枢木スザクからそんな言葉を聞く日が来ようとはなぁ…………
そして枢木神社。ここは、もしかして土の味の件触れるのかな……って思ってたら、めっちゃ幼少期の思い出話し始めた。
ここで出会ったんだ、仲良くなったきっかけはもっと奥の方の秘密基地だけど、みたいな、なんか僕達だけの秘密アピール激しい話されて、もう全然無理。
さっきも幼少期の話したのに、「あの頃の僕はルルーシュにブリタニアの皇子というレッテルを貼ってた」みたいな、「一方的な思い込みでひどい言葉を」みたいな反省会始まりつつ、本当のことを知った切っ掛けとか仲良くなった日のメモリアルを語ってて、すごい、あの、耳元でノロケ勘弁してもらっていいですか???
ていうか本当に土の味のこと一切語らないwwwwwwパネルこんなにあるのにwww幼少期の頃のことの方が大事かーーーーそっかぁーーー
ゼロバレシーンの音声ガイド……もう、ほんとしんどいんですけど、なんか、「ゼロと対峙した時、祈りを込めて引き金を引いた」とか言ってて、「でも希望は裏切られてしまった。ゼロの正体は、ルルーシュだった」ってもう、ここの、ここの声音、無理無理無理無理
祈り、込めてたかーーーーーーーーでも、ルルーシュだったかぁーーーーーーーはぁ…………
この音声聞いただけで脳内でゼロの正体を知った時のスザクの表情がコマ送りで脳内再生されたんですけど、脳内で再生しなくても目の前で動画が流れていた。なんだこの空間。
つってダメージを受けてたら、次のコーナーは玉座なんで、「皇帝と対峙した後、僕はルルーシュと話をした」とか言ってて待って待って待っておいてかないで、私まだ君たちの決別に立ち直れてないから、そんなすぐに仲直りしないで、待って。
波状攻撃のように萌えること言い出すよこの人。
なんか、ルキアーノに裏切りの枢木とか言われたの気にしてて、「でも唯一僕には裏切らないものがある。それは僕自身の心だ」とか言い出して、えっちょっ待ってちょっ待ってwww心??ってなってたのに、
「僕はルルーシュの敵も弱さも排除する剣となると心に決めた。それはどんなことがあろうと揺らぐことはない」とか言い出して、あの、はい、ご結婚おめでとうございます……言うてる場合ちゃう!!
もうほんとこの辺オーバーキルで、全然あかん、こんなんほんまに言うてた?願望ちゃう?って気になってくるけど、こんなすごい盛りに盛られたスザルル萌え私の中から産まれねえから、腐女子の想像を軽々超えて行く、これが、俺達の公式だ!!!!!!!
そしてゼロレクイエムへ…………
もうここら辺、マジで立ってるので精一杯だった。
一応これまでは、自分の心情+我らにルルーシュはこうだったんだ、って言ってるみたいな感じだったのに、なんか、もう、ここのスザクはルルーシュに語りかけてるんですよね。
確か、「ルルーシュ、君は言った」みたいなこと言ってた。「ギアスとは願いに似ていると。だからそのギアス、確かに受け取った」
はい、死亡。
ちょっと待って死んでる場合じゃない!エピローグが残っている。
なんか、最後はキムタカ様の描き下ろし複製原画を見ながら、十番を押すんだったんですけど、まずね、いきなり、「長いようで短い旅だったな」ってルルーシュが喋りだしたんですね。
ヒッ今度こそ息を引き取るかと思った。
そしたらなんか、スザクが「そうだね」とか言ってて。
「明日を迎えられたのかな」「あぁ、迎えられたよ」「スザク、後は任せたぞ」「あぁ、わかってる」
なんかエピローグのスザク、肯定しかしてない。
すごい……なんだこの噛み合ってる会話は 噛みあってない会話がスザルルのお家芸じゃなかったのか ウッ スザルルが一つになってしまった…………。
すごい……なんだこの噛み合ってる会話は 噛みあってない会話がスザルルのお家芸じゃなかったのか ウッ スザルルが一つになってしまった…………。
ううううううううううううううううっておもってたら、ルルーシュが、「じゃあな」っていう一言を残して、音声ガイドが終わった
今度こそ、死亡。
死亡した私、わけがわからなくなって気付いたら物販で五諭吉ほど散らしてた。
事前の検討では三諭吉ほどで済んだはずだったんですけど……?????
コードギアス展、恐ろしい場所だ……。
③ルルーシュの音声ガイド
既にスクロールバーの短さが心配ですが、続きましてルルーシュです。
ルルーシュ君、「人に自分の人生を聞かせるなんて、なんだか恥ずかしいな。でも、知って欲しくもある」とかしょっぱなから可愛さが止まる事を知らない。
スザクの時は途中でどこの時間軸のスザク君!?ってなったんですけど、ルルーシュの時は最初から「V.V.を母さんに殺された時から俺達の生活は一変した」みたいなこと言ってたので、あ、空白の一ヶ月以降のルルーシュ君かー!とわかりやすかったです。
幼少コーナーではスザクとの出会いの時に「そんな俺をあいつは容赦なく殴ったっけ。出会いは最悪だったよ、ハハッ」とか言ってて、あの、耳元でノロケ勘弁してもらっていいですか??? 似たものカップルか!!!!
学園のコーナーでは会長やリヴァル、生徒会メンバーに触れつつ「みんながいてくれたから俺は俺の居場所を持てた」とか言ってて、既にウッ……;;;
続いてのゼロのコーナーでは、「日本人にはゼロが必要だった」みたいな、概ねふんふん、せやな、と平常心で聞ける内容が多かったかな。
ただお亡くなりになった方々コーナーでは「多くの犠牲を出し、大切なものを失った。しかし俺は立ち止まることはできなかった」とか「ゼロの仮面は俺の弱さや脆さ、全てを隠してくれた」とかウッ;;;;ってなること言ってたのに、
なんか、枢木神社でまたいきなり惚気始まったよね???
ていうかルルーシュ君も枢木神社につきまして土の味の件は全く言う事なしですか???
スザクもなかったけど踏まれた側のルルーシュ君も特に言うことなしですか?????
踏んだの踏まれたの気にしてるのはファンばかりかよ!!
もーーースザルルそういうとこ大好き、最高。
すごい、幼少期の思い出も、結構穏やかな声で「あの蔵はまだ残ってるのかな」とか「あそこはあいつの秘密基地だったみたいで、図々しいとか散々言われたっけ」「思い込みが激しくて涙もろいのは変わらないな、ふふっ」とか言ってて、あの、惚気、いいです、もっとやって下さい…………
ふふっ、って、あの、だだ漏れです、聞いてて恥ずかしくなってくるくらいだだ漏れです、あの、ルルーシュ君、音声ガイド聞いているみんなにルルーシュ君の気持ちバレちゃいますけど大丈夫ですか?????
ていうかスザクが音声ガイドで「一方的な思い込みで酷い言葉を」とか反省している一方ルルーシュ君は「変わらないな、ふふっ」ですよ、ヤバくないですか??この人達。
一生やってろ下さい!!!!!!
一生やってろ下さい!!!!!!
って思ったら次のコーナーで即ゼロバレ決別ですからね、もーね、スザルルの切り替えの早さにはついていけませんわほんと。
本編でも思ったことを展示会でも思わされるとはな……。
「スザクは、俺がゼロであることに気付いていた」とかね、もうね、さっきまでのテンションとの落差!
頭沸かしておいていきなり水ぶっかけるのやめてもらっていいですか????
なんか、すごい、でも、「俺は、たった一人の親友に、銃口を向けた」とか言ってて、あの、はい、うっ……こういうスザルルも好き…………
そんで玉座のコーナーではもう即「俺達二人で、できないことなんて何もない」って言いだすから困ったもんですよスザルルは。
しかも「まずはブリタニアの皇帝にでもなってみようか」みたいな感じで、玉座につくの完全に通過点でしかないルルーシュ君、最高、カッコよすぎ。
って沸かせたところでゼロレクイエムですからね、もうね、本当にボロボロですこっちは。
なんか、「スザク、仮面の中で泣いていたかもな。あいつは涙もろいから」とか言ってて、ウッ、し、知ってたんかーーーーーーい!!!!
無理無理無理無理、ここも脳内でスザクの涙や仮面を撫でるルルーシュ思い浮かべてたらパネルとか映像が目の前にあるし、ほんと、無理ですこれ。
あと、「ナナリーもそんなに泣かないでくれ。一人でも強くなったところを、この兄に見せてくれただろう」とか言ってて、やめろーーーーーーーーーーどんなに強くても泣く時は泣きます!!!!!!!!
もう、すごいここら辺めちゃくちゃ体が傾いて、魂が出かかっていた。
最後のエピローグはスザクの時に聞いたものと同じだったんですけど、ここまでルルーシュの台詞を聞きながら巡ってきた後だとまた違った感慨深さがあって、このダメージから全然抜け出せませんでした。
ルルーシュのガイドでも、無事、死亡しました。
④ゼロの音声ガイド
ゼロの音声ガイドはですね、事前にやばいって聞いていました。
でもね、ゼロ、言うてもこう、ルルーシュじゃない、仮面の男ゼロとして、世界の語り部的な感じでルルーシュ展の案内するんだろうなって思うじゃないですか。
実際、オープニングとか幼少期とか、最初の方は、「諸君はルルーシュ・ランペルージという少年をご存知だろうか」とか、「ルルーシュは第九十八代シャルル・ジ・ブリタニアとその騎士閃光のマリアンヌの長子として生まれた」とかっていう感じで、第三者的な視点でルルーシュの人生を語っていたわけなんですよね。
アッシュフォード学園も、「ブリタニア人子女のための学園だ」とか「テロで何度も危険に晒されてきたが……」みたいな。
黒の騎士団の歩みとかもゼロの視点で語ってたんですけど、なんか、突然枢木神社あたりからヤバくなってきて……
「ゼロが生まれたのはどこかご存知だろうか? シンジュク事変? 枢木スザク強奪事件? ゼロはここ、枢木神社から産まれた」ってえええええそうなのーーーー!?!?
「俺達二人で、できないことなどなにもない、その言葉から……」みたいなことを言っていたような、マジか、そうなの?ゼロって……。
ほんと枢木神社、どの音声ガイドでもやばい。
ゼロバレの件は、確かV.V.に邪魔された(怒)みたいなこと言ってたかな……勿論スザクに知られたことにも触れていました。
で、玉座のところの音声ガイドなんですけど……
_人人人人人人人人_
> 突然のスザク <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
ちょちょちょちょ、スザク君、玉座についた頃は君まだゼロじゃないでしょ、ナイトオブゼロでしょ!?
スザクの声が聞こえた瞬間に肩ビクーーーーーーーッッてなったし!
なんか、すごい、「シュナイゼルのダモクレスは、人々を恐怖で支配し今日を続けるシステムだ」みたいな、めっちゃ冷静で客観的な感じで言ってくれてるけど、え、もう、スザク、この頃からもう、ゼロなの…………?
なんか、音声ガイドのゼロのcv福山潤って書いてあるけど、もしかして最後の最後、ゼロレクイエムあたりで、スザクが混ざることもありえるかもなあ……とか思ってたら、ここーーーー!!!???
予想外過ぎて滅茶苦茶びっくりしたし、混ざるどころか交代だしね。コードギアスさんはいつでも私の予想を上回るよ……。
そしてゼロレクイエムもゼロスザクっぽく語られるのであった。
「悪逆皇帝ルルーシュの死によって、人々は話し合いのテーブルにつくことになった」みたいな感じの、でも、ルルーシュにも語りかけてる感じの、ゼロスザクの、あの声で……。
はい、死亡ーーーーはい、死亡ーーーーー。
確かにゼロ、ヤバい。一番ヤバい。これ、ノーマークだったらもっと死んでたかもしれない。
何度も聞いたのに、死ぬ、という感情ばかりを覚えていて、スザクからのルルーシュへの言葉を、もうあまり思い出せない。ゼロスザクとしての言葉を、思い出せな……っ(´;ω;`)ウッ
完全にWORLD END。もうほんと、これかと。これが、砕け散った夢を明日の果てに響かせるように世界の終りで生まれた光僕ら一つに今風の中ですよ。
完全にWORLD END。もうほんと、これかと。これが、砕け散った夢を明日の果てに響かせるように世界の終りで生まれた光僕ら一つに今風の中ですよ。
ほんと、ここからまた、今まで聞いたのと同じエピローグを聞いたんですけど、スザクとルルーシュが一つになってしまった感がハンパなかった。
同じ音声聞いてるのに、また全然違う味がする。神の所業かよ。
いやーーーーーー凄かった。
枢木スザクの音声ガイドは『僕とルルーシュと時々世界』って感じだったし、
ルルーシュの音声ガイドは『俺とスザクとまあまあ世界』って感じだったし、
ゼロの音声ガイドは『世界の中の、ルルーシュとスザク』って感じでした。
ルルーシュ君とスザク君、二人の世界過ぎるけど大丈夫か??????
いやっ展示されていたパネルなどなどは全キャラめっちゃバランス良かったです!!けど!!
音声ガイドは、もうこの二人、なんかこの二人、本当にお互いへの思いが深い。ありとあらゆる感情が深い。
神展示、神ガイド、神企画、本当にありがとうございました……。
チケットホルダー三種は自引きできて、入場特典カードも女神のお陰で揃ったので、成仏して叛道に臨めそうです。
音声ガイドは、もうこの二人、なんかこの二人、本当にお互いへの思いが深い。ありとあらゆる感情が深い。
思いの強さは世界が変えられる力があるって作中で言ってましたけど、そりゃこの二人なら世界征服できるし、世界救えるわー!と思います。
もう長いことルルーシュとスザクのこと見てきて、長いことスザルルのこと好きなんで、この二人がお互い思い合ってることわかってたんですけど、毎回改めてそんなに好きなの!!???っていう驚きがある。最高。神展示、神ガイド、神企画、本当にありがとうございました……。
チケットホルダー三種は自引きできて、入場特典カードも女神のお陰で揃ったので、成仏して叛道に臨めそうです。
叛道も皇道も復活も我らの想像を遥かに超えそうで、まだまだコードギアスという名の墓に埋まったままの人生が続きそうです。
長々とお付き合いありがとうございました!!
ところで音声ガイドの音源なんとか商品化してもらえませんか!!???!?
どういう形でもいいんです!!!CD化でもDL販売でも動画販売でもなんでもいいんです!!!!
お願い!!!もう一度死なせて!!!(って、どこかにアンケートを送りたい)
ところで音声ガイドの音源なんとか商品化してもらえませんか!!???!?
どういう形でもいいんです!!!CD化でもDL販売でも動画販売でもなんでもいいんです!!!!
お願い!!!もう一度死なせて!!!(って、どこかにアンケートを送りたい)
西暦2017年12月5日という記念すべき日に、行ってきましたルルーシュ君のお誕生日上映会。
正直当日まで何するのかわからなくて、描き下ろしポストカード貰って興道観てキャストさん達の「ルルーシュ誕生日おめでとー!」みたいなコメント観るのかな……?とか予想していたら……
うっそでしょ…………
以下、感想です。
予想外過ぎてびっくりし過ぎてレポを書けるレベルのメモなどとれなかったのであった\(^o^)/
台詞とかうろ覚えなので、ニュアンスで受け取って頂けると嬉しいです。
描き下ろしポスカ、新衣装じゃん!か~~わ~~い~~い~~~~!!美少女みがすごい~~~!!
えっなんで緑の宝石つけてるんですか!?もしかして!?誰かをイメージしてません!?とかぼそぼそきゃいきゃいしながら上映を待ってたら、CMとか一切なしでいきなり暗くなってビクーッした。
そして突然始まる上映前の注意事項。わ~~~ボイス付いてる!!豪華かよーー!
っていうかロスカラの立ち絵じゃん!!!
このルルーシュくん、懐かしすぎて死ぬ。でもなんか台詞の枠はロスカラのじゃないね!?もっとシンプルだった気がする……。
ルルーシュ君が撮影禁止とか携帯禁止とか食べ物持ち込み禁止、特にピザは駄目だ!とか言ってる中で、最後の方にアニメ版16話の壁走りスザクを流しながら「足癖悪いの禁止!」という文字が出て、
「足癖の悪い奴には苦労させられるからな」
とさらっと言っていて、いやどんな苦労してるのーーーー!!????
えっだってスザク君そんな日常学園生活で足癖の悪さ披露することある!?
しかもそれでルルーシュが苦労させられることってある!?
基本靴履いてるブリタニア文化で足癖の悪いところ発揮できるのなんてさぁ……ベッドとかじゃん……?(アッ察し)
初手からとんでもない萌えを喰らいながら十回目の興道を見ました。
何度見ても面白いな~~っていうか何度見てもルルーシュ君が泣くとこでそんなに!!??ってなる。新鮮に驚く。凄い。
さて、問題はここからですよ。
なんか事前にツイッターで名塚さんが「上映前の注意事項はファン必見ですよ」みたいなこと言ってて、名塚さんが知ってるということはナナリーも注意事項やるのか!?まさか声付き!?豪華!すご!と思っていたんです。
でもね、ナナリー出なかったじゃないですか。
まさかそんなもしかして主要キャラクターから一言ずつ「お兄様おめでとう」「ルルーシュおめでとう」とかそういうのがあるのでは…??とかちょっと期待が膨らんでいたわけなんですよね。
もっと凄いのキタ
ストーリーキタ
生徒会メンバー+観客の我らがアッシュフォードモブ生徒になってルルーシュ君のお誕生日会するストーリーキタ何これすご!!!
豪華過ぎない!?!?そして思った三倍長い!!!!
ついにアッシュフォード学園のモブ生徒になれた~~~!!いえ~~~~~い!!
ついにアッシュフォード学園のモブ生徒になれた~~~!!いえ~~~~~い!!
なんかルルーシュ君は自分の誕生日だって全然気付いてなくて、ミレイ会長発案の上映会の準備を一人でやらされて、「この上映会は何が目的なんだ」とか言っちゃってる走りだしで、もうね、全然気付かないし、12月5日って言われてもわからなくて、「12月5日と言えば、バミューダ海域で」うんぬんかんぬんとか言っててスザクに「君は本当に鈍感なんだから」とか言われてて、「お前にだけは言われたくない」とか言い返してて(このやり取りだけで萌える)、とにかく全然言われるまで気付かなかったんですけど!!
ナナリー発案でルルーシュのお誕生日会を開いて、そこにこんなに沢山の人達(我々観客)が集まったっていう、神みたいなストーリーだったんですよ!!
「劇場の皆さんも一緒に!」とか言われて「ハッピーバースデー!ルルーシュ!」って言う展開だったんですけど、我々ほんとそう言うの慣れてないから、発声可能上映とか慣れてないから……私はつい声出したけど周りあんまり声出してなくて滅茶苦茶恥ずかしかった\(^o^)/
でもルルーシュ君にハッピーバースデーって言えたよ!!!!!!!!!なんという僥倖!!!!!
そんで、次に生徒会のメンバーからお祝いのメッセージがあったんですけど、
一番手のシャーリーは日ごろの感謝と、最後に「来年は二人だけでお祝いできるといいな」っていうぶっ込みメッセージだったんですよね。
しかしそのぶっ込みも会長達に「ぶっこんできたわね」とか言われただけでルルーシュ君!!何かコメントないの!?
っていうか来年…………うっ…………叛……道……(´;ω;`)
次はリヴァルで、「お前といると飽きないよな~これからもよろしくな~」みたいな、明るくて軽くて、あ~これですわ友達の距離感って~みたいなコメントでした。
その次はニーナで「お誕生日おめでとう、前に頼まれた確率論も込みのデータ、レポートにまとめたから今度渡すね」とかめっちゃシンプルかつ業務連絡で興味のなさがうかがえて面白かったですwww
次はカレンだったんだけど、当然生徒会仕様の猫かぶりverなんで「私が言うのもなんだけど、あんまり学校休んじゃ駄目よ、ナナリーとシャーリーが心配するから」みたいな感じでした。
で、次に会長だったんですけど、ここもシンプルに「青春は一回こっきり!ガーーッツ!」って感じでした。
なんかね、今までは会長が「まずはシャーリー」「次リヴァル」「はいニーナ」みたいな感じでね、次の人を促してたんですけど、促してた会長が終わっちゃったなと思ってたら、
「次は僕だよ!」
この男、自分からキタ
しかもさーーーーーー
「実は今日僕は、凄く嬉しいんだ。君のことを祝ってくれる人がこんなに沢山いて、そんな人達と一緒に祝えて、本当に夢みたいだ。君ともう一度会えて良かった。誕生日おめでとう、ルルーシュ」
重ーーーーーーーっ!!!!!
この男、重いし、お前はルルーシュのなんなんだよーーー!!!!!(めちゃくそ萌えながら)
いや、わかるよ、私もね、ルルーシュ君がこんなにお祝いされてるのめっちゃ嬉しいよ、ルルーシュ君のこと愛してるからね、よくそういう気持ちになるよ。
スザク君、もしかしてルルーシュ君のこと愛していらっしゃる?(知ってた)
あとねーーーシャーリーの「来年は二人だけで祝えたらいいな」の牽制球が凄い。牽制球だけで完封試合できるレベルじゃない??
しかも全く自覚してなさそうなところが本当に枢木スザク凄いし怖い。
あとキセ誕の時も思ったけどこんな凄いこと言ってるのに生徒会メンバー総スルーだよね凄いよね。
モブ生徒は無理だよスルーできないよ萌えるよ本当公式が一番萌えるよいつも後ろ頭を全力で殴られてる気分だセンキュー……
最後はナナリーだったんだけど、ナナリーは「お兄様への気持ちは、私一人の言葉じゃ伝えきれません」って言い初めて、「皆でお兄様にお祝いの言葉を贈りましょう」みたいな展開になって、突然のルルーシュ君撮影会!!
なんか画面に紅茶飲んでるルルーシュ君が出てきて、「#ルルーシュ誕生日おめでとうをつけてSNSに投稿してね!」とか言われて、オイオイオイオイオイそんないきなり無理無理無理そういうの事前に言っておいてコピペしとくからぁ!!!!
すごく焦ってる時に「そろそろ締め切るわよー!」「会長!まだあそこに打ってる人がいます!」とか言ってスザク君が時間伸ばしてくれて、スザク君の目敏さに感謝したよね……
そういうの一頻り終わって、ルルーシュ君が
「スザク、会長、みんな……」
って順番んんんんんんん!!www
なんかすごい感極まっちゃってる声音だなと思ってたら、
「実は俺は、最近まで生きている実感がなかった。無力な生なんて緩やかな死と同じだと思っていた。だが、今日この日を迎えて、皆に祝われて、生きなければならないと実感した」
重ーーーーーーーっ!!!!!!!
誕生日の主役からこんな重いお礼の言葉初めて聞いた!!!
しかし枢木スザクも重い男なので、感極まった感じで「ルルーシュ……」って応えてた。
お似合い過ぎて凄い、是非とも一生やってろ下さいよろしくお願いします
っていうかルルーシュ君生きなければならないと実感したなら一旦反逆やめとかへん!?あっ、それはそれ?そっか……せやんな……
そして会長他生徒会メンバーは明るい人達ばかりなので「今夜は限界まで騒ぐわよー!!」って感じでこの場面が終わるのであった……
部屋に帰ったらC.C.にも「誕生日おめでとう」って言われて「お前がそんなに素直なのはおかしい!何か裏があるはずだ!」とかきゃいきゃいやってて大変可愛かったです。
いや~~~ほんと画面の立ち絵は全部ロスカラだったんですけど、メッセージ言う時は口パクパクするし表情も変わるしで、凄い凝ってた。
何よりあんなに大物声優さんばかりなのに、この日のためだけにあれだけのストーリーを演じてくれたとか、もう、本当に凄い、全く予想だにしなかった……!!
終わった時には自然と拍手が沸き起こってたよね……最高のお誕生日会でした……
参加できて、とても幸せでした!!公式さま、素晴らしい企画を本当に本当にありがとうございました!!
ていうか興道代1800円にプラス2700円じゃ全然払い足りないのでバンチャで有料配信するか円盤に入れて下さい後生だから!!!お願いもう一度見せて!!!!
そして最後の最後、こんなに幸せなストーリーの後に叛道のキービジュアル告知やめろ下さい心臓が止まります
嘘!!二月すっごい楽しみです!!
まずは全体的に、すごくすごく良かったです。
総集編なのにこんなに続き気になることある!?って思いました。
描き下ろしのシーンも、KMF戦もめっちゃ熱かったし、ここをこう繋げるのか、と驚きも多かったです。
好きな台詞や好きなシーンのカットは悲しかったけど覚悟はしていたし、いやしかし本当にマオ編もシャーリーの件も全編カットとは凄い思い切りだなあと思いました。
アニメ版のコードギアスは、ルルーシュの視点でルルーシュを中心に描かれているにも関わらず群像劇のように他のキャラにもドラマがあったと思います。
興道はそれを、更にルルーシュの視点に絞っているなと感じました。
あと、興道のルルーシュはサイタマでコーネリアに負けてもいないし、湾岸でランスロットにボコられてもいないし、ナリタは追いつめられたけど戦局的には勝利だしちゃんと逃げられたし、シャーリーのお父さんの件もないしで、負けなし・悔いなし・迷いなし・調子ノリノリって感じでそこも予想外でした。
だからなのか、アニメ版のような辛さやエグみ、頭を抱えるような言い表せない感情はマイルドになっているなと感じました。
ルルーシュの負けも悔い迷いも、そしてルルーシュ以外のキャラのドラマもアニメ版にとっては続きを展開するための大事な要素だったので、この劇場版三部作はこれから一体どう展開していくのか、本当に本気で全く予想がつきません!!
でも、軸はズレていないんだろうなと確かに感じさせる作りになっていたので、今後が本当に本当に楽しみで待ち遠しいです!
真面目な感想はこの辺にして、ここからは THE スザルル腐女子の感想です。細かいです。主に描き下ろしの部分について。
いやなんか、てっきり蝉の鳴き声聞こえてくるもんだと思って身構えてたら、鐘の音聞こえてきてファッてなりましたし、まさかそんなルルーシュ君が皇帝陛下に文句言うところからやるとは……最初から予想外すぎてこれぞギアス!!
でもルルーシュ君が皇子であること、日本にいる理由がスマートにわかってなるほどなあと思いました。
しかしさあ!!
「あそこの総理には同い年の息子がいた。籠絡せよルルーシュ!」
籠絡???籠絡って不二子ちゃんとかがよくやるあれですか??
ていうか日本の首相は世襲制じゃないんですけど息子さん籠絡させてそんなに得します???
します!!私が!!
それにしても「同い年の子供いるから仲良くするんやで」っていう意味のツンデレ台詞にしか聞こえなくてびびりました。
そんな極東の島国の総理の息子の年なんて普通知らんで調べたんやろ??
そんな極東の島国の総理の息子の年なんて普通知らんで調べたんやろ??
まあ言うても傷付いた幼いルルーシュ君には悪意のある言葉にしか思えなかったでしょうけど!!
籠絡なんてするもんかって絶対思ったよねルルーシュ君……仲良くなってからもその言葉に若干引っ掛かったりしたのかも……でも結果的にしっかり籠絡しちゃったよね!
まぁルルーシュ君も籠絡されちゃったんで、win-winならぬlose-loseで痛み分けだね!!
それにしてもルルーシュとナナリーが出立したシーン、皇族の皆様とダールトンやジェレミアまで悲しんでて……ヴィ家愛されてたんだなぁ……
ていうか籠絡という言葉に動揺して二回くらい見逃したんですけど見送りしてる中にナイトオブラウンズのノネットさんいたね!?ノネットさんラウンズ歴長い……
枢木神社のあの長い階段を7歳の子供背負って上るのは大人でもキツいと思います……私なら上るだけでキツいと思います……
流れる汗と絶え絶えの声に涙が出そうになった(´;ω;`)
っつーか枢木神社には足腰の悪いご老人用に車で昇れる道とかねーの!?バリアフリー考えて!!
あと日本人が皇子と皇女がいれば戦争は起きないと思ってたの結構びっくりしたんですけど、えっルルーシュとナナリーが日本に来て枢木家に預けられてたのってそんなに認知度高かったの!??
ルルーシュ名前変えなくてほんとに大丈夫??
ルルーシュとナナリーの名前自体があの世界では割りとあるあるネームなのかな……太郎と花子的な……?
それとも預けられてた事実だけは知らされていたけどメディアには名前を伏せられていたのかな。そっちの方がありそう。
FLOWの音楽にあわせてイラドラや一期EDの子スザルルを流すとか神の所業かよー!!
可愛い……尊い……OPで子供時代まとめをやるとは……
OP後ですけど枢木スザク、リヴァル、セシルさん、シャーリーは本当に十年経ってます!?
ルルーシュやカレンは変えてきたな感があるんですけど先に上げた人たちは昔のまま過ぎてビビる……ていうか櫻井さんキセアニの「高い声出るかな……ンンッ、ルルーシュッ♡ルルーシュ♡」みたいなあれはなんだったんだよ!カマトトか!?誉めてます!!
(この後梅田ブルクの舞台挨拶で櫻井さんが「スザクっぽいものにならないか不安だった」って言ってて本気だったんだ……次元の違う話ししてたんだ……と思いました)
あとスザクとルルーシュの再会のシーン、ルルーシュが首を絞められながら「軍の人ですか……っ」「待って、俺は……!」って言ってるのなんか滅茶苦茶に萌えました。
枢木スザクはちょっとは人の話聞いて!!
新規台詞についてなんですけどカレンのこの台詞、
「ルルーシュじゃないと思う、妹の状況を考えたら……」
って甘めにジャッジしてくれてるー!!まあ総集編でコナン君ごっこやってる余裕はないよね……
あとゼロが初手から「枢木スザクを助けないか」って持ち掛けてたのンンッフwwwってなりました。
ここ、アニメだと奇跡を見たら納得するやろ、枢木スザク助けるなんて無理やと思うやん?できるからやったるわ、みたいな流れだったと思いますけど、普通に最初からスザクを助けるって言われたら「いや無理やしそこまで助けなくてもええかな名誉ブリタニア人やし……」ってならん!?扇の立場なら!!
でも協力してもらえて良かったね……祖界ツアーさえやればなんとかなったね!!
で、スザクにフラレた後のルルーシュ君!!
アニメ版よりえっらい溜め息深いんですけど大丈夫!?
傷心っぷりが凄い。スザクに見て欲しい。
「ただいま」のトーンですら滅茶苦茶テンション低い、疲労がにじんでる……
ルルーシュ君スザクにフラレたのそんなにショックだったんだね……
「その様子だと夕飯は済ませてきたようだな」って全然夕飯済ませてるように見えないっつーか食事が喉を通ってるように見えない!!
あとなんかシュナイゼルさんとカノンさんの謎の薔薇園シーンありましたね!?
アニメ版では二期キャラだったカノンさんが一期の合間に出ていてびっくりしました。こういうこともあるのか!
ユフィの皇女バレ、ロイドさんから口頭で聞いちゃったー!?劇的に知らなくて大丈夫!?
「スザク~!見て下さい!猫ちゃん!」
「はい!ただいま~!」
って言って駆けていくスザク、めちゃんこ可愛いんですけど兵士根性しみこんでるなあと思いました。
大幅カットの学園シーンですけど!!
カレンが生徒会に入るくだりはあったのにスザクが生徒会に入るくだりがなくて、えっ、嘘、興道のスザク君、まさか学園で受け入れて貰えずボッチで過ごしてる…??
ナナリーとルルーシュとは他人でいようのまま密会してる……!?(それはそれで萌える、ていうか一冊書ける)
ってなってたんですけど、入場者特典のイラドラで実は猫のくだりやってたことになってて、あっそういう~~!って思いました。もぉ~本編で言ってよね~
黒の騎士団デビュー戦のカワグチ湖もなかったんで、ナリタ連山では「ゼロのグループです!」って言われてましたね!
あとジェレミア卿、ポぺって言わなくなってる……
間接接触の時のスザクの「あ……あぁ……!」みたいな声!!めっちゃエロかったですね!!音源にして持ち歩いて元気がない時に聞きたい……
ここでスザクが父親を殺したことを視聴者に対して見せていましたが、ルルーシュもあれで知ったことになるのかなぁ……マオ編がないからなぁ……
最初はなんであんな幻覚を見たのかわからなかったが白兜のパイロットがスザクだったならあれはスザクの過去なのか、って気付く感じなのかなぁ……全然予想つきません!!
シャーリー、街でルルーシュを見掛けては追いかけて、めっちゃ見失ってるけど、ルルーシュ君もうちょっと背後気をつけて!?
ヴィレッタにもつけられてたみたいだよ!?
ヴィレッタにもつけられてたみたいだよ!?
シャーリーも翌日ルルーシュに言うとか携帯に電話するとかしよう!?
シャーリーが恋してるシーンがあんまり描かれてないし、ルルーシュとのドラマが薄いままシャーリーが死んでしまうのは嫌だなぁ……
でも復活に繋げるなら、やっぱり主要キャラの生死は変えないだろうし……うーーんどうなるんだろう
あとキョウトのシーン!シャーリーの件がないからか、随分和やかになってたなぁ……修羅の道を行くシーンカット辛い><。
「妹に便宜を図ってくれたこと、感謝しています」
って言ってたけど何の話だろう…!?ナナリーとゲンブの結婚の件かなぁ……
でもあれはルルーシュが何らか取り引きしたっぽいし、だとすると感謝することではない……?
桐原さんはルルーシュとナナリーに何をしてくれたんだろう……永遠の謎にならないことを祈る
あとディーーーートハルト!!!
ディートハルトさんがヴィレッタさん撃ってた!!そう来るのかーーー!!
っていうかあのシャワー後のシーンなんなんですかwwwキラッキラしてましたけどなんなんですかwww
カレンのシャワーシーンもルルーシュのシャワーシーンもカットしてディートハルトのシャワー後シーン入れるとか、正気の沙汰じゃねえ……!!
ゲットーで日本人がいきなり歌い出した、「今、ゼロから、全て始めよう」っていう歌、滅茶苦茶面白かったし狂気を感じたんですけど、ED見たら『ゼロこそ我らが希望』っていうタイトルで谷口悟朗作詞だったの滅茶苦茶面白かったですwww
かーらーの、ダーツ!!!!めっちゃ調子に乗ってるwww凄い動いてるwww
ていうか何で船の中にダーツバーとかあんのwwwルルーシュ君お酒飲まないんだから団員に開放してあげてwww
なんでダーツに興じてみちゃったのwww無理可愛過ぎwww
真ん中に当たらないwwwって思ったけど、あれか、あの、ハンターハンターの蟻編でキルアが言ってたダブルアウトっていうルールのダーツやってたのかな??
最後の一投以外すごい機嫌良かったしきっと狙ったところにあてられてたってことよね、そうか、ルルーシュ君ダーツうまいのか……そうか……無理 可愛い
ナレーションベースで殺された片瀬少将、哀れ……
ええっと
で、
はあ…………
ダンッ ダンッ
って聞こえてくるから何かと思ったら、ルルーシュ君が、机、殴ってる……
「白兜のパイロットもわかって良かったじゃないか」
ってC.C.がめっちゃ煽ってくるの結構びっくりしたんですけど、そこにルルーシュ君が
「スザクを敵にしろと?」
って食って掛かるのもヒェッてなったしたし、
「ギアスを使えばいいじゃないか。あいつを部下に」「駄目だ!!」
でもう驚きの連続でここまでで許容量オーバーだったんですけど、予告でも流れてた
「お前は妹のために世界を壊し始めた。なら決めろ。お前が決めろ」
ってナナリーとスザクを天秤にかけさせて、それに対し
「俺の答えは決まっている。だから……!」
で美しい涙を流して終わったの、後ろ頭を殴られたような気持ちになった\(^o^)/
いやだってさ~~~今まで負けなし・悔いなし・迷いなしのルルーシュ君が~~~????ここに来て~~~??枢木スザクのことで~~~~??初めて~~??迷い~~~????涙した~~~~???
ファーーーーーーーーーーー\(^o^)/ーーーーーーーーーーーーーー
いやね、興道のルルーシュ君、「ブリタニアがスザクまでも……っ」の台詞も三割増しでショック受けてるなとは思っていたんですよね、いたんですけど、ナナリーと天秤にかけて泣く程~~~!!!!!
なんかアニメ見てた頃の、「ルルーシュそんなにスザクのこと好きなの!!??」って毎週びっくりしてたことを思い出しました
凄いなあルルーシュ君……
でもね、ルルーシュ君、別にさあ、どっちか選ばなくてもいいんじゃないかな、やりたいこと全部やろう、欲張りキングになろう!!!!
っていうかルルーシュ君が自分で天秤にかけて自分で決めたならいいんですけど、C.C.に煽られて決めるのはちょっと違うくない!?
スザクを諦めきれなかった結果、式根島での勧誘があるのでは!?もう決めちゃったの!?
諦めないで、大丈夫、ルルーシュならできるよ!!スザク説得しよ!!まぁ結局あのアレなんですけど……
でもあんだけ決意込めて涙流して「だから……!」って言ってたのに結局勧誘の流れだったらちょっと面白いな
いや~~~もう本当に、どこまでも先が予想できなくて面白いですコードギアス……
なんか叛道はもっとやばいって小耳に挟んでいるので、まずは沢山興道を見て、二月まで心して生きようと思います。
ここまでお付き合いありがとうございました!
ここまでお付き合いありがとうございました!
劇場版コードギアスⅠ興道舞台挨拶レポ(大阪)
5時起きで新幹線に飛び乗り、インテでイベントからの梅田ブルク(12:50~)舞台挨拶に参加してきました!!
本当に無事に辿りつけて良かった……私の三つ先の席とか二つくらい空いてたんで、多分この台風で来れなかった人達だろうなと思うと悲しくなりました……
そんな方々に少しでも会場の雰囲気をお届けできればと思います。
※!今更ですがスザルル腐女子が書いてます!※
今回は登壇者があれなんで一応書いておかねばと思いました。
では▽からどうぞ。
梅田ブルク(12:50~)は上映後舞台挨拶でした。
司会はサンキュータツオさん。
司会「今日は台風の中お越し頂きありがとうございます。あのお二人ですから、トークも期待していて貰えればと思います」
という一言に「あのお二人」とか言われてるwwwとテンション上がっていました\(^o^)/
このフリの後で、本日の登壇者、福山さん、櫻井さん、土屋Pが登場。
まずは最初の挨拶から。
福山さん「上映後ということで、皆さん、見て、いかがでしたか」
(盛大な拍手)
福山さん「ありがとうございます!」
櫻井さん「やっぱり見終わった後は話しやすいよね。何話してもいい」
福山さん「何話してもいいわけではない(笑)」
と最初から軽快なやりとり。そしてお決まりの初めて見た人アンケートがありました。
福山さん「初めて見た人ー? 恥ずかしいことじゃないので挙げてくださーい」(挙手しながら)
結構いらっしゃいました。俄然東京より多かったです。
福山さん「初めて見たけど恥ずかしいから挙げなかったっていう人ー?」(挙手しながら)
流石に誰も挙げないwww
続いての話題は、新録について。
福山さん「正直、改めてあれができるのかなという気持ちが強かったです。大丈夫かな?と。いざ入るとコードギアスならでは作品作りでした」
櫻井さん「当時を思い出す現場ですよね、今他のアニメでは周り皆年下という現場が多いんですけど、コードギアスは当時下から数える方が速いくらいだったので。先輩たちの背中を見られるのは安心するなと。……でも、やっぱり、全部録り直すんかい!!」
福山さん「いっそ全部忘れさせてくれ!」
司会「土屋さん、全部新録というのはどういう意図で?」
土屋さん「やはり、これから新作を作っていく中で、今の声優さん達、今の時代に合わせるべきという意図で、新録にしました」
司会「新録して良かったと思うことは?」
福山さん「当時、散々やり直して30分くらい残って演じて、結局使われなかった台詞が、今回は使って貰えたのは嬉しかったですね」
どの台詞ーーー!??
めっちゃくちゃ気になる……本編に入るはずだったけど入らなかった新規台詞……どれ…!?
最初の「ありがとう」かなぁ……最後の「ダメだ!!」だったらどうしよう……
櫻井さん「現場では谷口監督に見つからないように隠れてましたね。台詞以外喋らない、目立たないように」
司会「そんなに心配だったんですか?」
櫻井さん「ちょっとした不安はありました。ちゃんとスザクになってるかなって。スザクっぽいもになっているのでは……とか。他の人は、大分煮込んできたので」
福山さん「コトコト煮詰めすぎて大分味濃くなってる」
櫻井さん何言ってんのーーー!?
ちょいちょい本当に新録か疑うくらいスザクだったけど!?十年の時が経ったのか疑いましたけど!?
びっくりする……めっちゃびっくりする……凄い高次元の話をされている……
司会「でも、当時より今の方が技術も上がっているでしょうし、昔の演技はやすやすできる筈では?」
櫻井さん「やすやすできちゃ駄目なんですよ」
福山さん「そこを引き算していかないといけなくて。その演技は三本目でやれって言われたり」
櫻井さん「ワンシーン目で監督に『もう二人殺してる』って言われましたからね」
\ドッ/
櫻井さん「二回出所してる!」
福山さん「TVシリーズではカレンの時だけだったのにね」
櫻井さん「そうそう、あの頃は『カレンの時の方が殺気が凄いんですけど、小清水さんと何かあったんですか?』って聞かれて。何もないです!」
司会「何故カレンの時だけ?」
櫻井さん「今までいいところで邪魔されてきたから、コノヤロー!という気持ちはあったのかも」
このコメント聞いて、な、なるほどーーー!!ルルーシュから見るとスザクにいいところ(作戦成功)で邪魔されてきたけど、スザクにとってはカレンにいいところ(ゼロ捕縛)で邪魔されてきたのかーー!!と今更ながらハッとしました。
確かにカレンがいなければTVシリーズのゼロはめっちゃ早い段階でスザクに捕まっていた……カレンいつもありがとう。
続いて、ギアスやってからどうでしたか?という話題?だったかな??二人殺してるスザクとカレンの衝撃で題材を忘れましたすいません;;
福山さん「ギアスやるまでは、純朴で爽やかなキャラが多かったんです。それがギアスをやってから、企む、目力がある、そして厨二なキャラが多くなりました。こんな感じの」
(公式グッズのギアス手袋で左目を隠すポーズで厨二実演)
櫻井さん「ああ~それが厨二か~」
福山さん「これいいんですよ、こういうポーズとるとギアスマークが見えて」
司会「櫻井さんはどうですか?」
櫻井さん「僕はギアス前、ギアス後という感覚がありますね。演じる役も変わってきましたし。ギアス現場では、監督と音響監督とで指示する人が二人いたんです。さっき監督に言われたことと音響監督に言われたこと、違うんだけどと思ったり」
司会「それは困りますね」
櫻井さん「後々考えたら同じだったんですけどね。自分の中で経験したことがなかった現場だったので、芝居感というか、考え方が変わりました」
続いて、興道で印象的なシーンは?という話題に。
福山さん「アニメ見てた人はわかると思うんですけど、本来『だから』だった台詞が『ありがとう』に変わっていたシーン。代わりに、『だから』が最後に来るんですよ。あそこは印象的でしたね」
司会「櫻井さんは?」
櫻井さん「ジェレミアです。コトコト煮込みましたね」
福山さん「あぁ~」
櫻井さん「何を食べたらああなるんだろう?」
福山さん「常に新しいよね」
櫻井さん「やっぱり成田さんは想像を二回りくらい上回ってきますよね。まぁリテイクになってましたけど」
福山さん「抑えては褒め言葉ですからね! もっとやってじゃなくて抑えてですから」
この流れで土屋さんはどうですかだったのかなんだったのか、この後の一言で流れが全部頭から抜けたんですが、こんなことをおっしゃってました。
土屋P「三部作で、積み残しているのがスザクとルルーシュの関係値です。二人の愛憎劇というのは、盛っていくので今後期待していて下さい」
愛憎……劇……え??盛るって言ったよね??幻聴??聞き間違い??
盛る?盛るの????あれ以上盛る??あれより盛れるの???それ致死量超えてない???
ていうか愛憎劇というフレーズがパワーワード過ぎてここ結構自信ありませんでも叛道死にそうということは理解した。
三部作で積み残してるっていうのは、興道でまだやり切れていないという意味に私はとらえたんですけど、違うかもしれない……梅田ブルクの舞台挨拶に参加した人の見解を聞きたいです……!!
この流れで、お互いのキャラについての話題に。
福山さん「ルルーシュに関しては変わらないですよね。ただ学園シーンがないからよりダメなやつに見える」
櫻井さん「スザクはね、めんどくさいですもんね」
福山さん「面倒くさいけど責められる人じゃない」
櫻井さん「運と間が悪いんだよね、ほんとタイミングが悪い。嫌われるタイミングで出て来る」
す、スザクは悪くないよ!?!?軍人としては優秀なタイミングで出てきてると思うよ!?
ナンバーズとの区別をブリタニアが国是にしてなかったら早々にコーネリアの親衛隊に入ってたのではって思うよ!?
そう考えるとシャルルはナンバーズをあっさりラウンズ入りさせたのなんかずるいな国是はどうしたんだよって話が大幅に逸れました!!
続いては、主題歌の話題に。ここでは東京でも触れていた広がりの話から、Irisさんの語学の堪能さで盛り上がっていました。
司会「Irisさん、八か国語喋れますもんね」
櫻井さん「は!?え??」
司会「八か国語」
櫻井さん「それは聞こえてます!え??何語で歌ってるんですか??」
司会「日本語」
櫻井さん「知ってます!!なんだこのやり取り!すみません付き合わせて」
楽しい舞台挨拶はあっという間に過ぎて、最後に一言ずつの時間になりました。
土屋P「三部作は、総括でもありますがが出発点でもあります。この先もよろしくお願いします」
櫻井さん「当時アニメを見て『面白い』とか『凄い』とかいう感情が、今だと『エモい』とか、今っぽい表現をされるのもいいかなと思います。興道を見て、気になった方は是非OAされたものも見て頂けると嬉しいです」
福山さん「三部作は全て録り直しているのですが、続きの叛道、これはもう凄いことになってきます。特にこことのやりとりが(櫻井さんを指しながら)マジでこう来るの!?という感じで。三部作の続きについては、何も語れないくらい知りません!一緒に楽しみにしていきましょう」
す、すごい濃厚な時間でした……楽しかった……
なんか叛道で死ぬことだけはわかりました!!よし!!殺してくれ!!
もう、ほんと、すっごい楽しみです……とりあえず、叛道の前に興道を繰り返し見て予習して死ぬ準備しておこうと思います!!
はーーーー……盛られた愛憎劇……
ここまで読んで下さってありがとうございました!!